やり方ってもんがあるでしょう
引き続き、会話文です。悪しからず。
ヨ「のどが渇いた」
二「またいきなりだね」
ヨ「カラカラなのだよ」
二「・・・・・・・炭酸ならあるけど」
ヨ「おお、ナイス」
二「まぁ、あげるとは言ってないよね」
ヨ「くれ」
二「えぇー」
ヨ「何だ?やんのか?」
二「え、待って?今の僕のリアクションのどこにケンカを売る要素があったの?」
ヨ「よーし、来い。ケチ野郎」
二「何?やる?やるの?手加減しないよ?グーでいっちゃうよ?・・・・・・・・・・・・OK。わかった。あげる、あげるよ。この間みたいになるのは勘弁だしね」
ヨ「えぇー」
二「何で!?あげるんだよ!?いいかい?炭酸を、キミに、あげるんだよ?もうケチ野郎なんて呼ばせないよ!?」
ヨ「そのようだな」
二「もう、僕がのど渇いたよ・・・・・」
ヨ「何?炭酸は飲ませんぞ?」
二「もういいから・・・・・早く飲んじゃえよ・・・・」
ヨ「うん。では・・・・・・ゴク、ゴク、ゴク、ゴク・・・・」
二「うん。清々しい程の飲みっぷりだね」
ヨ「ぷぅ・・・・・・・ケプッ」
二「こら」
ヨ「ぐは」
二「まったく」
ヨ「何をする」
二「女の子が派手にゲップしちゃいけません。出すな、とは言わないけどさ。やり方ってもんがあるでしょうよ。口に手をやるとか、そっぽ向くとかさ」
ヨ「ほう。で、私の頭を叩いたのか?まったくとんでもねぇ野郎だな。私がバカになったらどうしてくれる、ケチ野郎」
二「うん。仮にもモノをくれた人に言うセリフじゃないよね、それは。いや、叩いてないよ?あれはチョップという名のツッコミだよ。あと、キミはモノをもらったんだから一応お礼を言うべきだよ。僕に」
ヨ「頭を叩いてくれてどうもありがとう」
二「うん。違うよね?『飲み物をくれてどうもありがとう』でしょ?完璧に皮肉ってるよね?うん、もういいや。何でもない」
ヨ「あ、そうそう」
二「?何?」
ヨ「ケプッ」
二「コルァ!!!」




