イジメと勘違いは止めよう
僕は高校1年生の たくや だ
そして僕はある奴をとても恨んでいる
そいつは、、、魔王だ
正確には人なんだけど性格は皆がイメージする魔王だ
とても悪い奴で、いつもちょっかいをかけてくる
しかも、毎日学校にくると机に落書きをされている
どうせ魔王だろう
この世界には恨みを晴らすのに取って置きのルールがある、、
格闘だ
シンプルでとても奥深い
色々な戦い方がある
これは対戦したい相手の同意をもらった時点で格闘が始まる
そして、その戦いにはルールはなく死んでしまっても問題ない
相手の同意をもらっているからだ
そして、俺は魔王を殺してしまった
魔王が近づいて来るところを躊躇せず鈍器を降り下ろした
その時はとても清々しかった
嫌がらせは無くなると思っていた
その二日後、また机に落書きがされていた
その時、噂で「魔王君ってたくやの事をとてもヒイキしてたんだよ」
「えーうそー!」
と聞いた
そして、魔王君は俺をいじめる奴を懲らしめたり、いじめを止めるように言っていたらしい
・・・・嘘だ
あの魔王君に限ってそんなわけ・・
あ、そう言えば
魔王君はとても猫が好きで捨て猫をたくさん拾って帰っていたなー
バカなのに勉強も頑張ってたなー
それに、、、優しかった
それを思うと自然と涙が溢れてきた
自分の愚かさを知った
そのあとはいじめが酷くなった
イジメっ子に格闘を申し込んだ
僕はそこで爆発し、久しぶりに魔王君に会うことにした