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占戦術学校の愚か者ども

作者:蒼骨 渉
占い師と聞いて真っ先に思うことはなんだろうか?

きっと多くの人がこう思っただろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・「怪しい」と。



かつてのフラムソール王国でも占い師という職業は怪しい、胡散臭といったイメージが強く根付いており、一部では『占い師なんて愚か者のすることだ』と揶揄されていたくらいだった。



しかしその悪しきイメージは『占戦術』の登場で反転する。

『占戦術』とは占いの技術を用いて戦う競技のことを言い、占戦術はこれまで不鮮明だった占い師の実力、ないしは的中率というのを誰の目から見てもはっきりと分かるようにしてくれた。



そして時は流れ現在。

怪しいイメージを完全に払拭した占い師はその名前を『占戦術師』に変え、さらには国家資格を有する職業にまで転身していた。

その占戦術師の資格を得る方法はたった一つで、国営にして唯一の占戦術師養成学校である【サテラプレティツィガーレ占戦術学校】を卒業することだ。



サテラプレティツィガーレ占戦術学校の入学倍率は20倍。そしてその中で卒業し資格を得る生徒はたったの一割だ。

毎年多くの者が占戦術師に憧れを抱き、そしてその高い壁を前に絶望していく。

夜空に輝く星は多けれど、ひときわ大きく輝く一等星はほんの一握り。

ふふふ、今年は何人残るかな・・・・・・・・・・・・。



ようこそサテラプレティツィガーレ占戦術学校へ。

その愚かさに敬意を表そう、「太陽と月に誓って(アストラーレ)」
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