キャラクターの成長・キャラクタータイプ「愛好家」「一般人」の場合
加奈子:では続いて、キャラクタータイプが「愛好家」「一般人」である場合の成長ルールを説明します。
純:そのふたつでも走り屋ランクが上昇するんですか?
加奈子:いいえ。「愛好家」の場合は、走り屋ランクだけではなく一般技能や専門技能も上昇させられます。「一般人」の場合は走り屋ランクを上昇させられませんが、一般技能や専門技能を上昇させられます。
純:なるほど。
加奈子:ではまず「愛好家」の成長ルールから説明します。キャラクタータイプ「愛好家」のキャラクターは、シナリオ終了時に走り屋ランク、一般技能、専門技能のうち、どれかひとつを選択してサイコロを2個振ります。この時、出目の合計が12以上であったなら、その技能レベルが+1されます。
純:技能レベルの最大値は3のままなんですか? それとも、追加技能の時みたいに4まで成長させることができるんでしょうか?
加奈子:成長できる最大のレベルは4までとします。
純:了解です。
加奈子:続いて「一般人」の成長ルールを説明します。キャラクタータイプ「一般人」のキャラクターは、シナリオ開始時と終了時のそれぞれで1回ずつ、一般技能または専門技能のうち、どれかひとつを選択してサイコロを2個振ります。この時、出目の合計が12以上であったなら、その技能レベルが+1されます。
純:この場合でも、やっぱり最大値は4になるんですよね。
加奈子:そうね。そのあたりは「愛好家」の成長ルールと同じだと思ってください。なお「愛好家」も「一般人」も、キャラクターが成長判定をする際に保有しているDPを使用することで判定を有利にすることができます。成長判定の際にDP5点を使用すると、判定で振られたサイの目の合計値が+1されます。当然ですが、DPの使用は実際にサイコロを振る前に宣言しておかなくてはなりません。なお、DPを使用した修正の最大値は+1です。DPをどれだけ使用しようとも、サイの目の合計値に+2以上の修正は加えられないので注意してください。




