魔族による人助け
着いた。
どこかの山の中腹ぐらいに…
瞬間移動の練習ぐらいしとけばよかった
それとも地図が想像より古かったのかなぁ?
まあ、ここに居てもなんにもならんしな~
移動する前に横穴でも掘って簡易拠点にしよう。
空間魔法で土の中に結界を張りその中をくり抜けば
穴ができるから、体を蒼炎に変えて膨張すれば
土が圧迫されてある程度固まった。
瞬間移動する場所としてはこれでいいだろ
それじゃ、探索するか。
この辺りに人は居るのかな?
おっと、第一魔物発見!
ロック・ウルフ
∴硬化 :土魔法(ツブテ、):噛み付く :引っ掻く
:同族意思疎通
称号
:はぐれ
どうやって倒そう? 無視してもいいかな?
あっ、気づかれた!
硬化してタックルしてきた、
空に逃げて様子見
アレがツブテか?
体の一部を蒼炎に変えて、すり抜けさせる
そういえば、護身用アイテムを使うか…
マピスルドとジガードル装備
マピスルドは、浮遊していてそれを魔力で操り
ぶつけたり、魔力弾を撃ったりと何かと便利だ
まずは、ぶつけてみた
見事に硬化でやり過ごされた。
頭いいな~
魔力弾だと?
ツブテで相殺された。
魔力弾は今、イメージで球体だが銃弾のようにして
回転をかけるイメージで撃ったら!
ツブテで相殺しようとしたようだが全部弾いた!
慌てて硬化したが…
よっしゃ、貫通!
運良く核を貫いたようだ。
銃弾のようにして使えそうだ。
でも、戦闘開始したときは
球体の魔力弾を撃つことにしよう。
ちなみに、魔物は魔族の手下だと人間はいうが
動物と同じで、野生に生きてる。
魔族からしても魔物は迷惑な存在なのだ!
それじゃ、改めて探索開始
蒼炎で遠目から見たら幻想的な鳥の姿をとって
空から探索
なぜかというと、人化していないときは
人型だが手と足が鳥のものになり、
背中から常に蒼炎を纏った羽が生える。
人間に魔族だと一発でバレる
だから、わざわざ幻想的な鳥の姿になるのだ
この世界には意思疎通のできる
神獣、幻獣などの生き物もいる。
人間は意思疎通できて幻想的なら
大丈夫だと思っているようだ。
???(くっそ、ここまでか…)
隠密を使って近くに降りて人化した。
ワイバーンに襲われてるのは兵士か?
その兵士の後ろに15人ほど倒れてる
全員死んでいないようだ。
ガラメ(あの〜助けいります?)
???(誰だ!クッ…)
ガラメ(まず、ワイバーン倒しますね~)
???(やめろ、逃げろ死ぬぞ!)
ガラメ(大丈夫ですよ、僕死にはしませんから)
???(なにを…)
さてどうしようかな~
実際、僕は死なないけど
兵士さん達は死にかねないからな…
空間魔法の結界を発動、隠蔽してっと
結界魔法を覚えてればな~
ジガードルに魔力を流して、、、
これで敵の攻撃を一回無効化できる
全魔力を使うが不死鳥なら一瞬で魔力が回復する。
ワイバーン
∴ブレス ∴双大爪 ∴翼羽魔法 :火魔法
称号
∷魔力過多
マピスルドから魔力の球体を撃つ
双大爪で魔力に干渉し裂かれた
球体の魔力弾を回転させながら撃つ
翼羽魔法で風をおこして
その風圧で吹き飛ばされた。
蒼炎を指に集めて白炎になるまで温度を上げ
回転をかけながら撃つ!
火魔法とブレスで威力を下げられたが当たった。
体をエグッた。傷がついて怒ったようだ
白炎指弾連射!
翼羽魔法の風圧で威力を下げてから空に逃げた
マピスルドから銃弾のような魔弾を回転かけながら連射
捌ききれなかったのか翼がボロボロになって落ちてきた。
即座に近づいて手に蒼炎を纏わせて
電動ノコギリのように動かして首を切断。
どうにかなったな~
後は、呆けてる兵士さんにどう説明したもんか…