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公爵家五男の異世界行脚  作者: ナカタクマ
第1章~暁の産声~
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第3話:5歳児と家族と

会話多めです。

 雪山に佇む銀の狼。

 牙や爪を魅せることなく、ただただ優雅に寛いでいる。

 建国時、宮廷画家であったエトワーブル・バンデビッシュによってデザインされ、代々グリバー家に受け継がれている家紋である。掲げられた旗の後ろからは、白を基調に彩られた甲冑に身を包んだ一団。

 グリバー公爵家騎士団【銀雹狼(ぎんひょうろう)】日光を反射し輝く姿は、正に「戦場の氷雨(ひさめ)」。

 しかし美しい言葉とは裏腹に、後に残るのは死体のみ。

 その光景を見た楽士達の間から、「グリバーの戦場に冬来たる。」という詩が生まれたらしい。

 こちらに向かってくる一団、その先頭を走る馬に乗るのはグリバー家当主である、カイサル・スノウ・グリバー。

 先頭というか、ぶっちぎりの独断専行をしている。


 「バレットォー!!、ルルティアァー!!、ユゥーリィィィィィィィィィ!!。」


 生粋の親馬鹿、銀雹公爵の登場である。

 


ーー



 「お父様!!。」

 

 一番に駆けだしたのは、姉のルルティア。後を追うようにグロリアとエリーゼも歩き出す。父は馬を静止させることなく飛び降り、空中で体制を整えると姉の前に音を立てること無く跪く形で着地した。


 「ルル、今日も素敵なレディだね。」

 「ふふ、ありがとうエリーズが一緒に選んでくれたのよ!!。」


 汗一つ無く、息を切らせることも無い。

 そのまま、父は姉をお姫様抱っこの形で担ぎ上げこちらの方へ向かってきた。


 「手紙を読んだよ、魔法が上達したんだってね。明日あたりに時間を取るからパパにも見せてくれるかい?。」

 「もちろんよお父様!!。グロリアが剣も教えてくれたから、お父様と是非お手合わせしたいわ!!。」

 「剣も習ったのか、でもパパはあまりルルに危ない事をして欲しくないなぁ。」

 「ふふっ、大丈夫よグロリアが守ってくれるから。」

 「ルルと話を聞いていると、グロリアに嫉妬してしまいそうだよ。パパもルルの騎士(ナイト)に名乗りを上げても良いかな。」

 「きゃあー、お父様大好き!!。」

 「ああ、僕も愛しているよ。溶けることのない氷の愛を。」


 親子の熱い抱擁を交わしながら、こちらに歩を進める父。

 父と母は基本的に帝都にある屋敷に住んでいる。

 領都である【カトバルス】に帰ってくるのは年に2,3回程度。

 少ないと思うが、筆頭公爵家(ペンタゴン)の当主達は、年々帝都の屋敷に詰めていて、自分の領地の経営のほとんどを分家の人間に任せている。

 我が家も分家の人間に任せているが、年に何回か父が帰ってきて経営状態をチェックするそうだ。

 父はあまり政治が好きではなく、結婚もこの時代に珍しい恋愛結婚推奨派で、側室も娶っていない。

 北の人間の血統というものらしい。

 父曰く、帝都は「悪魔を孕んだ娼婦」らしい。赤ん坊の時に聞いた。

 だから、我が家では12歳になるまで領都で過ごし、それから学院の入学のために帝都にやってくる。

 12歳から婚約者を探すのは大きな遅れになるのではないかと思ったのだが、そんなことはないらしい。場合によっては、生まれてくる前や未成年の時から婚約者が決まっているそうだが、基本的に上級貴族の子息令嬢は、社交界デビューの12歳になってからとなっている。

 

 「お父様、お久しぶりです。」

 「バレット、お前も少し見ない間に成長したな。氷魔法が上達したそうじゃないか。」

 「はい、父上にも是非見て貰いたいです!!。」

 「ああ、ルルと一緒に見せてくれ。」


 ガラスの華を扱うように姉をゆっくり降ろし、それぞれの騎士と侍従に目を向ける。


 「お帰りなさいませ、旦那様。」

 「ジャジャルディ、今日のバレットの輝きは君のおかげだろう?。」

 「主の魅力を引き出すのは当然の勤めですので。」

 「ああ、いつも助かっているよ。」

 「もったいなき御言葉です。」


 「ティティウス、途中から行軍がしやすくなったよ。君の魔法の仕業だな。」

 「仕業って、旦那。そりゃ人聞きが悪いですぜ。」

 「この魔法には君の優しさが詰まっているね。」

 「そっ!!、そんなこたぁねえぜ旦那。やめてくれよ恥ずかしい。」

 「はははっ そうだね。」

 

 「エリーゼ、ルルが我が儘で君を困らせていないかい?。」

 「いえ、ルルティア様はとても私たちを気遣って下さいます。」

 「ところでエリーゼ、今日の子供達の。」

 「おまかせください、既に画家を呼びお三方の個人画と集合画を描かせています。」

 「ありがとう、後で部屋に手配してくれ。」


 「旦那様 お帰りなさいませ。」

 「グロリア、ルルに剣術を教えてるんだってね。ほどほどに頼むよ。」

 「・・‥・・‥善処します。」

 「娘達を危険から守ってくれてありがとう。」

 「仕事ですので。」

 「ああ、頼りにしているよ。ーーーさて。」


 全員と2,3言葉を交わした後に、ゆっくりとこちらの方を振り返った。

 そして、ニカッと笑顔を作る。


 「父上、お久しぶりです。」

 「ユゥーリ!!。会いたかったぞぉ!!。顔つきが男らしくなったなあ、背もこの前合ったときよりも伸びているし、その服だってとっても似合っているぞ!!。勉強の調子はどうだ?。お前の話もたくさん聞きたいな。祝魔の儀(しゅくまのぎ)に不安はないか?。何かあったらすぐパパに言うんだぞ。そうだ帝都から土産を買ってきた、気に入ってくれると良いが。この前ユーリが欲しいと言っていた古い魔術書がやっと手に入ったんだ。これで魔法の勉強を頑張るんだぞ。」

 「えッ本当ですか、父上!?。すぐっすぐに祝魔の儀(しゅくまのぎ)をしましょう!!。」

 「あははっ、そう焦るな、ちゃんとするから。今日は私も皆も疲れているから、食事だけにして明日にしようか。」

 「うう、わかりました。」

 

 ライオン○ングよろしく俺を担ぎ上げ、思いっきり早口で捲し立てる父の言うことに気圧されそうだったが、これまでため込んだ物が一気に決壊したのだろう。

 背後からサークルオブライフが聞こえてくる。

 しかし、今日中に魔法を授かれると思ったのに、残念だが仕方がない。

 よく見れば、父の装いは所々汚れており、目の下に薄らとクマができている。

 ここに来るまで相当無理したのだろう。

 それよりも魔術書が手に入った方が重要だ。

 あれに俺が目当てにしていることが書かれているとしたら、俺の魔法研究はさらに有意義なものになること間違いなしだろう。今から楽しみだ。

 

 そうこうしていたら、後続の一団もこちらの方に合流し始めた。大体50人程度だろうか、それでも中々壮観だ。筆頭騎士が5名に、残りは父の直属騎士。馬車が5台荷馬車が10台ほど、かなり疲労が見える。

 一団の先頭の馬から降りた人物と中心にある馬車から降りてきた人物にも、これまた姉が我先にと飛びついた。


 「お母様!!。トーラスお兄様にフラム姉様!!お帰りなさい!!。」

 「ふふっ。ただいまルルティア。良い子にしてた?。」

 「はい!!。お母様、お庭にバルムッサの花が咲いたのですよ。ルルも一緒に育てたの。」

 「あら素敵ね、是非見てみたいわ。」


 母親のマリアンヌ・スノウ・グリバー。

 元は帝都に住む宮中伯の娘で、学院に通っていた父に、一目惚れをして猛アプローチを仕掛けたらしい。

 そりゃあもうあの手この手で、グリバー家の政略を一手に担っていると言っても過言ではないぐらいのやり手だ。

 しかし、そんなこと父は承知の上で母がどんなアプローチをするか楽しみにしていたらしい。

 悪魔を孕んだ娼婦の腹の中で政治を使って前戯に勤しむなんて図太い親だと思ったが、2人はこの話をするときいつも幸せそうな顔をしている。赤ん坊の時に子守歌代わりにいつも聞かせてくれた。

 

 母と娘の世界が構築される前に、後ろから咳払いが聞こえてきた。


 「母様、そろそろ良いですか。皆待っていますので。」

 「あら、そうねトーラス。続きは屋敷でしましょうか。」

 

 トーラス・スノウ・グリバー。

 グリバー家の長男で次期後継者、俺の13こ上の兄だ。

 偉丈夫で肩幅が広く、威厳のある顔つき髪は金髪のフェードカット。深い藍色の眼をしている。

 筋骨隆々で肩に担いでいる片刃の大剣が、まさに軍人といわんばかりの風格を出している。

 その後ろから、長兄の肩に手を伸ばす影が一つ


 「いいじゃないかトーラス。私もルルと遊びたいぞ。」

 「私もフラムお姉様と、遊びたいですわ!!。」

 「はぁ姉上も、屋敷まで我慢して下さい。ルルティアも少しだけなら我慢できるな。」

 「はい、トーラスお兄様。」


 フラムベリカ・スノウ・グリバー

 グリバー家の長女で俺の15コ上の姉だ。

 銀色の長髪をポニーテールにして束ね、綺麗な紫水晶(アメジスト)の眼は見る者を魅了するだろう。

 トーラス兄上と同じぐらいの長身に、出るところはきっちり出ているスレンダーボディ。

 だが、悲しいことに未だ婚約者はいない。

 理由は姉の性格だろう。

 束縛、権威、駆引きを嫌い。何よりも自由を愛する。

 聞いた話によると、舞踏会で求婚してきた公国の王子をその場の決闘でボコボコにしたことがあるらしい。国際問題寸前だったとか。

 そのせいだろうか、トーラス兄上は真面目で、気遣いが出来るが、規則にうるさい性格になり、年齢の割に少し老けて見える。自由奔放な姉のせいで苦労人になってしまう、未来の自分を見ているようだ。

 ちなみに婚約者はいる、学院で同じ委員会だったらしい兄からアプローチを駆けたとか。

 自分を完全に包み込んでしまうほどの体格の兄が、身体を縮混ませ紅潮した顔で俺に色々教えてくれた。いい話だった。


 「お母様、トーラス兄様、フラム姉様。お帰りなさい。」

 「ええ、バレットもユーリも、すごく会いたかったわ。」

 「僕もお母様に会いたかったです。」

 「バレット、ユークリスト。久しぶりだな。」

 「ユゥーリ、五歳の誕生日おめでとう。お前のためにドラクルスの商人から掻っ払って来た品がある。バレットとルルにも別の品を用意しているから楽しみにしておけ。」

 「本当ですか、ありがとうございます!!。」

 「その商人は、破産したんですか?。」


 こうやって、ルルティアとバレットはいつも長姉の土産を楽しみにしている。

 だが俺はいつも気が気じゃない。

 以前帰ってきた時は、東部にある自然危険区域(レッドエリア)に棲んでいる魔獣の卵を取ってきたとか言っていた。

 全身血塗れで、真っ当な4歳児なら完全なトラウマだ。

 現在その卵は、屋敷の宝物庫で管理されている。


 「ふふんっ、安心しろ。そろそろ西部の情勢が怪しくなるからな、必要な物をくれてやった。」

 「でもそれぐらいなら、知ってるんじゃないんですか?、相手は商人ですよ。」


 所謂インサイダー取引というやつだ。

 ドラクルスは帝国東南部に位置し港町を多く持つ商人の国で、【評議会】と呼ばれる商人達の代表による共和制が取られている。3年周期で各商会の代表による選挙が行われその代表が国の運営をしているらしい。この時代に何て珍しい国なのかとも思ったが、国土の約半分を危険自然区域(レッドエリア)である【ドドラ砂漠】に侵食されており。可住面積は実際の6分の1程度らしい。だからこそ、封建制が当たり前とされているこの時代でも共和制が機能しているのだろう。それ以上規模が大きければ、危険思想認定され、帝国に侵攻されていただろうからな。

 しかし、そこの商人なら、それぐらいの情報を知っているだろう。


 「そうだろうな、だから金をくれてやった。あの辺り一帯の食料を全て買い叩けるほどの金をな。」

 「はっ?」

 「たんまり買い込んだ後は、帝国に相場の五割増しの値で売ってやれと言った。買わなきゃナルカンに相場の半分で売ると謳い文句もつけてな。人間どれだけ切羽詰まっても、金じゃ腹は膨れないからな、しかもそれを人の金で出来るんだ、帝国に売ってもナルカンに売っても、どちらも得をする。百利あっても一害なしよ。それにその商人は、評議会(ひょうぎかい)の席を狙ってたからね、話を持って行ったら即決したよ。」


 帝国西部の国境は、北西に位置するノストラダーレ聖教国と、その間に危険自然区域(レッドエリア)である【(いにしえ)の大森林】を挟んで西南部に【ナルカン王国】と接触している。この、王国が帝国に対してちょっかいを駆けてきており、反帝国を掲げ戦争準備を進めているらしい。今まで何度か帝国から攻めたが、ナルカンは非常に地形が入り乱れており、守るのに適しているらしい。

 守るのに適しているが、それが農業に向いているかというとそうではない。そんな土地では作物なんて貴重に決まっている。そこを根こそぎ奪うというのだから、本当にこの人が姉で良かったと思う。

 一部では、【銀雪の魔女】と呼ばれ恐れられているらしい。この世界の童話に出てくる魔女は、旅人と取引をする。それも最高の取引を、しかし、品物を持って帰ると帰りを待っているはずの家族は事故で死んでいる。自分の身の丈を越える物を望むなという教訓らしい。


 「ふんふん、なるほど。勉強になりました、フラム姉。」

 「しっかり勉強するんだぞ、ユゥーリ。」

 「ユークリスト、そんなことは覚えなくて良いんだぞ。」

 「あぁ、トーリィ。弟の成長の邪魔をするのは良くないぞ。」

 「これは成長の邪魔ではなく、雑草の間引きです。後その呼び方はやめて下さい。」

 「良いじゃないか、可愛いだろうトーリィ。それに、バラにも棘があるものだろう。」

 「全く可愛くありません。それに、姉上のそれは棘ではなく、毒です。」

 

 いつもの言い争いが始まる。

 長姉は芝居がかったように眉間をつり上げ悲しむような表情で、薄らと口角を上げている。長兄はいつも通り平静を装っているが、言葉を重ねるごとに蟀谷に青筋が浮かび眉間の皺が増えている。そろそろ誰かが仲裁に入らないといけない。

 

 ぐぅうぅぅぅぅぅぅぅううぅ。


 呻き音の方にその場の全員の視線が集まる。

 そこには顔を深紅に染め上げ、下腹部に手を当てるルルティアが困った顔をして立っていた。


 「ううぅ、こっちを見ないで下さい。」

 「ぷっ、あははははははははははっ。」

 「ユッ ユーリ!!、笑わないの。私はお姉ちゃんなのよ。」

 「だって ルルねえ ものすごい音が鳴ったよ。昨日あげたお菓子が足りなかったかんじゃないかな?。」

 「ああー!!、それは言わないって約束したじゃない!!。」

 

 逃げる俺を追う姉、それを見て笑う両親兄姉。



ーー



 領都(カトバルス)の街道を進み、中央にある屋敷の敷地内に入る。

 屋敷の前には数名の騎士と、父がいない間この直轄地の運営を一手に担う、この屋敷の仮の主が立っていた。

 

 ガレフ・フォン・グリバー

 父の兄で、俺の伯父にあたる。

 何故弟である父が当主になっているかなどは、お家事情があるかもしれないからと思って聞いたことがあるが、伯父は帝都嫌いで北部に居るのが好きらしい。他の叔父と叔母は、帝都に詰めていたり北西部と南東部の戦線に配置されている。

 伯父は藍色の髪をオールバックにかき上げて、細縁の眼鏡を掛けている。人の良さそうな笑顔で、この5年間衣食住を共にしてきた優しい叔父である。領地経営も問題なく順調に行っている。

 

 「兄上、ただいま帰りました。」

 「ああ、おかえり。帝都はどうだった?。」

 「相変わらずだよ。【輝焔(こうえん)】の爺さんも、【嶽嵐(がくらん)】の婆さんもね。【王鎧(おうがい)公】はそろそろ引退かな。」


 【輝焔(こうえん)公爵】は、帝国筆頭公爵家(ペンタゴン)の一席に名を連ね、帝国東部に直轄領を持っている。筆頭公爵家(ペンタゴン)の中で一番広い領地を持ち、広大な農地からは帝国内で消費される食糧の実に半分を賄っているおり、当主であるゲッヘル・レイン・ダルタンクは内務省の地位に就いている。

 【嶽嵐(がくらん)公爵】も同様に帝国筆頭公爵家(ペンタゴン)に名を連ね、帝国南部に直轄領を持っている。下賜されている領地は帝国筆頭公爵家(ペンタゴン)内で一番狭いが、帝国随一とも言える港町保有し、南方の【ダルア公国】と南東部のドラクルス共和国の交易船が行き交い貿易が盛んに行われ、当主であるアレクサンドラ・ストム・ジレコフィルは外務卿の地位に就いている。

 【王鎧(おうがい)公爵】は帝国筆頭公爵家(ペンタゴン)の中で唯一領地を持たない。その変わり、帝国皇室の近衛騎士を任されている。当主である、ジュニアス・イリオス・バティスマンは既に現役を退いているが、元近衛騎士団長である。

 

 「公ももうそんな歳か、他の二方もそろそろ代替わりが近いな。」

 「多分そうなるね、後継者も順調に育っているそうだし。」

 「さてと立ち話もあれだからな、中に入ろう。」

 「ああ、そうだね。」


 兄姉の遣り取りが終わり、屋敷の中に入る。

 各々、旅の汚れを落とし、疲れを取り、家族で食事を取った。

 ついに明日は魔法が使えるようになるぞ!!。


お読みいただきありがとうございます。よろしければ評価のほどもお願いします。

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