バスの中で
う~ん中々先に進みませんねぇ。
「アクるんは今日も冷たいなぁ。」
と言っている彼女は亜久留の幼なじみである崎原美咲だ。
美咲は学校No.1,2を争う美少女であり、成績上位者でもある。
美咲は友梨と同じ管制科だが友梨は戦闘指揮班、美咲は都市艦システム班に所属している。
美咲はとても優秀な人なのだが…
「アクるんはいつから私に対してそんなクールな態度を取るようになっちゃったのかなぁ?」
「もしかして私に興味があるとか?またまたぁそんなに照れること無いのにぃ。」
「えっ、まさか本当にそうなんですか?兄さん。」
「違う違う。又勝手にこいつが言いたいだけだから好きに言わせておけぱ良いんだよ。」
「…良かった」
「え?何て今言ったんだ?」
「私も今何て言ったのか気になる~」
「別に何でも無いです!」
「あれあれぇ~? じゃあ何でこんなに顔が赤くなっているのかなぁ~?」
「むぅ~」
「いいからその辺で止めておけ。マジでしつこいぞ。」
「は~いはい、分かりましたよぉ~」
(…こいつマジでうぜぇ癖に成績が良いとか、不公平過ぎる。)
そして、港谷高校前に着いた。
「んじゃ、俺はこっちだからまた放課後にな。」
「ではまた後で。」
「じゃぁねぇ~」
そして、亜久留は航空科へと向かった。
…訃報です。この度UAの747ー400様が退役なされました。(大号泣)
寂しい。とにかく寂しい。
誰か心の穴を埋めてぇー