表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/27

【22】赤い昼②

「なんだあれ!」


「太陽が欠けてる!」


 外に居た者が次々異変に気付きざわつく。


「先生方は生徒を校庭に集めて下さい!」


院長が走りながら叫んでいる。



「何が起きてるの?!」


 残っている全ての生徒が校庭に集まった頃には太陽は三分のニ欠けて、晴天なのに曇りの様に暗くなっている。


「何が起きているのか分からないが、皆この場を離れない様に!」


院長が叫ぶ。


 院長を中心に生徒を集め、大外に教諭がいる。



 太陽が全て欠けると空は赤くなり、太陽のあった部分だけ黒い円が出来ている。



「皆落ち着いて!取り乱すな!」


 皆、呆気に取られていて取り乱す暇もない。


 誰もが天変地異を覚悟した。



 いたる場所で黒い湯気の様なモノがのぼる。


「うっ」


「おい!どうした。大丈夫か」


 ギルスロットの取り巻きの1人が急にうずくまった。


「え、人からのぼってるの?!」


 うずくまった取り巻きの体から周りと同じ黒い湯気がのぼり出した。



「UGAー!!」


「うわぁ!」


「きゃぁぁ!」


各地で雄叫びと悲鳴が上がった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ