表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/51

25話 善戦

 ドラゴンとランブール領の冒険者とで争いが行われている場所から離れたシルバーレイクの森とルワンダ山脈の狭間付近で1人の男が歩いていた


「レイドドラゴン…本来であれば私もあちらで皆さんと共闘するべき強さ


 いや、そもそも私も戦闘に加わった所で勝てるかどうかも怪しい」


 リンクは危険度Sのレイドドラゴンに意識を向けていた


 十三帝国神将は、ミスリルランク上位の冒険者ないしオリハルコンランク級の実力者で構成されている


 そんなリンクをもってしても、レイドドラゴン相手に確実に勝てるとは思わなかった


 それほど、危険度Sの魔物は規格外ということだ


 しかし、リンクがドラゴンとの闘いに参加していないのはいくつか理由があった


 1つ目はサンサロッサがいること


 冒険者の中で最高とされているミスリルランクでさえも、推し量ることができない者に対して与えられるオリハルコンランクの称号


 なかでも、サンサロッサはオリハルコンランクの中でも最強だと評価されている1人だ


 もしサンサロッサが負けるのであればランブール領どころか、

 大陸中探したとしても対処できる人なんて0に等しい


 そして、2つ目の理由がロップだ


 数度、模擬試合をしてリンクはロップの計り知れないポテンシャルを感じていた


 魔法が使えない、才能による武術の恩恵もない


 あまりにも、冒険者としてやっていけるポテンシャルではない


 しかし、リンクは模擬試合を繰り返すたびにロップの成長の早さに驚愕していた


 どんな英雄でも、はじめは名前すら知られていないただの一般人だということを思いださせてくれるほど、ロップは歴史に名を遺す彼らと重ね合わせていた


「もしかしてロップ君なら…」 リンクはまだ見ぬ可能性に期待を寄せていた


「そして、最後の理由が…」


 森を出て、ルワンダ山脈の麓へたどり着いたリンク


 リンクの目の前には、周りの景色と比べて少しだけ不自然にカモフラージュされた陣営が広がっていた


「私だからこそできる仕事をする方が、効率はいいですからね」


 リンクはナイフを取り出し、陣営の方へ歩みだした


 今頃、ドラゴンとの戦闘が行われているであろう冒険者たちの安全を祈りながら

・・・・……――


 イグニスロッドを救助し、入れ替わる形でレイドドラゴンと対峙したロップとセレス


 今まで感じたことがない脅威に、ほんの少しだけ体を固くする2人


「具体的にはどうするの?」 セレスはロップへ問いかけた


「マリンさんたちがやられたんだ まず正攻法だと瞬殺される


 師匠もくるどうかわかんねぇ あらゆる戦術でやっていくしかない」


 ロップは決して無理をしない方向で戦い方を考えセレスに伝えた


 格上の実力者であるイグニスロッド達が敵わなかったレイドドラゴンを相手にする


 普段物怖じしないロップでさえも少しばかりであるが怖さを感じていた


 しかし、恐怖や絶望に対して立ち向かい続けたロップにとって、引き下がる理由にはなりえなかった


「負けるなんてありえねぇ! セレス、サポートを頼む!」


 言うや否やロップはレイドドラゴンに対して高速で接近した


 !?


 古武術によって生み出された0速度→最高スピードに対して、レイドドラゴンは反応が少し遅れたため翼をクロスさせガードした


 ガキンッ!


 ロップによるバスターソードによる攻撃は、レイドドラゴンの翼によって受け止められた


 グオ!!


 レイドドラゴンはロップへ反撃するべく、鋼鉄の尻尾をはらった


「うぉっ!?」 ロップはジャンプをしながら体をひねり攻撃を躱しつつ距離をとった


「もろに刃を受け止めたはずなのに傷1つねぇぞ」


「えぇ、やっぱり魔法や物理に対する防御力が常軌を逸しているわね」


「鱗を叩ききるのはまず無理だな」


「でも、あんなに器用な動きができるのだから、全身が硬い鱗で覆われているわけではないはずだわ」


「あぁ、てことは… 関節の部位を中心に切っていけばいいってことだな」


 ロップはスピードと躱すことを特化して攻めようと考えたため、

 バスターソードからサバイバルナイフへ持ち替えた


「うん、まずは私の魔法で弱点になりそうな部位を探してみるわ」


 セレスも杖を構えて、いつでも魔法を放てるようにしていた


「……」


 レイドドラゴンは2人の姿をじっと見て考えていた


 先ほど蹴散らした冒険者パーティーよりも戦闘力は下のはずだ


 そう考えると脅威に感じる必要はない


 しかし、ロップとセレスはイグニスロッドよりも自分の命を脅かす存在であると本能が告げている


 どうして、そう感じているのかわからないでいた

 けれども、自分を倒せる存在ではないことには変わりない


 それならそれで全力で潰しきるのみ、

 はなから自分の役割は人間全てを八つ裂きにすることだ


 グオオォォォッ!


 レイドドラゴンは自身の気を締めなおすため、再び空気を震撼させるほどの咆哮を放った


「まずは弱点のあら探しね! 『風魔法・斬撃の嵐(スラッシュテンペスト)』!」


 セレスは魔法で嵐を発生させて、レイドドラゴンへ放った


 攻撃力はそこまで高くないが、裂傷性のある風で構成されている嵐のため、まともの受けるとなると体全身に斬撃を浴びることになる


 グオッ!!


 レイドドラゴンは横へ飛ぶことによって攻撃を回避した


「ドラゴンさんいらっしゃーい」


「!!??」


 飛んださきにはロップが待ち構えていた


 予め、セレスはロップがいる方向へ誘い込むよう魔法を放ったのだ


 レイドドラゴンは瞬時に噛みつきでロップに対応した


「そんな大振りではあたんねぇよ」


 ロップはドラゴンの噛みつきをぎりぎりまで引き付けた後、上方向へ跳んで躱した


 そして、躱すと同時に右翼側の関節にサバイバルナイフを切りつけた


 ガキンッ!


 しかし、ロップのナイフはレイドドラゴンの肉を削ることができなかった


 空中でそれを確認したロップは、着地と同時にセレスがいる方へ距離を置いた


「今のでもダメージが通らないのね」


「あぁ、でも奴さんセレスの魔法を躱しやがった


 全身が硬い鱗や骨格で覆われているのなら避ける必要はないはずだ」


 てことは…とロップは次に狙う場所を定めた


「セレス!土で頼む!」 いうや否やロップはドラゴンへ再び走りだした


「ちょっとロップ! あぁ、もう! 『土魔法・岩石の蛇』!」


 セレスの魔法により、蛇のような形状をした土の塊が出現し、ドラゴンに襲い掛かった


 レイドドラゴンはダメージを与える魔法ではなく、拘束させるための意図の魔法だということを察知し上空へ羽ばたき躱した


 しかし、蛇はドラゴンを追うように上空へも距離を伸ばしていった


 キリがないため、魔法をブレスで対処しようとしたとき、頭上から迫りくる影を察知した


「またまたこんにちは!」


 影の正体はセレスが放った魔法を足場にして上空へ駆けあがっていたロップであった


 !!


 再び目の前に現れたことにより、反応が遅れたものの翼を使ってロップを叩き落そうと試みた


 空中であれば自由に身動きが取れないと判断しての攻撃だ


「体の隅々をよく観察して…」そして、


 今!とここでしかないタイミングで体をひねり翼によるスイングを躱した


 さらに、その翼を伝ってロップはドラゴンの懐に入ることに成功した


「やっぱドラゴンといったらここだろ!?」


 ロップはサバイバルナイフをドラゴンの喉元目掛けて振るった


 グガッ!?


 振るったナイフを見れば、ドラゴンの鮮血にそまっていたことがわかった


 今度こそ、ドラゴンにダメージを与えることに成功したのだ


「やっぱ逆鱗はどんなドラゴンでも弱点なのか」


 怯んだ様子のドラゴンを見て、勝機を見出した2人


 しかし、本当の意味での壮絶な戦いはこれからであった


お願い

発想がしょぼい私を助けて頂きたいです。


【才能】→どんな成長バフかがわかりやすい名前を

心霊武具→中二病感満載な名前を


才能→【魔之戦女神】【霧幻法】【根性】

心霊武具→<日の外衣〉(へ―リオス) <炎円樹の長杖>(イグニスロッド)


私の心が動いたアイデアはぜひ物語へ採用させて頂きたいです。


コメントのほど、よろしくお願いします!!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

高評価やコメントをしていただけますと天に上るほど喜びます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ