22話 オリハルコンランクに近い男
1人の説明のために1話ほとんど使うとは…
「八卦よーい…ゴゥッ!でごわす!!」
掛け声とともにドラゴンの群れへ単身、突っ込んいったマグナ。
しかも廻ししかつけていない状態でである
傍から見れば、上裸の小太りのおっさんが魔物の群れへ飛び込んだだけであり、ただの自殺行為だ
マグナの接近に気が付いたドラゴン達は、息を合わせたかのように噛みつきや爪での攻撃喰らわせようと襲い掛かった
マグナがドラゴンの攻撃を直撃することは明らかだった
しかし…
「クラッシュでごわす!」
マグナ対複数のドラゴンという図式で衝突した結果、なんとドラゴン達が吹き飛んだり体の部位が破壊されるという結果で終わった
ダメージを負ったドラゴンも、周りにいたドラゴン全てがマグナを敵として認識して襲い掛かる姿勢をとった
1人でドラゴンの大群を相手するマグナの姿を見るロップ
「何回かしかみてねぇけど…、やっぱりとんでもねぇな」
ふざけている・馬鹿げていると言いたくなる気持ちがある以上に、圧倒的な戦闘力に脱帽していた
サンサロッサとの通信を終えたあと、ドラゴンの殲滅のためマリン率いるイグニスロッドが担当していたポイントへ向かっていたロップ達
その道の途中で、おそらく別動隊と思われる100体ほどのドラゴンの群れと遭遇した
そんな相手に対して、なんの躊躇もなしにマグナは突っ込んだというのが、先ほどのシーンの説明である
「一見拍子抜けしちゃうけど、物凄く強いというのがなんか慣れないわね…」と苦笑を浮かべるセレス
「まあほぼ裸でいるのも、心霊武具の性能のためらしいしな」
マグナの心霊武具<宿禰の廻し>は身に着ける服装が無ければ無いほど、
マグナ自身の肉防御力が上昇する効果をもつ
そのため、防具をつけない方が身を守ることができるという、
なんとも不可思議な現象が起きている
そして、<宿禰の廻し>にはもう1つの性能が備わっている
それは…
「死ねぇ!キモブタ!」
マグナのパーティーである女魔法使いたちが一斉に、ドラゴンへ向けて魔法を掃射した
それぞれの魔法が上級冒険者だと納得させられるほど、高火力な魔法がドラゴン達を襲う
「凄い魔法…、でもドラゴンの近くにもいるマグナさんも巻き添えをくらうんじゃ…
というか明らかに魔法がマグナさんに着弾していない??
というよりもわざと魔法をぶつけてない??」
不可思議な光景を連続で目の当たりにし戸惑うセレス
「あぁ、セレスは聞いてないんだったな
マグナさんの心霊武具のもう1つの性能が、
お互い信頼しあっているパーティーの人たちの魔法は一切くらう事がないそうだ
だから、魔法の雨のなかでも突っ込むことができるし、
前衛1人後衛3人というアンバランスはパーティー構成を可能としているんだとよ」
さきほどマグナを殴り飛ばし、きつく当たっていた女魔法使いの攻撃も、
マグナに魔法が直撃する前に消滅している
口調や行動では嫌っているようにみえるが、
つまりはそういうことなのだ
「まあ、外見問題を置いておけばマグナのおっさんはめちゃくちゃ強い
冒険者活動を始めたのはここ2~3年なのにミスリルランクにいるから、
ちゃんと天才というか化け物というわけだ」
実際、マグナは次のオリハルコンランク候補の1人とされているほどだ
訳あって前回の選出では外されたのだが、
単純な戦闘力でいえばオリハルコンランクを名乗っても問題ないと言われている
終始ドラゴン達を圧倒している姿を見ている2人に対して、強気な女魔法使いが声をかけてきた
「ロップにセレス!ここは私たちとあのブタに任せておけばいいから、
他の冒険者を連れてマリン達の方へ向かってやってくれ!
おそらくそこがドラゴンの本陣だ!」
2人は顔を合わせた後、女魔法使いへ頷いた
「休憩はたんまりできたしな、はやいとこ出発するか」
「えぇ、そうね マリンさんが心配だわ」
「頼んだぞ! この戦争が終わったら一緒に飲む約束してるんだから!」
女魔法使いの言葉を皮切りに、
ロップ達はイグニスロッドが巡回していたポイントへ再び向かい始めた
マリン達の無事を祈りながら
・・・・……――
「ハァ、ハァ… さすがに相手が悪いとかそういう次元ではなさそうね」
マリンは肩で息をしながらも、目の前の災害と対峙していた
満身創痍なイグニスロッドに対して、目の前のドラゴンは疲れを少しもみせないでいた
「さすが危険度Sね…
危険度Aとは強さが段違いで困っちゃうわ」
ランブール領側が優勢だと思われたこの戦争
しかし、1体のドラゴンによりランブール領を悲惨な状況を招くのであった
お願い
発想がしょぼい私を助けて頂きたいです。
【才能】→どんな成長バフかがわかりやすい名前を
心霊武具→中二病感満載な名前を
例
才能→【魔之戦女神】【霧幻法】【根性】
心霊武具→<日の外衣〉(へ―リオス) <炎円樹の長杖>(イグニスロッド)
私の心が動いたアイデアはぜひ物語へ採用させて頂きたいです。
コメントのほど、よろしくお願いします!!
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