22話 作戦変更
「これでどうだっ!!」
ロップの気合が入った声と共に振られたバスターソードは巨大な蜘蛛の頭を破壊した
ズチャッとつぶれた音がしたあと、蜘蛛はピクリとも動かなくなった
「さすがに…、堪えたな…」
「ええそうね…、大きいうえに素早かったしね」
連戦という戦線でロップとセレスは満身創痍のありさまだった
特にロップは常に接近戦のため、何度か魔物の攻撃をかすめる時があった
「すげぇ、あいつら たった2人でディザスタースパイダーを倒しやがった」
「ああ、森の主の1体とされている危険度Aを倒すなんて上級冒険者でも相当な準備がいるってのに」
ミストとドラゴンから離脱した2人は、当初の予定通り他の冒険者パーティーと合流して町へ進軍する魔物を狩っていた
パーティー達が集まり連携を取り合って、魔物の騒動を抑えるときにサンサロッサがドラゴンの討伐することが会議で決められていたことなのだ
「とりあえず、町に脅威がありそうな魔物はあらかた片づいたわね」
「あぁ、ドラゴンの方も今頃師匠が対処しているだろ」
「でもあんなに数多くのドラゴン、さすがの先生でも危ないんじゃないかとちょっと心配だよ」
「そこは大丈夫だろ オリハルコンランクの冒険者ってそういうもんだからな」
2人がサンサロッサについて話していた時、通信魔道具が光りだした
「!!」
ロップは通信魔道具を手に取り、発信相手と通話ができるようにした
「HEY!2人とも! この様子だと無事他の冒険者たちと合流できたようだネ!」
「先生!」
通話の相手はたった今話題に出していたサンサロッサからだった
「私たちはなんとか無事ですけど、先生こそご無事なんですか?」
セレスがサンサロッサの身を案じた
「ああ!You達が知らしてくれたドラゴンは1匹残らずバーベキューにしておいたヨ!
ただ少し予想外のことが起きてしまってネ
どうやら帝国まで飛ばされてしまったらしんだ」
「帝国!?」
「まぁ、ルワンダ山脈は見えるからそこまで遠くってわけじゃないんだけどネ
ただ厄介事が追加されてネ、少しそちらへ向かうことが厳しそうなのダ
だから2人には他の冒険者と協力しあってドラゴン達の数を減らしてほしいんダ」
ドラゴン討伐の命令を授かった2人
「…マジかよ( ˘•ω•˘ )」
「今回の戦争にいるドラゴンは危険度Bが7割、Aが3割ほどダ
立ち回りさえ工夫すれば十分対処できる
ただ1点、おそらく最低でも1体は危険度Sのドラゴンがいるはずダ
そいつにだけはくれぐれも注意してくれたまエ」
ゴクリッ…
唾を呑みこむ音が聞こえた
危険度Sはミスリル冒険者が所属しているパーティーでも単体であれば討伐は難しいとされている
そのため危険度Sの魔物を討伐するのであれば、複数パーティーと協力するレイドで挑むのがセオリーだ
運が悪ければその脅威と遭遇することになる
それでも、現時点でドラゴンから町を守ることができるのは自分たちしかいない
だったらやるしかないと覚悟を決める2人
「物凄く危険なのは承知している ただYou達なら大丈夫だと信頼しているんダ
頼んだゾ」
サンサロッサはそう言葉を残し通信をきった
「なるしかないのね…」
「あぁそうだな… てことでマグナのおっさん!!」
ロップは男性の名前を呼んだ
振り向いた視線の先ではハイオークの群れに対して肉弾戦で応戦していた
一見、あきらかに自殺行為に見えるが…
「デストロイでごわす!!」
男は張り手で1.5倍ほどのサイズのハイオークを吹き飛ばし倒した
「モア―でごわす!!」
そして、連続の張り手がハイオークたちに襲い掛かり1匹残らず吹き飛ばすのであった
「フィニッシュでごわす!
ん?呼んだでごわすかロップ殿」
「あぁ、呼んだのは呼んだんですけど…」とロップは珍獣を見る目でマグナを見ていた
というのも理由はマグナの恰好にある
戦争中だというのに、マグナの恰好は廻ししか身に着けていないのだ
それは東方の国の1部で受け継がれている相撲という武道の正式な恰好と同じである
それに加えて、こんな野戦時にも廻ししかつけていないのには理由がある
なぜなら、その廻しこそマグナの心霊武具だからである
そして廻しの性能上、露出が激しい恰好でいる方が都合はいいため、基本廻しのみの姿でいる方が多い
そのため、決して露出狂というわけではないのだ
「相変わらずその恰好で怪我1つないなんて不思議ですね…」
ロップは理解できないといった表情だった
それに対しマグナは
「デュヘヘッ、この心霊武具の特性上仕方がないでごわす
なんなら最近、この廻しさえも外したほうがよりいいのかもと…グヘッ!!」
最後まで言い終わる前にマグナのパーティーの女魔法使いがアッパーをくらわして、マグナを吹き飛ばしていた
吹き飛んで倒れたマグナに対して、ゴミをみるかのような蔑んだ目で見ていた
「……このキモブタが」
ただの露出魔なのかもしれない
お願い
発想がしょぼい私を助けて頂きたいです。
【才能】→どんな成長バフかがわかりやすい名前を
心霊武具→中二病感満載な名前を
例
才能→【魔之戦女神】【霧幻法】【根性】
心霊武具→<日の外衣〉(へ―リオス) <炎円樹の長杖>(イグニスロッド)
私の心が動いたアイデアはぜひ物語へ採用させて頂きたいです。
コメントのほど、よろしくお願いします!!
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