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16話 守る価値があるからこそ命を懸けられる

やっとここまでかけた…

 町を防衛するための会議から数日後


 依頼と森の異変がないかの巡回を終え、完了報告が終わったあと、それぞれの自宅へ帰るためギルドをでた


 そして帰路の途中、セレスは不安げな表情で弱音を吐いた


「……本当に戦争が始まるのね」


 いつもは元気な表情を浮かべ、町中の領民を笑顔にさせているセレスだからこそ、不安げな表情はより一層悲壮感を漂わせる


 ロップはセレスを気遣う様子もなく言葉を返した


「戦争といっても国と国とじゃねぇ あくまで個人の暴走だ、盗賊の延長と一緒だ」


 そう、規模こそ大きいものの今回の戦争はあくまで数人による侵略戦争によるものだ。


 それこそ、皇国の王都や他の領から軍を動かしたとすれば、帝国以外の国が戦争をしかけてくるのではないか?と警戒させてしまう


 余計な混乱を招かないために、今回の戦はランブール領の騎士団や冒険者のみの力で脅威を跳ね除ける必要がある


「うん、わかってる… でも今回はドラゴンの大群が攻めてくるのよね?


 そうなれば冒険者の人たちだけではなく、町のみんなにも危険が及ぶかもしれないと思っちゃって」


 一向に立ち直る気配を見せないセレスに、さすがに重症だなと感じたロップ


 はぁ~とため息をついたあと、言葉を紡いだ


「冒険者ってさ自由な職業だろ? 


 だからどこを拠点にしたっていいし、いつ拠点をかえたっていい」


 けれど…とセレスの方へ顔を向けながら言葉を続ける


「今回、ドラゴンが攻めてくると知らされて、他の領へ移ったパーティーは1つもいない」


「!!」 ロップの言葉を聞き、セレスは勢いよく顔を上げた


「上級冒険者だけではなく、中級・初級冒険者もそう


 自分たちにできることがないかと自発的に動いているパーティーがほとんどだ」


 現在、防衛のため指名依頼を受けているのは上級冒険者たちのパーティーのみだ


 しかし、ランク関係なくポーションになる薬草の採取や、非常食を確保するための魔物討伐といった戦争に備えて素材を集めている


「さっきマリンさんにも聞いたんだ どうして逃げないのかって」



 会議室を出る前、ロップはマリンに思っていることをきいた


「どうしてマリンさんはここで戦おうとおもったんですか?


 マリンさん達ならどこであろうとやっていけるじゃないですか」


 冒険者は何物にも縛られない生き方だ


 だからこそ、町をでるパーティーに非難なんてしないもののあえて危険を冒す選択をとる彼らに納得ができないでいたロップ


 そんなロップの疑問を払拭するかのように、当たり前という表情で答えた


「ん?だって大好きな街をみんなで守ることなんて当たり前でしょ?


 優しくて楽しい人たちでいっぱいで、活気あふれる街


 そんな所、世界どこをみてもランブール領以外にないよ


 そんな町だからこそ、命をかける価値があるんだよ♪」



 マリンが話していたことをそのまま伝えたロップ


「…ぐすんっ」


 歩みを止めたセレスは両手で顔を覆いながらも泣き始めた


 公爵の娘であるセレスにとって、マリンの言葉は何よりも代えがたいものだった


 大好きな街を肯定してくれる


 ただその事実だけで胸がいっぱいになる


「それにこの町の領主はアンドロスさんだ


 あの人がいれば、町の人に危害が及ぶことはない


 そんなことは、お前が一番わかってるんじゃないか?」


 ロップの言葉を聞き、うんっ…うんっ…と大きく頷くセレス


「だったら早く帰って休むぞ なんだかんだいって今日も動きっぱなしだったしな」


 話は終わりだというかのように歩きだしたロップ


「うん!」 


 さっきまでの表情が嘘かのように、周囲を明るく照らすほどの表情へ変えた


 ・・・・・・・・

 そして翌日、元十三帝国神将との戦争は静かに幕を開けられた


 この戦争は予想を裏切ることが次々と起き、壮絶な争いへ発展していくのであった


お願い

発想がしょぼい私を助けて頂きたいです。


【才能】→どんな成長バフかがわかりやすい名前を

心霊武具→中二病感満載な名前を


才能→【魔之戦女神】【霧幻法】【根性】

心霊武具→<日の外衣〉(へ―リオス) <炎円樹の長杖>(イグニスロッド)


私の心が動いたアイデアはぜひ物語へ採用させて頂きたいです。


コメントのほど、よろしくお願いします!!


最後まで読んでいただきありがとうございます。

高評価やコメントをしていただけますと天に上るほど喜びます。

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