閑話:四天王会議
その頃の四天王
フラリ
（第26回、四天王会議をするわよ）
クンズ・ポイド
（あの〜ガラメさんは？）
ビリクカ
（ほっとこうぜ、あの四天王最弱のことは）
クンズ・ポイド
（でも〜私の猛毒受けて死ななかったんですよ～）
フラリ
（そういえば、この前ドラゴンブレスを
真似た魔法喰らってピンピンしてたわ）
ビリクカ
（たまたまだ、たまたま！）
クンズ・ポイド
（え〜魔王でも下手するとダメージ受ける
猛毒受けて平然としてるのはおかしいと思うけど〜）
ビリクカ
（毒を無効化するアイテムを持ってたんじゃないか？）
フラリ
（歴代の魔王が作った状態異常無効化のアクセサリー
をぶっ壊すような毒に耐えるアイテムは私
知らないけど？）
ビリクカ
（あれ？そういえばアイツがダメージ
受けてるところ見たことあるか？）
フラリ
（アンタ、いつもガラメに殴りかかっていく
くせに気づいてなかったのね…）
クンズ・ポイド
（四天王全員で戦闘訓練をしたことあったけど
彼だけ無傷だったわ…）
フラリ
（あれは、魔力が切れて戦えないから
脱落じゃなかったの？）
クンズ・ポイド
（ガラメの魔力全く減ってなかったけど？）
フラリ ビリクカ
（えっ！）
ビリクカ
（アイツと一度本気で勝負してみたくなった！）
フラリ
（何か有効打は思い浮かんだの？）
ビリクカ
（いや、全く！）
フラリ クンズ・ポイド
（はぁ…）
ビリクカ
（アイツと戦いたいがそれよりも
次の魔王様はいつ降臨されるのか）
フラリ
（そうね…今回は勇者が先のパターンかもしれないわね）
クンズ・ポイド
（速く、ガラメ帰ってこないかな〜）
四天王の称号
迷惑 フラリ
天才的な魔法使いだが魔法を
使うタイミングは最悪である…
居るだけ クンズ・ポイド
本人が居るだけで周囲が猛毒に汚染され
ほとんどの生き物が住めない環境となる。
唯一近くでこの毒を喰らい死ななかったのは
ガラメ一人である
毒を操る特殊な魔法を使える
速さの戦狂い ビリクカ
属性魔法を使い様々な剣の形を取りその
二本の属性武器を使った速い連撃が得意
攻撃を捌くのは魔王でも苦労する
炎彩鳥 ガラメ
空を飛びながら真っ赤な炎で攻撃を仕掛けてくる
攻撃が単調なため対処できないことは無い
そのため、四天王最弱と言われている「本人談」
炎彩鳥意外は称号と言えるのか…
