第八話 伴わぬ輝き
夕飯も済ませ、シャワーも終え――相も変らぬ煤けた自室の中で、現在陽向はルームメイトと膝を突き合わせていた。
しかしそれは、就寝前の単なる歓談時間――という訳ではなく、話題は専ら闘士として行われる次なる試合についてであった。
「次の試合で、俺たちも昇級か……」
自身の前に置かれた杯を、軽めに傾けながら呟いた――そのシュウの一言から、今宵のそれは始まった。
陽向を含めたルームメイト全員は、新人戦より行われた三戦全てに勝利することができていたのである。
何処と無くしんみりとした色を含んだシュウの言葉に、バレットは手に持っていたグラスを一息で空にしてから、
「何だ、不安か!? なぁに、肩肘張ってもしょうがねェだろオイ! オレたちは、今まで通りやればいいんだよ!」
――そう言った。
珍しくそれに同調するかのように、エルネストも静かに口を開いた。
「そうだな――今更ジタバタしたところで、どうしようもないだろう」
「ま、そりゃそうだけどよ……やっぱり、な」
「僕だって、その気持ちは分からなくもないけれどね」
シュウの気持ちを完全に否定するのではなく、ほんのりとした同意をエルネストは残した。
ここまで陽向は、三人の会話へと静かに耳を傾けていたのは、自身へも関与する事柄に対する思案を巡らせていたためである。
それは、陽向たちにとって闘士となって四度目の試合――次回に控えた闘いは、新人闘士にとってある種のターニングポイントとなっているためである。
つまり――今まで行ってきた試合と次の死合を含めた四度の闘いは、主に新入りの力量を図るためのものなのだ。
闘士となってからの個々人の力の程を、闘技場を管理する者たちが見極めて――より高いエンターテイメント性を演出するために、闘士に合った階級へと割り振るとのことである。
要するに闘士デビューしてから闘技場の経営陣へ、そして観客へと己の力を十二分に示した者は、その力をより生かせる――更なる盛り上がりを見込めるであろう階級へと押し上げられる、とそのような説明を初めに受けていたことを陽向は思い出す。
よって、この初めの四回分は闘士としてより早く上の階級へ――より良い待遇を望める環境への特急券に化ける可能性を、大いに秘めているのであった。
『新人』としての名札が取れてからも地道に戦績を重ねることで、当然に上の階級へと昇ることは可能である。
されど初めに結果を叩き出せば、その分上級へと掛かるであろう時間が絶対的に短縮されることとなる。敢えて揶揄するのであれば、トーナメントで言うところのシードのような快適さであろうか。
故に、闘士と言う名の修羅の門へと足を踏み入れる者は、皆初めにこそ最高に力を入れるのであった。
しかしながら、其処に待ち受けているモノは決して良いものばかりではない――そんな自身の思考を肯定するかのように再びエルネストが言葉を紡ぎ、陽向が新たに問いかける。
「でも、シュウの不安も当然のものだろうね」
「それは――所謂、難度という意味で……か?」
「そうさ、ヒナタ――一足飛びに階級が挙がることにより受けられる恩恵は、確かに大きいさ」
「……あ? じゃあ、何がダメだってんだよ?」
陽向と――そして頭上に疑問符を浮かべるバレットへ、エルネストは話を続ける。
「より早く上級へと駆け上ることが出来ると言うことは、そこで勝利した場合の見返りは今よりも確実に大きくなる」
「だろうよ! 勝ったら貰える金が多くなる、良い施設が使えるようになる、上等な武具が手にし易くなる――いいコト尽くめじゃねェか!? な、ヒナタもそう思うだろ!?」
「ふむ、そうだな……しかし――」
「ヒナタは、やはり理解していたか。考えてもみたまえバレット、――其処で美味しい思いが出来ると言うだけで、済むはずがないだろう?」
「あ゛? だから、何がダメなんだよ? オメェもまどろっこしいマネしてないで、さっさと言えや!」
つまり、と――一呼吸置いて、エルネストは丸メガネを指で軽く直してからこう言った。
「上の級に行くと言うことは、其処にはその階級に相応しいだけの力を持った闘士が居座っている――早い話が、強者が多くなり簡単には勝てなくなると言うことだよ」
「だけどよ、オレたちは今までの試合で力を試されてきたってんならよ――その階級に居る奴等だって、大体送られるオレらと同じくらいの強さなんじゃねェの? 確かに、今までみたいにペーペーばっか相手にするわけじゃないから、それほど楽勝ってワケにはいかねェかもしれんがよ……」
剃り上げたスキンヘッドをぴしゃりと叩いて、バレットは提言する。
されど陽向はエルネストと同じく、この飛び級により起こり得る弊害を理解し、決して軽く見ることは出来ずにいた。
そこに――陽向たちの会話により焙り出されてきた問題点へと気が付いたシュウが、沈黙を排除してゆったりと口を開いた。
「要するに、ヒナタとエルの言ってることってのは――俺たちは本当に、実力に見合った階級に行けるのかってことだろ?」
「あぁ、その通りだ――君と同様に私、もその部分へと些か以上の引っ掛かりを覚えていた」
「やっぱり、それこそが何よりの問題点だからね。僕も真に、其処だけが心配なのだよ」
「あ゛、お、え゛……シュウも解ったのか? ――な、何オメェら納得してんだよ!? 解ってないオレだけが、バカみてぇじゃねぇか!」
「バレット――みたいでは、ないだろ? くっくっくっ、今の君はそのものじゃないか? ん?」
「んだとコラ! ケンカ売ってんのかエルネスト!?」
バレットとエルネスト――酒も適度に入った状況で始まるこの二人の絡みが、やたら長くなると理解していた陽向は、早急に本題を片付けるべく手を叩いて割って入る。
同室での生活を初めて早半月以上が経過しており、こうして軽口を叩き合える仲ではあるものの、飲酒が伴うと加熱もしやすいのだから仕方がない。
「はいはい――二人とも、落ち着け。私たちの実力以上の階級に送られてしまい、安定した勝ち星が拾えなくなるどころか、生命危機のリスクも大幅に跳ね上がる――エルが言いたいことを纏めると、凡そこのような感じであろう?」
「ふぅ、流石はヒナタだね……君は本当に、話が早くて助かるよ。闘士としての力の測定だとは言え、所詮決定を下すのはこの闘技場の経営陣だ。仮に僕たちを――そんな目を付けた闘士を、より高い階級で運用した方が闘技場にとって有益なものとなる可能性があるとの判断が為された場合には、そのような境遇に陥る可能性も大いに存在し得るだろうね」
「そうだよな――勝てば上がる、負ければ下がる。とは言え、そこに俺たちの意志はほとんど存在しないもんな」
「あ゛ー、やっと分かったぜ! オメェが考えてるのって、アレだ――テメェより明らかに格上の野郎共の中に放り出されちまった時のコトを心配してんだろ?」
「だから、先程からそう言っているじゃないか」
溜息交じりに――それでいて、何処か楽しそうに頬を緩ませながらそんな台詞を口にしたエルネストへと、バレットは豪快に笑い飛ばした。
「ハッ! 相変わらず、肝っ玉のちいせェ野郎だぜ! いいか!? オレたちゃなんだ? 一体何だ――闘士だろ!? それ以上でも、以下でもねェ! 向かい合った相手を、ただ倒す――何処の階級にいたって、やることはただ一つ。たった、それだけのコトだろうがよ!」
「――そうだな。あーだこーだ言ったとこで、結局俺たちに出来ることなんて……そんなもんだろ」
「不安を口にする暇があれば、己の鍛錬に時間を費やせと言うことだね――偶には君も、まともなことを言うじゃないか」
言うは易し、行うは難し――されど、ある意味では事実にして真理の如き的を射たバレットの物言いに、陽向を含めたルームメイトたちの間に委蛇として漂う沈みかけていた空気を見事に霧散されるものであった。
「――今後の闘いで後悔しないような結果を残すために、せいぜい足掻こうではないか」
「あったぼうよヒナタ! オレは……オレたちは、絶対に上がるんだぜ!」
「あぁ、私たちがすべきことなど――初めから決まっているのだからな」
自らのグラスを空にして――ゆらり、と陽向は微笑したのであった。
この瞳に映るのは、栄光か……それとも転落か。
それは、依然として見えてなどは来なかった。
*
「へぇ、これはこれは……キミが、今話題の張本人だろ?」
「――質問の意図が、理解出来かねるな」
闘士となってよりの第四試合――そして己の階級決定が掛かった、陽向たち新人闘士にとって最後の試合である。
毎度変わらず、陽向の登場と共に湧き上がる会場に、いつもながらのテンションも最高潮をキープしたままでのマイクパフォーマンスも冴え渡る司会実況者の声が響き渡る。
七日ごとに訪れる、円形の戦場。
個人と個人が――一人と一人がぶつかり合って鎬を削る、最古にして最小の闘争の形を具現化し表現するためのステージ。
実際に闘うモノに持っても、周囲から観覧する者たちにとっても――この場は紛れも無く、血沸き肉躍る波乱の祭典であることに違いない。
が――陽向にとって、問題の焦点は其処には存在していない。
顔の造形はそれなりに整っていると言う部類に入るものの、そのヘラヘラとした他者を莫迦にするが如き締りの無い表情が、見る者に不快感を及ぼす――事前に掲示板で告知されていたことより、男の名がデズモンドであるということだけは陽向も理解していた。
陽向が訝しげに視線を送る、その先に佇んでいる――そんな一人の男が発した言葉に、問題の理由は起因するのであった。
「……だからさぁ、キミなんだろ? 『シンシンキエイ』『シュウモクビレイ』『ユイツムニ』――そんなカンジで、巷を賑わせてる新人闘士ってさ」
「もう一度だけ、言う――質問の意図が、極めて不明瞭だ。言いたいことがあるなら、端的に簡潔に述べてくれ」
僅かに苛立ちを感じるのは、そんな他人を小馬鹿にしたかのような態度に依るものか。
果たして、陽向の視線の先でコリシュマルドを弄びながら、言葉を撫でまわすかのように紡ぐ男へと再度問い掛けた。 更に、彼が身に着けている衣服や装飾品の類からは、デズモンドという男がそれなりに裕福な暮らしをしてきたということが容易に窺うことが出来る。
他の――食い詰め者となって仕方なしに闘士となった者や、己の腕一本で闘ってきたような者とは身形も雰囲気も異なっているのだ。
どちらかと言うと、シュウやバレット――陽向との対戦を組まれてきた、新人闘士たちとは違う。どちらかと言えば、エルネストの立場に近いのではないだろうか。
ただし、纏う空気はまるで違っていたけれど。
長さ八十センチメートルほどの、煌びやかな装飾が施されたそれは、本来両手で持つタイプの刺突武器であるエストックを参考にして、決闘用に容易く片手で扱えるように製造された細身の剣である。
確かに細身であるデズモンドの姿からは、彼が大振りな鈍器や全身を覆う重厚な鉄鎧を纏う様には考えられない。
故に、その得物の選択はデズモンドの細腕には、なかなかに適した選択であると言えよう。
束の間に陽向は、そのような思考を巡らせていたが、デズモンドから掛けられた声に耳を傾けさせられることとなった。
「えー、ホントに判ってないワケ? それとも、わざとはぐらかしてるのかな? ……だったら君、性格悪いって言われない?」
「……話がそれだけならば、そろそろ始めたいのだが」
「待って待ってよ、そう焦んなって! 本番前のちょっとした、お喋りじゃないか。舞台前に行われる前座みたいなものだよキミ」
「…………」
「要するに、だよ。確か、ヒナタだったよね――ボクにとって、キミはとっても邪魔なんだよ」
相手にするのも馬鹿馬鹿しいとばかりに沈黙を貫く陽向へと、デズモンドは豪く勝手なことを宣言する。
「だってさ、そうだろ? 確かにキミは……まぁ、ボクほどじゃないにしろ顔も整ってるし、背も高くスマートだ。新人戦以来全ての試合で圧倒的な勝利を収めているし、オマケにどうやったのかは知らないケド、上手いコト経歴も隠してミステリアスな演出もバッチリだよね」
「――だから、それがどうしたと言うのだ」
「格好良くて、強くて、秘密もある――そりゃ、観衆に人気も出るってもんさ」
「……何が言いたい?」
「それって、どう考えてもオカシイだろ!? ボクは君より美形だし、同じく新人戦以来の戦績も完璧だ――いや、君よりも確実に華麗に勝ちを上げたくらいだ! それなのに何処でだって話題になるのはヒナタ、ヒナタ、ヒナタ……ッ! 良い意味でも悪い意味でも、周囲は君の話で持ちきりさ!」
「成程――私が勝ち続けていると、自分が目立つことが出来ない、と?」
「あぁ、そうだ! 気に入らないんだよッ! ボクの方が優秀なのに――キミばかりが目立つだなんて、そんなのどう考えても許されないだろ!」
先の軟派な余裕は何処へやら、と――デズモンドは離れていながらも、顔を歪めて陽向へと細身の剣先を突き向けている。
「いつだって、そうだ……ボクは優れているのに、周りにはそれよりも持て囃される奴がいるんだッ! ボクの方が出来が良いのに、何故家を継ぐのは兄上の方なんだ!? ボクが一番の成績を収めていたってのに、何でクラスの奴らはアイツの周りに集まるんだよッ! 適性試験の時もだッ――そんなペラ紙一枚の診断で、人格を否定されて堪るかクソッ!」
「おい……何を言って……」
「煩いッ! ボクが……ボクが一番なんだ!」
最早、陽向の視線の先で喚き散らすデズモンドの瞳には、一体何が映っているのか――それは、誰にも解らなかった。
そして――戦闘開始の宣言と共に、死合の火蓋が切って落とされる。
未だ――何やらブツブツと呟いているようなデズモンドを前に、陽向は確実な手を打つためにスキルの行使を試みる。
「其方の事情は微塵も解らぬが、私も私のために、君に負けてやるわけにはいかないのでな。万貫を練り上げろ――【我く……ッ!?」
「くっ、くっくっくっ……あっはっはッ! バカだねぇキミ! 試合が始まったってのに、ボクが何もしていないで錯乱しているとでも、本気で思ってたワケぇ?」
急な事態に、思わず陽向はスキルの行使を中断してしまった。
突如、己の身体へと襲い掛かった途轍もない不快感へ僅かに顔を顰める陽向を――デズモンドは心底可笑しそうに、嘲笑っている。
その不快感の正体は――不可視の拘束。
奇しくもそれは、過去に陽向が行使した【愛河】に絡め取られたかの様であった。
「ふむ……外れそうにないな……」
「ははっ、ボクの【呪縛】は良く利くだろ? でも……意外と冷静なのが気に入らないねぇ。そう言えば、前にキミも似たようなコトをしてたよね――だからかな?」
「…………」
「ハッ! そのすまし顔が、いつまで持つか見物だよ――これを前にしても、その冷静さを保てるかねぇ!?」
依然として体を動かすことの出来ない陽向へと、嬉々とした表情で一歩ずつ近付いてくるデズモンド――それは、まだ良い。あの男相手では、陽向も接近戦で負けるとは考えていない。
この時点で陽向にとって最も問題なのは、己の身体の自由が利かないということ以外にも――デズモンドが右手に携えたコリシュマルドから放たれる眩いばかりの光であった。
光は膨張し、巨大化し、剣を覆って――デズモンドの手の先で、肥大化を続ける。
それは恰も、天へと向かい歪に聳え立つ神罰の塔のようであった。
「……是は、中々に厄介なモノかもしれぬな」
「無駄無駄ァ! どれだけ足掻いたって、無駄だよ! 碌に警戒も抵抗も無しに引っかかった時点で、キミはボクの術中に嵌っちゃってんだからさァ!」
再度、陽向は身を捩り不可視の束縛から抜け出そうとするが――その行為は、実を結ばず。
そうこうしている内にも、デズモンドはその表情に愉悦を浮かべて陽向へとその歩みを進めている。
そして――遂にデズモンドは、自身の手に持った巨大な光の剣が確実に陽向の身体を貫くことが出来るほどの距離まで、接近していた。
「コレだよコレ! やはり強者は……勝者はこうでなくては! 見給え――これが英雄足る者の姿だよ! 見ろッ――この手にした神々しいまでに輝く剣を! ボクが……このボクが選ばれた者であるということの証拠だよッ!」
「…………」
「今までは散々だったけど――ボクが……ボクが一番だってことを、知らしめてやるんだよッ! まずはオマエにコイツを突き刺して、この場の奴らにそれを証明してやるよォォオオオオオ!」
――迫る光剣。
次の瞬間にも、陽向の心の臓へと突き刺さらんばかりのその熱量により具現化された刃であるが――何時まで経っても、その悲劇が訪れることはなかった。
悲鳴ではなく、驚愕の声が挙がるのは――これまた陽向ではなく、剣を所持し加害者であったはずのデズモンドの口より。
赤く染ままる生命の雫と共に、途切れ途切れの擦れた声が彼の口の端から零れ落ちていた。
「……え、っ」
「本当に――本当に。今宵が月夜であることが、私への幸運であり――キミへの災厄であったのだな」
「な、ん……で……」
「運用するのは初めてであったため、それなりに緊張もしたが――まぁ、結果としては上々であったな」
「がふっ……ぁ、ひゅ……どう、して……?」
「因果応報、自業自得、災禍は巡り巡って自ずと舞い戻る。【禊黄泉穢・焚甦禍津陽守】――世の常を、理解したか?」
自ら放った会心の突きをその自身の身で受けることとなったデズモンドの左胸には、煌々と――この場の何よりも輝く光の刃が、どうしようもないほどに貫いていた。
それを受けて、上がる歓声――やはり、それに耳を傾けることも無く陽向は背を向けて帰路へと向かうのだ。
術者の戦闘不能により解除された束縛と同様に、デズモンドの生み出した巨大な刃も消え去っているが――それに対する関心は、既に陽向の中には存在していなかった。
それは彼の胸に空いた空洞のそれと同じであろうか。
「もう――輝くことは、止めたのか?」
そんな陽向の呟きは、最早誰の耳にも届きはしなかった。
*
☞ 戦闘に勝利しました。ステータスが上昇します。
┏〖 ひなた の すてぇたす 〗━
【力】25
【技】30 → 35
【耐】10
【体】20
【魔】35 → 40
【精】35 → 40
【知】35 → 40
【速】30
【運】5
┗
☞ ステータスの上昇及び外的要因に伴い、
新たなアビリティが発現します。
┏〖 ひなた の あびりてぃ 〗━
【木鶏】環境に対して、極めて順応性が高い。
【白眉】知識の吸収率、技能の習得率が極めて高い。
【謫仙】成長性が極めて高い。
【明珠】アビリティ及びスキルの発現率が、極めて高い。
【帝釈天】運以外にボーナス及び成長率UP。
【末那識】既存のアビリティ及びスキルが、変化しやすい。
【阿那含】外的要因により、判断を誤らない。
【魄奇夜皇・月凛宮殿】
空に月が出ている夜間、自身の全ステータスに大幅なボーナス。
NEW!【抖籔】外的要因による干渉を、確率で無効化する。
┗
☞ 新規アビリティ習得により、新たなスキルが発生します。
┏〖 ひなた の すきる 〗━
【愛河】自身の魔力を物理エネルギーを有した現象に変換し、操作する。
【我空】自身の身体能力を一時、飛躍的にUPさせる。
【火雷大神・黒雷】
自身の魔力に威力依存で、
対象の耐・魔・精を考慮せずに雷撃による損害を与える。
【魄奇夜皇・月凛宮殿】が発動時にのみ、起動可能。
【禊黄泉穢・焚甦禍津陽守】
自身の魔力・精神に効力依存で、
自身へと向けられた害悪を、その発信元へと反射する。
【魄奇夜皇・月凛宮殿】が発動時にのみ、起動可能。
NEW!【天建誓約・編鴛圃深薇命】
一晩に一度だけ、自身の体力・生命力・精神力を全快復する。
┗
☞ リザルトを終了します。




