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四天王最弱は僕だ!  作者: ルゾナタ
第一部 魔王と勇者すぐ相討ちする世界
6/13

空間魔法は人間界隈ではもう無いらしい…

兵士(ハッ、お前は冒険者か!)


ガラメ(いいえ、旅をしているものです。)


兵士(冒険者じゃない?

   てっきりR級冒険者だと思ったのだが…)


ガラメ(正直、よくわからないんです)


兵士(なに?なにがだ!)


ガラメ(生まれてすぐ師匠「魔王」に助けられて、

    「最近」ちょっと修行をしまして…

    そしてこのよくわからない魔道具を

    貸してくれて、、、

    最近師匠「魔王」が死んで

    しまったので、一人旅をしてみることに

    したんです。)


兵士(本当か?とりあえず信じるが、

   あまりにも怪しいから真実の眼を持つ聖女

   の前で同じ話をすることになるだろう。

   ぶっちゃけ、お前から逃げる事はできない

   だろうからな。信じるしかないんだがな…)


ガラメ(あの〜申し上げにくいんですが実は食料が

    昨日の分までしかななくてですね…)


兵士(食料ならやる。代わりに2つ

   ワイバーンの魔核をくれ、

   アレがないと倒した証明ができずに捜索隊

   を組んでまたここに来なければならなくなる。

   それと、回復アイテムとか持ってないか?

   俺はまだしも他の奴らは虫の息だからな

   あればでいい)


ガラメ(アイテムはありませんけど回復はできますよ?)


兵士(本当か!でもどうやって?)


ガラメ(今から驚くことが起こるでしょうけど

    回復ですからね)


兵士(あっ、あぁ)


再生の炎


兵士(俺は、火葬を頼んだ覚えは無いぞ!)


ガラメ(待ってください、傷治ってるでしょ?)


兵士(本当だ!?どういうことだ…)


ガラメ(それはそうと、名前まだ聞いてませんよ?)


兵士(あっ、あぁ。俺はクタンだ。改めてよろしく)


ガラメ(僕は、ガラメ。それは兵士?騎士?

    の敬礼ですか?)


クタン(そうだ、騎士の敬礼だ。

    タムトスーファイという国のな)


ガラメ(この辺りは初めてで、その国はここから近く

    なんですか?)


クタン(そうだな…ここから4日〜5日程かかると思う)


ガラメ(そこまで一緒について行ってもいいですか?)


クタン(聖女にあわせてガラメが危険かどうかの

    判断をしないといけないからな…

    むしろ強制連行せずに済みそうで

    ホッとしたよ)


ガラメ(そろそろ遅くなってきましたけど

    野営しますか?)


クタン(そうだな…すまないがそこで倒れてる奴らを

    この2つのテントに投げ込むのを

    手伝ってくれないか?)


ガラメ(まあ、分かりました…でも魔物に気づかれ

    無いんですかね)


クタン(魔物は基本的に魔力を奪われる場所を

    嫌うからな。このテントはサイズ維持のために

    少量の魔力を周りから常に吸収し続ける!

    天然の魔物除けになってるんだ)


ガラメ(なるほど…)


クタン(ガラメそういえば、野営道具はどこだ?)


ガラメ(空間魔法で帰るんですよ)


クタン(おい、空間魔法は今の時代にはない魔法だ!)


ガラメ(し、師匠が教えてくれたんですよ?)


クタン(お前の師匠は伝説と言われる賢者

    とかじゃないよな!?)


ガラメ(えっと、分かりません…)


クタン(お、おうそうか…)

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