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31.今、必殺の八つ裂き防御陣(プロテクション)!!

 「ぐぬ……!!貴様、今何を」

 「防御陣プロテクションまぐなむ!!」


 起き上がろうとした邪神を高速回転させた防御陣プロテクションぱんちで殴り飛ばした。


 「ぐほおっ!?」


 邪神が地面の上を何度も跳ねながら飛んでいく。


 「馬鹿な!!聖女に何故こんな」

 「防御陣プロテクションふぁんとむ!!」


 高速回転させた防御陣プロテクションで出来た巨大な拳を撃ち出す。

 とばせ鉄拳!!


 「ぐべらっ!!」


 撃ち出した拳が地面の上をまだリバウンドしてた邪神に直撃して、近くにあった岩山に激突した。

 岩山が粉々に砕けて、邪神を押し潰す。


 「がああっ!!」


 邪神が立ち上がり、積もっていた岩を魔力で吹き飛ばす。

 

 「防御陣プロテクションぱんち!!」


 ぼくは容赦なく邪神に追撃を加えるが、邪神の手に拳が受け止められる。


 「小娘が中々やるではないか。どうやら少々見くびっていたようだ」


 今更大物ぶるんじゃないよ!!


 「防御陣プロテクションちょっぷ!!」


 邪神の頭上に展開した防御陣プロテクションの手刀で邪神を頭から叩き潰す。


 「なっ!?先程の攻撃より、重いだと……!?」


 両腕で手刀を受け止めながら、驚く邪神。

 ぼくがいつ、防御陣プロテクションに質量を付与出来ないと言ったの?


 「だぶる防御陣プロテクションぱんち!!」


 邪神の左右に拳を出して思いきり打ち付ける。


 「があああっ!?」


 邪神を巨大な拳で挟み込む形だ。

 これならかなり効いたでしょ。


 「き、貴様、本当に聖女、か?」

 「どこからどう見たって聖女でしょ?」


 ボロボロになった邪神にそう答えてやる。

 聖女がみんな、騎士や勇者の後ろで祈るだけとか思うな!!


 おまけに人が傷心中ぶろーくんはーとなのに、今更しゃしゃり出てきた挙げ句、小物ムーブかましてくれちゃってさ!!

 ぼくとライ様の思い出を汚された気分!!

 このまま、ボッコボコにしてから封印してやるんだから!!

 ぼくの乙女心を傷つけた罪は重い!!

 女の子だって、やる時はやるんだから!!

 目に物見せてやる!!


 「ひっさつ!!八つ裂き防御陣プロテクション!!」


 ぼくは丸鋸刃状に生成した防御陣プロテクションを邪神目掛けて投げつけた!!

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