27話 覚醒 前編
やっと書きたい内容にたどり着くことができました~~
「ロップゥ!! ロップゥ―――――!!!」
レイドドラゴンの爪が胴体を貫通しているため、最悪の結果を否応なく想像してしまうセレス
ズチャッと爪を引き抜かれたロップは、事切れたかのようにあおむけに倒れた
離れた距離で見る分に、まだ生きているのかすでに死んでしまっているのかどうかもわからない
しかし、今のままでは助かる可能性は無いということだけはわかる
ロップが戦闘不能になったと判断したレイドドラゴンはギロッとセレスの方へ顔を向けた
ドラゴンが自分へ意識を向けたことに気付いたセレスだが
「あっ…」
絶望による恐怖のため、氷で固められたかのように足を動かすことができないでいた
早くロップを治療せねばと思う傍ら、本能がすでに敗北を受け止めてしまっていた
ドスンッ ドスンッ
ゆったりセレスのほうへ近づくレイドドラゴン
すでに満身創痍であるセレスに対してあせる必要はなかった
そして、セレスのもとへたどり着いたレイドドラゴン
あとは目の前の人間を殺せば町を蹂躙するだけ
そう考えレイドドラゴンは攻撃の構えをとった
セレスは訪れるであろう痛みに恐怖して目をつむった
「ロップ…」
しかし、最後までセレスはロップの無事を願い続けた
・・・……――――
体を貫かれ、倒れたロップは指先までも動かすことができないでいた
辛うじて、目を動かす事だけは可能であったためセレスの方へ目を向けると
悲痛な表情でこちらを見て叫んでいるであろうセレスが映った
(どうしてコイツはこんな顔しているんだ…)
(なんでおれの体は動かないんだ…)
体を動かすことができない分、自分に対して問いかけるように意識が巡っていた
(そうか…)
(俺が弱いから、こんなことになっているのか…)
そして走馬灯を見るかのように過去の記憶が思い出されていた
『気持ちの部分では、先に理想像と同じにしちゃえってことサ!』
(あれからおれの気持ちは1mmもかわっていない…)
『強い心を持ち続ければ死ぬことはない』
(そんなものとっくの昔に持っているつもりだ…)
(別に弱くたって構わない)
(ただおれを救ってくれたセレスが笑顔でいてくれてさえいてくれればそれでいい)
でも…とロップの意識は力強く覚醒していった
(どうしてお前はそんな表情をしている?)
(2度と悲しませるようなことはさせないと誓ったのにおれは何をしている?)
(全部おれが弱いから招いた結果だ)
ロップの目に再び闘志が宿り始めた
(このままのうのうと死んでいいはずがない)
(どんな絶望だろうと負けるわけにはいかねぇんだ‼‼‼)
その時、ロップの体に奇跡が舞い降りた
・・・……――――
自分は助からないと悟ったセレス
せめてロップだけは無事でいてほしいとゆっくりと目を開いた
目を開くとレイドドラゴンが自分を噛みつこうとしていた瞬間であった
「ロップ…」最愛の人に対し、別れを言うべくその名をポツンと呟いく
レイドドラゴンは確実に仕留めることができると確信していた
しかし、セレスが噛みつく寸前でレイドドラゴンへ1つの影が迫った
そして、
グガァァ!!??
そのものが振るった斬撃でレイドドラゴンはダメージを負いのけ反った
ドラゴンにダメージを与えた人物
それは…
「ロップッ!?」
セレスは信じられないものを見たと言わんばかりに大声を出した
見るだけで辛くなるほど、ロップの体はボロボロであった
それだけで、今この状態で立っていることが信じられないほどだ
そして、不可解な所が何点かあった
まず1つが、出血がひどくて全身が血だらけであるが肝心な胴体の穴はふさがっていたことだ
セレスの記憶では、体には大きな穴があいていた
しかし、今のロップを見ると完全に穴が塞がっていた
まぁ、今すぐ倒れそうなほどフラフラしていることには変わりないのだが
2つ目が、ロップの手には見たことがない刀が握られていたことだ
特別な模様があるわけではない
しかし、太陽の光によって美しく輝いた刀身はさながら芸術品のような気品さを纏っていた
単なる武器ではなく、さながら芸術品のような美を誇っていた
「もしかしてあれが…」
セレスはロップが握っていた刀の正体を推測していた
ドラゴンを斬ったロップはゆっくりとセレスへ近づいた
「あっ…」
そして、ロップは優しくセレスの髪の毛を撫で、手を添えた
今にも倒れそうなほど体は揺れている状態だ
しかし、ロップの目だけは優しさと力強さを兼ね備えていた
「……」
セレスが感じていた恐怖がなくなったことを確認したロップは、ドラゴンの方へ振り向き刀を構えた
ダメージを追って怯んでいたレイドドラゴンは、気を取り戻し、ロップを視界にいれた
吹けば吹き飛びそうなほど、目の前の男は弱っている
そもそもどうして、今いきているのかどうかも疑念を抱くほどだ
しかし、そんな状態であろうと自分を倒すことが可能な存在であると、本能が察知している
理由はどうであれ、目の前の男が確実に倒れるほどのダメージを与えればいいだけのことだ
グオオォォォッ!
レイドドラゴンは怒りのボルテージを1段階上げて再び戦闘態勢をとった
「……」
ロップも呼応するかのように、姿勢を低くしてスタートを切れるようにした
危険度Sの魔物との熾烈な戦いもいよいよ終盤を迎えていた
お願い
発想がしょぼい私を助けて頂きたいです。
【才能】→どんな成長バフかがわかりやすい名前を
心霊武具→中二病感満載な名前を
例
才能→【魔之戦女神】【霧幻法】【根性】
心霊武具→<日の外衣〉(へ―リオス) <炎円樹の長杖>(イグニスロッド)
私の心が動いたアイデアはぜひ物語へ採用させて頂きたいです。
コメントのほど、よろしくお願いします!!
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