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転生1

初投稿です

よろしく

何かに呼ばれた気がして目が覚めた。


ここはどこだ?見渡す限りの黒一色で足場のようなものもないのに僕は

落ちていない。さらに寒くも暖かくもない。

まずは状況をまとめよう。

僕はキョウ。たしか18歳あたりだった気がする。

バイト先からの帰り道、信号無視して突っ込んできた車から小さい子供をかばって車にひかれて死んだんだ。なぜあんなことをしたのだろうか…自分でもわからない。

あの時は強く記憶に残っている。とんでもない衝撃からの遅れてくる痛み、

確かに僕はあの時に死んだはずだ。なのに今僕はこうして思考している。

なぜだ?

とりあえずお面も付いたままだし服装は変わっていないようなのでズボンのポケットに確か…


「ありました!」


よかった。やはりメモ用紙と筆記用具は常に持っているべきだな。

こんな時でも周囲の様子をまとめることができる。

大体まとめ終わって考察まで書き始めたときに、声が聞こえた。


「さすがね、大体のひとは戸惑ったり、慌てたり、驚いたりするのに、全く驚かず嬉々として考察し始めるのはあなたが初めてよ。」


声のしたほうには呆れたような顔をした不思議な感じがする女性が立っていた。


「それは光栄ですね。ところであなたは誰ですか?それにここはどこなのですか?神道でいう常世の国や根の国、黄泉の国、または仏教でいう極楽浄土、もしくはキリスト教やユダヤ教でいう天国や地獄のような死後の世界ですか?」

「それを光栄ととらえるところ、さすがは『仮面の天才』様ね。」

「ありがとうございます。」

「褒めてないわよ。」


なぜか女性はため息をついている。本当に何故なんだろうか。


「まあいいわ。私は転生を司る女神リインよ。ここは転生する者が来る場所ね。」

「ふむ、神は実在したのですね。つまり人とは色々と違う部分があるのですか。詳しく教えてほしいのですが…」

「教えないわよ!ていうか少しも驚かないのね、さすが狂人。とりあえずあなたは小さい子をかばって死にました。その行いによってあなたは記憶を持ったまま異世界に転生します。特典もついてね。」

「特典とは?」

「あなたの願いを三つかなえてあげましょう。」

「それではまず感情をください、そして不老不死でも願いましょうか。」

「わかったわ。でも何故感情なんて誰でも持つものを願うの?」

「それは答えなければならない質問ですか?」

「ただの個人的な興味よ、悪かったわ。それでは後一個の願いは異世界に行ってから決めてもらいましょうか。ではあなたの願いを叶えましょう。」

 

やっと感情を手に入れられる。()()()()から僕は感情を失った。これでやっと皆の言う感情が理解できる。


「あれ?おかしいわね、なんで感情がつかないの?新米とはいえ神クラスの改変なのよ。神眼鑑定!」


その後女神リインは焦ったような顔になり、この空間から消えた。

どこに行ったのだろうかと思っていたら

もう一柱女神を連れてきた。


「先輩、私の神眼で見えないスキルと称号があるんです!ていうか知能も4ケタだしこの人なんなんですか!?」

「確かにそうだね。こっちのせかいでは知能4ケタって100年に一度とかのレベルじゃすまないはずなのに。で、見えないスキルというのは…うわー私でも名前がわからないって……えぐいね」

「さっきからなんなんですか?」

「とりあえず感情の種と鑑定スキルあげたし、自分のステータス見てみてよ。」


えっと… 鑑定!

次の投稿は8/26あたりになりそうです

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