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終焉の起源 ~起源の始まり~  作者: エグP
第三章 そして十年後

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49/125

第49話 小夜ちゃんのステータス ※

編集前をご存じの方へお知らせですmm

少し手が加わっています。

 大森小夜サーヨ

 年齢:20歳

 性別:女性

 レベル:1000

 スキル:世界のことわり、魔法のバッグ(大)、察知、看破、

魔力操作、魔導の極意、破〇流武術、女の勘、魔闘気、手加減


 称号:勇者、思い込み、健康優良、被害妄想、幼児体型、謀者、神をも恐れぬ者、世界の王者


 武器:【神剣 いくさ】【神剣 乙女おとめ

 鎧:無人ムジン武具ヨロイ


 剣技

 一の太刀:みだれひらめき

 二の太刀:まい銀杏おおぎ

 三の太刀:爆裂光斬メテオブレイク

 奥義:双竜破斬そうりゅうはざん

 究極奥義:


 小夜ちゃんも転移魔法を覚えたから魔導の極意になったし、秘技も三の太刀や奥義、究極奥義も増えてるから僕と殆ど変わりはないね。小夜ちゃんのレベルもこれ以上は無理みたいだ。


 隠密や隠蔽や魔力遮断や気配遮断などがないから諜報には向かないようだね。

極秘任務なんて小夜ちゃんには性格からして向いてないからね。諜者なんてスキルがあるんだけど、神様を利用して僕に悪戯した件で付いた称号みたいだね。


 元の世界での小夜ちゃんと僕との間の出来事を有耶無耶にした結果なんだけどね。小夜ちゃんに説明されたけど僕には何が本当で何がウソか混乱してしまって分からなかったからね。


 どうやら小夜ちゃんの準備が出来たみたいで【掘っ立て小屋のダンジョン】へと僕らで向かうことにする。冒険者ギルドもダンジョンは攻略していた方が安全だということで是非攻略してしまって欲しいとの要望があった。


 今後十年はモンスターの暴走(スタンピート)の心配がなくなるからね。


 アンをダンジョン攻略に連れて行く案もあったんだけど、浅い階層で経験値稼ぐなら問題ないんだけど、深い階層まで連れて行くには無理があるから連れては行く案を却下された。


 誰がと言わなくても分かると思うけどね。

ディーンさんにだけど・・・。


圭太:

それではダンジョン攻略に行きますか。


 張り切ってみたんだけど僕らにはダンジョンのモンスターは弱すぎたよ。

デコピン一発でとか某漫画のように指一本もあれば倒せるモンスターってねぇ。攻略はどんどん進んで行くんだけど流石に今日中に攻略してしまうという事は出来なかった。


 ラスボス(ダンジョンボスのこと)のいる百一階層までは結構遠かったはずだしね。そういう訳で僕らは途中で休んでから続きは翌日ということで今日の攻略は中段することにした。


 夕食を何にしようかと小夜ちゃんに聞くと小夜ちゃんが重箱を自身の魔法のバッグから取り出していた。僕には『重箱』と言って想像する中身は御節料理なんだけど、こんな所でこんな時期に食べるような物ではないし、僕ら二人で食べ切れるような料理でもないんだけどと困惑していると小夜ちゃんが重箱の蓋を取り中身を見せてくれた。


 中は普通の?お弁当だった。行楽弁当というのかな。

運動会とかお花見とかの撮影風景で良く見られるようなお弁当だった。容器(入れ物)に重箱を使っただけのようなお弁当だった。


 二人で食べたんだけどお弁当は小夜ちゃんの手作りという訳ではなかったね。

中身は例のテーブルを利用したお弁当を魔法のバッグに入れて状態変化を防いだだけだったんだ。食材を考えたら仕方ないことだよね。


 (元)日本人にはお弁当に『おにぎり(おむすび)』は必要だからね。

サンドイッチなんてこともあるんだけど、ご飯の方が僕としては望ましいね。


 流石に、ダンジョンでお風呂という訳にも行かないので、寝るのに安全な場所を探したり作ったりしてと工夫して休むことにした。夜警は最初は交代で行おうと言ったんだけど小夜ちゃんがゴーレムを作り出して僕ら二人同時に休むことになった。


 二人きりのシチュエーションだからって『昨夜はお楽しみ・・・ね』なんてことはない。


 いくら何でもダンジョンの中では遠慮願いたいよ。

小夜ちゃんを見たんだけど・・・『えっ?』というような顔をしていた。


 僕の方が草食系で小夜ちゃんが肉食系なのか?それとも僕だけがこんな場面を嫌がっているのか分からない。いやいや、こんな所では無理だからね(><)


 上手く小夜ちゃんに説明して、何とか分かって貰えたんだけど小夜ちゃんは不満気味だった。僕の記憶は曖昧なんだけど子供の頃や二人で〇〇した時の話などで盛り上げて今日は寝ることにした。


小夜:

ケータの馬鹿!


ロイド:

・・・。


 謂れのないジト目を僕は受けるはめになったよ。トホホ。


 こんなやり取りを何度か繰り返してダンジョンボスの間まで辿り着いた。

エリアボスたちもオーク系のモンスターだったんだけど、オーク肉を落とした程度で品質の良い特上オーク肉などは落とさなかった。


 このダンジョンのボスなんだけど、巨大なオークだった。

これまで見たオークと比べるとかなり大きい。普通のオークを人と同じ程度のサイズと考えるとダンジョンボスの大きさは四十メトルぐらいあるのではないのかと疑うぐらいの大きさだった。某漫画じゃないんだから巨人なんて必要ないと言わんばかりで小夜ちゃんが秘技を使うことなく瞬殺してたよ。


 オークの大きさに僕が驚いている間に小夜ちゃんがオークをやっつけていた。

オークが倒れた時の『ドーン』とい音と凄い砂埃が凄かったのだけが印象に残っている。


 ダンジョンボスも倒したから、もう帰るよと言いたげな小夜ちゃんが帰り支度を完了させていた。


 僕だけがその勢いに取り残された感じとなって唖然とするんだけど『置いて行くわよ』なんて小夜ちゃんの声が聞こえたから僕ら二人は転移魔法陣で帰路に就くことにした。


 転移魔法で更に冒険者ギルドへ向かってギルマスに【掘っ立て小屋のダンジョン】攻略を報告するんだけど、ダンジョン攻略ってアナウンスが流れることをすっかり忘れていてギルマスに『もう知っているぞ』なんて顔をされ、小夜ちゃんには鼻で笑われたよ(;^_^A


 僕ら二人はダンジョン攻略を終えて王国キングダムの自室へと戻った。

今日はダンジョン内では出来なかったことをしようと小夜ちゃんを誘うんだけど、小夜ちゃんは気分が乗らないからと僕の誘いを断って来た。


圭太:

あれ?

 

ロイド:

・・・。


 ロイド君のジト目が・・・。

ー補足ー

ステータスの攻撃力:100みたいな表示は敢えて避けています。

ステータスを確認出来る者には実際の能力値が見えています。


評価やブックマークをしていただけると励みになります。


ー投稿中の作品ー

赤の勇者 ~ちっちゃい聖女は伝説の勇者様?~

こちらの作品も宜しくお願いしますmm

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