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甲
民を抱くは 夜半の月
雲隠れにし かの血統
「開闢よ」
集け陽の矛 名の命に
「深月界聖」
枯れた花弁を戦慄かせ、紡ぐ言の葉十重二十重
「終焉を」
波間を往く、赤縁の翁は声を殺した
血は禊、呪詛は祝詞
腥なる血統を絶やしてなるか
世襲咎視
視線を交わし災厄を招く、禍患の眼
ー邪視。
これは、邪視の一族による 血と罪過の物語である。
民を抱くは 夜半の月
雲隠れにし かの血統
「開闢よ」
集け陽の矛 名の命に
「深月界聖」
枯れた花弁を戦慄かせ、紡ぐ言の葉十重二十重
「終焉を」
波間を往く、赤縁の翁は声を殺した
血は禊、呪詛は祝詞
腥なる血統を絶やしてなるか
世襲咎視
視線を交わし災厄を招く、禍患の眼
ー邪視。
これは、邪視の一族による 血と罪過の物語である。
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