第十一話 光と天使と歓喜と月――私は、外れ
無限の光が差し込み、此処が選ばれた場所であることを声高に主張している。
全面ガラス張りの其処は、まるで幻日の浮かぶ楽園の如き暖かさを醸し出す。
所々に設置された調度品の類は、その手の品物に疎い陽向の感性から見ても、それなり以上の価値を有していることが見て取れる。
この部屋に来るまでに通ってきた毛足の長い紅い絨毯の敷かれた通路にも、書き手は解らぬが大層な絵画の数々が等間隔でずらりと壁に陳列されていたほどである。
この広々とした、先の中級闘士の食堂よりも遥かに広いにも拘らず――このホールとも言える面積を誇る室内に存在するのは、陽向を含めて五人のみである。
そんな陽向の中に根付く闘士という泥臭い者たちには相応しくない、全く以って煌びやかな世界に足を運ばざるを得なくなったのは――彼女のおかげであったということは言うまでも無い。
「…………」
「…………」
「…………」
「ふふん――貴様の好きな物を運ばせるからな」
その豊かな胸を張って、リュミエールは陽向へと笑顔を振り撒く。
そんな彼女は――光冠を纏った赤日の眩しさと、春闌に舞う可憐な花弁のようであった。
間違いなくリュミエールは、陽向を連れてきたということもあり、歓迎の意を示していた。
しかしながら全てが全て、陽向に対してそのような正の感情を抱いている訳ではないということは、理解させられていた。
よってそのような空気を少しでも緩和すべく、陽向は柔らかな表情を浮かべて――残りの三者へと頭を下げた。
「――お初にお目に掛かります。私、第五階級闘士の末席を汚しております――陽向と申します」
「…………」
「…………」
「…………」
「うむ!」
再度、満足そうな一つの嬉々に三つの沈黙――陽向には、どうすれば良いのか分からなかった。ちなみに、沈黙の内訳は――好奇心、嫌悪感、無関心である。
一人は――きらきらと爛漫に輝く瞳で、その身を乗り出して陽向とリュミエールを交互に観察している。
その年齢も、陽向よりは幾許か下であろう小柄な少女である。
肩口出来る揃えられた黄金色の髪には、緩やかに波打っている。
大きな瞳と小柄な体躯から醸し出す雰囲気は小動物のような愛らしさで、陽向とリュミエールへと交互にその溢れんばかりの好奇心をちらつかせていた。
もう一人は――陽向をまるで汚らしいモノでも目にしたかのように、露骨に蔑んだ視線を突き刺してくる。
長い黒髪をシニョンに纏め、冷たく鋭利な切れ目で遠慮無しに陽向をねめつける。
しなやかな脚を組み、突如現れた闖入者を睥睨するのだ。
女性に責め立てられることを好む男にとっては、彼女は理想のご主人様ではなかろうか。
されど、意外とこのような女性こそ、男にリード……攻め立てられるのが――ふと、そんな下賤な思考を嗅ぎ取ったのか、彼女の視線が一層厳しいモノとなる。
そうして最後の一人は、陽向が室内へと足を踏み入れた時に一瞥したのを最後に――それ以来、自身の手元の本へから顔を上げることも無い。
目元を隠すほど伸ばされた藍い髪は、他者よりの干渉を遮断する不可視のカーテンのようである。一瞬だけ、その間よりちらりと瞳が垣間見えた。
それでも、陽向からも見て取ることのできる口元は、艶やかな潤いを以っていた。
三者三様――その表現の通りであった。
陽向ですが、室内の空気が最悪です――そんな独り言は、口には出さない……出すことなど、出来やしない。
陽向の中にある感情は、只一つ――此処は相手のホームだ、気を抜いたら命を落とす、と。
兎にも角にも、未だ陽向は現状を把握できずにいた。
此処が、この闘技場には中々にして不釣り合いな空間であるということ。
そして、先のリュミエールの言葉を正直に受け止めるのであれば、此処が彼女が日常的に利用している食事の場である、と。
厳密には、この贅沢な宮殿は一体何なのか。
何より、陽向の視界に映る見知らぬ少女たちは、誰なのか。
疑問が生じる、情報が足りない。
よもや陽向は、知らず知らずの内に透明の中に張り巡らされた蜘蛛の糸に絡め取られた羽虫ではないのか――との錯覚を起こすほどである。
幾らなんでも迂闊であったかなどと思案するには、時既に遅し――今は平静を張り付けて、乗り切るのみである。
案内された先のソファへと座るようにと勧められ、陽向は黙って従う他なかった。当然のように、陽向の隣にはリュミエールが腰を下ろす。
無言の圧力に晒されながらも、陽向はそれとなく辺りを観察するが――その様子も、直ぐに身を寄せて隣へと座る彼女に気取られてしまった。腐っても……ではなく脳内お花畑でも、彼女が最高峰闘士である第十階級であるということに変わりは無いのだから。
「――どうした? 此処が、気になるのか?」
「……こういった場所には、私あまり縁が有りませんでしたので」
「そうだろう――中々に、凝って造られている場所だとは思わないか?」
「えぇ、とても素敵な処ですね。煌めく陽光が照らす此処は、まるで神話上の光の宮殿のようだ――差し詰め貴女は輝きに惹かれた私を照らす、太陽の女神なのでしょうか」
「なっ……い、いきなり恥ずかしいことを言うな!」
瞬時に頬を紅潮させるリュミエールへと、陽向は微笑み追撃を掛ける。
機嫌を損ねたら――殺されるかもしれない。
食事が運ばれてくる前から、陽向はリュミエールの相手をするだけで満腹になっていた。
更に――この場には、一言も言葉を交わさずとも
「……失礼。私は、嘘を吐くことが出来ないものでして――特に、絶世の美女を前にすれば尚の事」
「もぅ……ばかものっ……!」
俯きつつ、小さく吐き出すリュミエールへの感触は、それほど悪くは無いようであった。
――されど、この茶番の観客の反応はまちまちである。
九死に一生とは、まさにこの事――迂闊な発言も出来やしない。
主導権を握られてしまっては、いつ取り返しの無い事態に追い遣られるかもしれないと――陽向は、自分の方から話題を提供し続けることにした。
「しかしながら、改めて拝見させて戴きますと――此処は、本当に凄いお部屋ですね」
「ふふん――まぁ、私たちがわざわざ造らせた所だからな」
「造ら、せた……?」
「あぁ、第十階級ともなれば、それなり以上の権限も有しているからな。此処は、私たちの為だけの空間だ」
リュミエールは口にした――私たち、と。
その単語を受け取った陽向が改めて辺りへと視線を送ると、待ってましたと言わんばかりに――金細工如き輝きの少女が、口を開いた。
「えへへっ、そうだよ! この部屋は、あたしたち特権階級専用のサロンなんだよー?」
「特権階級……ですか?」
「うん! この闘技場に存在する第十階級闘士――ここに居る、あたしたち四人の憩いの場よ」
先よりの――陽向の疑問へと解が降り注ぎ、理解に至る。
つまり、この少女を含めた彼女たちは、闘士として最高レベルの力を有しているという事実に他ならない。
何とも無しにそう口にした少女の言葉を再度噛みしめて、陽向はゆっくりと口を開く。
「第十階級、ですか……私からすれば、雲の上の方々ですね」
「えへー、そぉ?」
「えぇ、私のような右も左も判らぬ新米にとっては尚の事ですよ――可憐なお嬢様」
「可憐だなんて、やだもー!」
「いえ、私は事実を申しただけですので――美しい方を美しいと表現するのは、男としては当然のことでしょう?」
「おにーさんったら、ホント口が上手過ぎー! どうせ他の娘にも、言ってるんでしょ?」
「さて――? 私は単に、嘘が吐けないだけの不器用な男ですので」
にこりと微笑みながらさり気なく持ち上げる手法に出た陽向であるが、その選択肢は中々の好感触であるようであった。
頬に両手を当て、くねくねと体を左右に揺らす少女も満更では無いように感じられた――陽向の隣から湧き上がる、地獄の灼熱を髣髴とさせるまでの熱情が無ければの話であるが。
視線を向けるだけでも、その網膜をも焼き尽くされてしまうそうなほどであるが、無視すると言う選択肢はこの期に及んでありえないだろう。
覚悟を決めて陽向が横へと向いたところには、当然の如く不貞腐れたリュミエールの姿。
先の少女との談笑に対し、おもしろくなさそうに頬を膨らます彼女は――その凛とした佇まいとは掛け離れたギャップは、可愛らしくも映る。
されど、其処に安心感は皆無であるということを陽向は知っている。
先日の邂逅時に植え付けられた、執着の種――そして何より、先程中級闘士食堂で繰り広げられた灼熱の顕現を忘れられるほど、陽向は御目出度い脳みそを抱えてはいやしない。
男は敷居を跨げば七人の敵あり――その人生には、いつ何時約差異が訪れるやもしれぬ。
この世界に墜とされてから綱渡りは承知の上とは言え、このような場所で骨も残らず獄炎へと身を晒すことは御免被りたい。
そんな心の内を悟られぬよう、陽向は当のリュミエールの頬へと緩やかに右手を伸ばした。
陽向の指先と掌を感じたリュミエールの左頬は、ほんのりと熱を帯び――陽向と視線を絡めた彼女の瞳は、恥入るように小さく逸らされた。
「申し訳ありません、リュミエール様――少々、退屈させてしまいましたか?」
「ふんっ! その小娘――アンジェラと、好きなだけ喋っておれば良いではないか……!」
「そのようなことを、仰らないで下さい……貴女という太陽を失って立っていられるほど、私は強くありません」
「し、知らん知らん! 知らんもんっ! 貴様のことなど、知るものか!」
「リュミエール様――」
「あっ……」
彼女の名を呼んで、更に肩へと手を伸ばし――優しく抱き締めた陽向へとリュミエールは小さく声を漏らす。
その身を小さく竦める姿からは、覇道を逝くの天道の面影は微塵も感じられない。
されど、油断は禁物だ。注意一秒、怪我一生――一瞬の気の綻びで、死灰となりて地に還るのは陽向としても遠慮願いたい。
故に揺さぶり、揺さぶり――陽向は、彼女へと揺さぶりを掛ける。
此処が生死の境界線――運命のホライゾンは、どちらへ。
「……リュミエール様」
「ぁ……ぅ……ぃやぁ……」
陽向は開いている方の手で、リュミエールの流れるような炎髪を梳きながら――彼女の耳元に口を寄せて、再度その名を囁いた。
ありったけの甘さを込めて――溢れんばかりの虚勢を張って。
陽向の鼻孔を、男の脳髄を刺激するような女性特有の甘い香りが支配する。
当のリュミエールは、耳へと掛かる陽向の吐息がくすぐったいのか――それとも、羞恥に戸惑いを覚えているのか。
陽向に確保され逃げ場の無くなったリュミエールは、小さく……小さく身を捩る。黄昏時の仄日の如く緋に染められた貌は、最早臨界寸前であろうか。
掴んだ好機は逃さない――陽向が理解した、人生における重要事項の一つである。
総員総攻撃を掛けよ――陽向の脳が、身体中の体細胞へと指令を下すのだ。
機は今ぞ――畳み掛けろ、畳み掛けろ、畳み掛けろ。
お前の進退が、正に今、此処に掛かっているのだ――と。
「リュミエール様」
「んぅ……あっ……」
三度――陽向は、彼女の名を呼ぶ。
リュミエールの細く艶やかな髪から、陽向は一旦手を離す。
陽向の手より伝えられる、柔らかな感触を享受していたのか――リュミエールは一瞬だけ、残念そうな表情を浮かべた。
陽向は一度彼女の耳元より口をは無し、リュミエールの正面へと向き合って――彼女の顎へと指を添えて、少しだけ顔を上げさせる。
交じり合う視線、溶け合う吐息。
まるでこの部屋に、この空間に、この世界に、この次元に存在するのが二人だけであるかのような錯覚を――陽向は、リュミエールへと与えるのだ。
潤み瞳に浮かぶのは、未知へと続く熱情か――陽向の目に映る、蕩けんばかりに縋るような表情のリュミエールが其処には居た。
陽向は止めの台詞を、言の葉へと換える。
「貴女の潤んだ視線を独占することを、どうか今だけはお許し下さい」
「ヒナタ……」
「貴女の芳醇な香りをこの身に染み込ませることを、どうか今だけはお許しください」
「ヒナタ……っ」
「貴女の時間を強欲なまでに支配することを、どうか今だけはお許しください」
「ヒナタっ……」
「貴女という存在に私だけを刻み込むことを、どうか今だけはお許しください」
「ヒナタぁ……」
互いに名を呼び合う二人は、傍から見れば比翼連理の番であろうか。
「――リュミエール様」
「ヒナタ――」
されど間違いなく、その内に秘める感情は異なるものであると、陽向だけは理解している。
そして陽向は――少しばかりやり過ぎてしまったということを、反省する羽目になった。
「……んっ」
目をぎゅっと閉じて、その紅唇を恥らいながらも、小さく突き出してくるリュミエールを前にして――陽向は、気付く。
――この状況は、不味い。
非常に、不味い。
陽向から見ても、それは宛ら映画のワンシーンのように、美しい光景である――主演男優が、自身で無ければとの前提条件付であるが。
陽向は思考する――この窮地を脱するために、己の脳細胞を躍動させ、脳内分泌物を絞り出す。
思考し、思案し、模索し――更に思考を加速させる。
それでも、時間は待ってくれやしない。
そして、曖昧な形で事態を集約することを許してくれるほど、リュミエールは甘くないだろう。
己の理解の範疇を超越した存在を弄んだ狩人の如く、容易く陽向の魂は一変の慈悲も無く無に帰すであろう。
如何ともし難い進退窮まった陽向であったが、以外にもと言うべきか――完全に蚊帳の外と思われていた彼女の口から救済の音は上げられた。
「――ぃ、いいかげんにしろー! いちゃいちゃすんなら、自分の部屋でやりなさいよ!」
その声はの主は、陽向入室時より冷たい視線を送ってきていた黒髪の彼女のものであった。
当事者でないにも拘らず、顔を耳まで真紅に染め上げて目を三角にする彼女の怒声に――先程まで、ぽーっとした夢現な表情を浮かべていたリュミエールが、はっと我に返って反論する。
「だ、だ、誰がっ! 誰が……その……ぃ、いちゃいちゃなどしていたというのだ!?」
「アンタたちしかいないでしょ!」
「部屋っ!? ま、まだ部屋に入れるのは早過ぎるだろうっ! いやらしいっ」
「そのいやらしいコトを、此処でおっぱじめようとしてたのは何処の誰よ!?」
「そんな輩が居るのか! 全くけしからん!」
「アンタたちのコトよっ」
「なっ――!」
「なぁーにが、『ヒナタぁ❤』よ!? 処女が一丁前に、オンナの顔してんじゃないわよっ!」
「しょっ、しょ、しょ……■※☆○$%▼! い、い、言い掛かりも大概にしろっ!」
「オトコの前だからって、バレバレの見栄張ってんじゃなわよ――純然たる事実でしょっ」
「う、うるさいうるさいうるさいっ。そ、そう言うベアトリス――貴様だって、同じではないか!?」
「は、はぁ! 何言ってんの!? 何失礼千万な事、言っちゃってんの!? アンタってばホントにバカなんじゃない!?」
先の雰囲気は霧散したものの、喧々と次なる衝動が巻き起こる。
如何したものかと思案したところで――リュミエールにベアトリスと呼ばれた女性は、陽向を指差してキッと睨み付けた。
――所謂、飛び火である。
「大体、この男ってばイヤらしいのよ!」
「ひ、人の恋人を指差して、失礼なことを言うな!」
陽向は、心の中で何度目やも知れぬ訴えを叫ぶ――自分たちはいつ恋仲になったのか、と。
されど当然、声には出さない――出せない。
「アタシは、ホントのコト言っただけでしょ!」
「それの何処が事実だと言うのだ!?」
「ハァ!? 誰の目から見たって、そうでしょ! 声がイヤらしい、顔がイヤらしい、佇まいがイヤらしい――言葉遣いも、仕種も、吐き出す台詞もキザったらしいことこの上無いわっ!」
「ふんっ! それはベアトリス――貴様の目が狂っているから、そう見えるのだ」
「ゼンモンドウみたいな屁理屈捏ねてんじゃないわよ! オトコ見る目無さ過ぎ! チョロ過ぎ! アンタは夢見る乙女かっての!」
陽向にも言いたいことが無いわけでもないが、ベアトリスの指摘は凡そ的中しているだろう。
この二人は、付き合いが長いのであろうか――なんて現実逃避にも似た思考に、陽向が埋没しそうになるが……やはり、そうは問屋が卸さない。
心底勝ち誇ったような薄ら笑いを浮かべて、リュミエールはベアトリスへと言葉を紡ぐ。
「やれやれ……これだから、想い人も居ない女は困るのだ。僻み根性丸出しで、余裕が無さ過ぎではないか? ん?」
「こっ、このアマ憎たらしいたらありゃしないわ! 自分だって、年齢イコール恋人無し歴の分際でっ!」
「貴様の眼は、やはり路傍の石だな――私の隣に居る者が、見えないのか?」
「居るわね――イヤらしくて、キザったらしくて、詐欺師っぽくて、胡散臭くて、女っ誑しっぽい害虫が一匹」
そして、陽向へと飛んで来る絶対零度の熱視線――心に穴が空きそうである。
陽向も決して、言葉だけで心折れるほどヤワな神経はしていないはずであるが――やはり、当のベアトリスも第十階級闘士なだけあるか。彼女の発するちょっとした視線や言葉の端々にも、骨を砕き内臓を押し潰すかのような不可視の圧力が存在している。
きっと適正アビリティが無ければ、陽向にとってもそれは有害な負担として圧し掛かったことであろうか。
それでも、この場において陽向に出来ることと言えば――ただただ、微笑みを張り付けた置物となることくらいしかないのが、力の無い者の悲しい性である。
こうして、陽向を挟んだまま巻き起こる小さな嵐は――アンジェラが、予め気を利かせて注文していた昼食の品々が運ばれてくるまで、続くのであった。
*
☞ 外的要因により、ステータスが変化します。
┏〖 ひなた の すてぇたす 〗━
【力】25
【技】30
【耐】5
【体】10
【魔】45
【精】65 → 70
【知】40
【速】30
【運】1
┗
☞ ステータスの変化及び外的要因に伴い、
新規アビリティーが発現します。
┏〖 ひなた の あびりてぃ 〗━
【三蔵】
環境適応性、知識・技術の吸収率、自己の成長性、
スキル・アビリティの発現率が極めて高い。
【阿魔羅識】
自身の性質の成長に伴って、最適なスキル・アビリティに変化する。
【阿羅漢】
何者にも、動じない――何事にも、例外は付き物である。
【陽慾恋利・日凛御殿】
陽が昇る日中、ステータスに莫大なボーナス。
【四諦】
捻じ曲げ有られた運命は、好機と災禍を引き寄せる。
【飛輪の偏愛】
知覚外からの悪意・害意・敵意を含む現象を遮断する。
今夜は寝かせないぞっ――だーりんっ☆
NEW!【成劫】
ステータス変化の際、上下に拘らず幅が大きくなる。
┗
☞ 外的要因により、新たなスキルが発生します。
┏〖 ひなた の すきる 〗━
【愛河】自身の魔力を物理エネルギーを有した現象に変換し、操作する。
【我空】→【✖LOST!】
【天照武速・天津陽弧涅命】
日中のみ、行使可能。
対象を圧倒的な熱量で焼き尽くし――消滅させる。
NEW!【反照燦爛・亜召呼耶音尊】
日中のみ、行使可能。陽が高いほど、効果が高くなる。
自身の全能力を爆発的に上昇させる。
┗
☞ リザルトを終了します。




