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鉄血の軍人の異世界譚  作者: ILLVELG
15/16

mission3-4


 ―――。

 

 はぁ。

 急に俺のところへ指令が下された。

 隊長から寄越された指令にはこう伝えられていた。

 

 東暦9010年1月4日に異世界からやって来たニンゲンを、殺せ。

 

 ―――俺はすぐさま武装に入った。

 その女について一切報告などしなかったはずなんだがな。

 一体どうやって見つけたのか。 その情報網には驚かされる。

 さすがドラット連合の支部を恐ろしい速度でたたき潰すだけはある。

 まあいい。

 異世界のニンゲンどもは全員抹殺。

 それが俺の―――

 

 平和維持軍特務隊、二番隊員グラップ・アレクセイの使命だ。

 

 命令が下されたのなら遂行する。

 ただそれだけ。

 

 

「ほっほんとうなのか!」

 この中央諸国連邦の地方都市の支部副長バンバドが驚いた顔で俺の情報を受けとる。

「あの特務隊隊長じきじきの命令で………私の護衛だと!?」

「勘違いするな。 ………てめぇを標的とする敵がいるからてめぇのそばにいるだけだ。」

 ちっ。

 知りたくもなかったよ。 てめぇがベニヒメを狙っていたことなど。

 ………殺せと指名されたやつがベニヒメを守ってくれたやつだなどと。

「気に入らねぇ。」

「事情を説明しろ! なにがなんだかわからんぞ! まさか………テロなのか!?」

「黙ってろ。 てめぇはおとなしくここで待機していりゃいい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ベニヒメ。

 あれはかなり特殊な個体だ。

 獣族でありながらその内に神獣を宿す神柱のひとり。

 その神獣の名前はダイダラボッチ。

 百メートルを越える白い雄鹿の化身ともいえるバケモノをあの少女は小さいからだに詰め込んでいる。

 長い間どうやってそいつを取り出すか調べていたが、なかなか手立てがなかった。 その間にこいつのような雑魚に嗅ぎつかれたのはなかなかに鬱陶しい誤算だった。

 今あいつを取られるのは避けたい。 幸いにも隊長からの指令によれば………このバンバドを殺しに来ているらしい。

 一応このバンバドも平和維持軍の隊員。 同じく所属する特務隊隊員としてメンツを守らねばならない。

 めんどくさいが………やらねばなるまい。

 

 ………?

 

 何かこちらに向かってくる気配を感じる。

 しかしこれは………速いっ!

 

ドォォォォォォォォッ!!!!

 

 突然俺のいた部屋が光と炎に包まれた。

 凄まじい爆音が響き、部屋が木っ端微塵になった。

 何だ!

 何をされた!

 

 破片が舞い散り、天井が崩れた。

「あぁっ!!ぁあえああああっ!!!」

 バンバドの右腕が吹き飛んでいた。

 何をされた………!

 あまりにも速い飛翔体がこちらに向かってきたのはわかったが………速すぎる!

 飛んできた方向を見ると………はるか遠方にそれが見えた。

 なんだ………あれは?

 

 大きく黒い箱のようなものが動いている。

 箱から出ている長いトゲの先から煙が出ている。

 その上に………彼女がいた。

 病的なまでに白い肌に顔の半分を火傷跡で覆っている、くすんだ銀髪のあの女が。

 

「………てめぇか。」

 

 殺せと指令が下った標的。

 それが………俺が拾った異世界から来た軍人だった。

 

 再び光った。 さっきと同じ飛翔体が凄まじい速度でこっちに向かってくる。

 もうだめだ。 間に合わない。

「くそがっ!」

 

 ドォォォォォォォォッ!!!!

 

 今度こそバンバドに直撃した。

 助からなかった。 助けられなかった。

 特務隊の面汚しだ。

「………あの野郎。」

 俺はガントレットを装備する。

 あの女のもとへ、狙いを定めて俺は跳び出す。

ドッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………グラップか。

 そろそろ戻ってくる頃合いかなと思ってたけど。

 どうやらあたしがいま撃ったところにグラップがいたようだ。

 なんでバンバドのところにいたのか疑問だけど………あの様子から察するにあたしを敵と見なしているみたいだ。

 細かいことはどうでもいい。

 あいつは自分でいっていた。

 異世界から来たニンゲンを全員殺すという使命があるってことを。

 

 遅かれ早かれ、こうなることはなんとなく予想ができていた。

 

 ………予想より早すぎる気がするけどな。

 猛スピードでこちらに向かうグラップをあたしは冷静に見極め………

 引き金を引く。


 ドォォォォォォォォッ!!!!

 

 あたしの愛機、TTX1エイブラムスカスタム【ストライクエイブラムス】の砲塔から凄まじい煙が吹き出る。

 秒速2000メートルの四十口径110mm徹甲溜弾砲【MX256】の弾を、グラップはかわす。 どんな反射神経しているんだよ。

 自動装填に入るエイブラムスを出て、あたしはゲイルを構える。

 エイブラムスを遠隔操作で、近づくグラップをしっかりロックオン。

 そしてミサイルを撃たせた。

 

 ボシュボシュボシュボシュッ!!!

 

 発射されたミサイルはそのまま上空へ垂直に飛び上がり続ける。

 あたしはゲイルの銃口をグラップへ向けた。

 

 ガガガガガガガガッ!

 

 グラップはそれをかわす。

 ぐんぐん近づかれていく。

 彼我の距離は十メートルもなくなり、次の瞬間―――激突する。

 あたしはふっとぶ。

 エイブラムの上から叩き落とされ、無様に地面を転がる。

 くそっ!

 あたしはすぐさま起き上がり、グラップの姿をさがす。

 視界のHUDにはグラップを示す赤いマーカーが示されているけど、早すぎて捉えられるものじゃない。 鬱陶しいだけなのでマーカー以外の情報をすべてオフにする。

 速いグラップに必死に銃口を合わせて撃ちまくる。それでも当たらない。

 問題ない。 時間とヘイトさえ稼げりゃこっちの勝ちだ。

「おらぁっ!」

 ゲイルが火を吹く。

 グラップはそれをかわしつづけ、あたしに近づく。

 刺々しいデザインのガントレットがあたしをえぐろうと迫る。

 その速度はすさまじく、あたしは簡単に距離を詰められ脇腹を抉られる。

「~~~~~!!」

 鮮血がほとばしり、激痛があたしの脳を支配する。

 完全にこっちを殺しに来ている。

 だがまだ浅い。

 ゲイルをグラップに向けて撃ちまくる。

「ぐおっ!!」

 数発グラップにヒットする。 しかし致命傷からは程遠い。

 くそったれが!

「この俺に当てやがるとは―――なかなかいい射撃の腕を持っているようだな。」

 脇腹をえぐられ怯んでいる間にグラップは回復魔法とやらを使用して傷をなかったことにした。 くそ。 せこいぞ。

 こっちは魔法なんて使えねぇんだぞ!

 

「………たかが抉られたぐらいでずいぶん辛そうだな。」

 グラップはガントレットについたあたしの血を振って落とすと、こちらへ近づく。

「あたしのことは見逃すんじゃなかったのか?」

 グラップは心外そうに言った。

「言ってなかったか? 俺はお前以前にも異世界から来たニンゲンを「全員」殺すように言われていた。 そのリストに今日―――お前が追加されただけだ。」

 いやなリストだよ。

「好きでこんな世界に来るわけねぇよ。」

 来ただけであんたみてぇなバケモノじみた動きするやつにぶっ殺される物騒な世界に誰がいきたがるんだよ。

 

「さて―――お前の名前。 聞いていなかったな。」

 突然グラップがそう聞いてきた。

 そういえば妙なプライドが邪魔をして伝えていなかったか。

「だれがあんたみたいなやつに教えるんだよ。」

 教えたら一生追い回されるに決まってるだろ。

「なぜバンバドを殺した?」

 グラップは睨み付けるようにこちらに問い詰めてくる。

 あたしは銃口を向けながら答える。

 

「………いけすかねぇ糞野郎だったからだ」

 

 グラップはぎろりとより強く睨んだ。

「お前が殺す必要はなかった。」

「うるせえ!」

 

 じゃああんたは黙って見てろってのか。

「ベニヒメに手を出そうとした糞野郎だろうが!!」

 あんな優しい子を傷つけようとするやつをどう許すんだ。

 なぜ殺さない理由があるんだ。

 あたしにはそのための力がある。

 

「お前が殺す必要などない。」

 

 その瞬間。

 あたしは察した。

 あいつの表情、そして声音から。

 

「あんた………なぜベニヒメの近くにいたんだ?」

 

 そう、問い詰める。

 グラップはひどく冷たい感情のない言葉で、あたしに向けて言い捨てる。

「貴様が知る必要はない。」

 グラップはそう言ってガントレットを構えた。

 ………そう言うのかよ。

 あんたのことは………正直。

 ちゃんとした人なのかなってなんとなく期待はしてたけど。

 妙な期待なんかするもんじゃなかった。

 

「あんたに殺されるほど………あたしの命は安くないよ。」

 

 ………ぶっ殺す。

 

「もう少し語り合いたかったが………そろそろ終わりにしよう。」

 グラップは構えた。

 

 うん。

 終わりにしよう。

「さようなら。 こんなお別れになったけど………ありがとう。 あんたがグズで、あたしは助かった。」

「何………?」

 あたしは弾の種類を変え、閃光弾を撃った。


 バァァァッ!

 

「ぐっ!」

 グラップは不意討ちの光に目をやられた。

 そしてあたしはその場から離脱する。

「何を………しやがる!」

「………じゃあね。」

 最低最悪の糞野郎よ。

 あばよ。

 

 ………上空に向かって放たれたミサイル「ストライクXⅡ」が四発。

 

 グラップに直撃した。

 

ドドドドッガァァァァァァァッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 凄まじい爆炎が去り、その場には………ボロボロに成り果てたグラップが仰向けで倒れていた。


「………よくも………やり………やがったな………。」

 

 ………まだ生きてるのか。

 ストライクXⅡは一発でビルを木っ端微塵にする威力があるはずだ。

 ………よくバラバラにならなかったな。

「どうする? もう一発撃ち込む?」

 ちなみにこのエイブラムスは………なんでだか知らないけど、いつの間にか所持していた機神とかいうクラス?の効果によるもので作り出したやつだ。

 不思議な力を与えられたもんだね。 この力のお陰で、あたしは義手義足を作ることもできたし、このよく乗っていたエイブラムスTTX1カスタム、ストライクエイブラムスも作り出すことにも成功した。

 このストライクエイブラムスはエイブラムスシリーズの最新鋭戦車だけあって装甲はアホみたいに硬く、たとえ同士討ちしてしまってもダメージは当たりどころが悪くない限りそれほど受けない。 こいつに何度命を救われたことか。

 火力は溜弾砲およそ二十発を主砲に、機銃CXZ1000ガトリング、弾丸数三千二百発を副兵装に、特殊兵装としてストライクXⅡミサイルを六発装備している。 クラスで作り出したこのストライクエイブラムスは、ゲイル同様どうやら無限に撃てるようで、さらにチート染みた性能を持っている。

「………遠慮して、おこう。」

 グラップはこちらを睨み付けた。

 ………これだけダメージを与えても回復するように見えた。

「………。」

 あたしもかなりの大怪我を食らったし、このまま戦えばジリ貧な戦いになることは確実だ。

 というか………この傷であたしは致命傷だ。

 強がって平気だぞってふるまっちゃいるけど、さっきから出血が止まらない。 手当てをする暇もなく動き続けたからだ。

 くそ………視界がぶれ始めた。

 どんなバケモノだよ。

 あたしの必中の距離のなかを走ってかわすだなんて。

 必中の距離で何回照準を合わせて撃っても撃っても、マズルフラッシュが走った直後にこいつは加速してかわしていた。 撃った後でもかわされるんじゃどうしようもない。

 グラップは回復魔法でどんどん回復していく。

 遠隔操作でストライクXⅡをぶちこもうとするけど、どうやら無限には射ててもクールタイムがあるようでうんともすんとも言わない。

「おい。 」

 グラップが呼びかけてきた。

「………んだよ。」

「………俺の敗けだ。」

 グラップは仰向けの状態から両手を上げた。

「とっとと逃げろ。 あの人が来る前に………」

 ………あの人?

「あんたの上司かなんかか?」

「そうだ。 特務隊のリーダー………この世界で最強の名を戴く男………その人がお前を殺せと指令を出した。」

 ………最強………。

「つまりなんだ? その最強さんはあんたの何倍も強いとか抜かすのか?冗談やめろよ。 コミックの世界じゃあるまいし。」

 すでにグラップはくそ強い。 そんなグラップよりさらに上の存在がいるとしたら………考えただけでも身震いする。

「そうだ。 あの人に一対一で勝てるニンゲンは………この世には存在しないだろう。」

 へーぇ………本当かよ。

 まあいい。

「逃げろっていうことは………あんたはあたしを見逃すってこと?」

「ほざけ。 見逃すはずがあるか。 ………ここまでぼこぼこにされたんだ。 てめぇのタマは、俺がとる。」

 ぎろりと睨まれた。

 なんとなく言いたいことはわかった気がする。

 てめーは俺がぶっ殺すから誰かに殺されるんじゃねぇ………そういうことだろ。

「そんなにあたしをとられたくないの? もう少し情熱的に口説いてくれよ。」

 あたしは脇腹を抑えながら、エイブラムスのところへ向かう。

 だらだらとこぼれていく血が地面を赤く染めていく。

 あっちはかなり土にまみれているため血は目立たないけど、こっちは直漏れだ。 鮮やかにかなり目立つ赤が地面に広がる。

 早くエイブラムスにのって応急処置をしなければならない。

 じゃないと冗談抜きで死ぬ。

「くそ………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 エイブラムスに乗り、その場から急いで離脱する。

 直接この街の領主様をぶっ殺しちゃったことで今更ながら大騒ぎになってきている。

 まあ最初の目標は達成できた。

 次なる目的は………ヘカ・クイスラム。

 このエイブラムスならヘカ・クイスラムとやらへの道中も難なく突破できるだろう。 こいつのステルス性能は戦闘機のそれとは一線を画する。

 クラウン・ハイヴァレインの造り上げた無人機が出すほぼすべてのレーダー波をほぼ完全に吸収し、さらに荒野と成り果てた戦場にあわせてこの機体も黒く塗装されている。 正確には赤みがかった黒、といった配色で、可視光線による監視すらも欺く。

 ………もっとも、この世界でこのステルス性能が通用するのかと言われたら疑問符ができるけど。

 この世界はあたしの世界と違って緑だらけだ。荒野のようなところはおそらく限られた場所なんだろう。 そうなると荒野で対無人機と対サイボーグのために開発された経緯を持つストライクエイブラムスがどこまでいけるのか………。

 

 ………あー。

 大分頭もくらくらしはじめた。

 血を失いすぎた。

 なんとかエイブラムスに乗って応急措置を始めたのはよかったけど、遅かったようだ。

 死亡ラインが見えてる。 あたしの体重が前の世界で測った通りのままならば………死にかけだ。

 思考がだんだんまとまらなくなってきている。

 せめて水だけでものみたかったが、あいにく機神とやらのスキルでつくったエイブラムスにはそういった備えはない。

 くそ。

 喉が乾いた………。

 口の中が乾いている上にざりざりする。

 息は定まらないし、体はべたべた。 最低の気分だ。

 このままなにも対策せずに寝てしまったら………ほぼ死だ。

 それだけはなんとなくわかっている。

 とにかく………水………。

 あたしは無理やり起き上がり、周りの状況を調べるべく入口のところへ向かう。 そもそも、どこで飲めるんだ。 新鮮できれいな水………………。

 

 蓋を開け、頑張って、頑張って、周りを見れば………変なところだ。

 周りは深い緑で覆われている。 かなり薄暗く、じめっと生暖かい空気があたしの肌にじっとりと絡む。【太陽】は緑色の毛におおわれて見えない。

 何より生臭い。

 

「………どこだ………ここは………。」

 あたしは、そこで意識がとぎれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ☆☆☆☆☆

 


 

 

 

 

 

「………なんだこれ?」

「結界に入ったから何者かと思ってきてみたが………想像以上に大きいな。」

「こんなの見たことないぞ。 今は眠っているようだが………。」

「硬いな………」

「濃い血の匂いもする。 誰かが怪我しているみたいだな。」

「まて。 腹のなかに誰かいるぞ………!」

「は、腹のなか………!? く、食われてるのか!」

「どこに口があるんだ? この太い棒が口か?」

「上はどうなっている?」

「………穴があるぞ!」

「おいっ! 血だらけの女がいるぞ!」

「同族か?」

「肌は我らと同じく白いが………耳はそうではない。」

「盟約により特定の場所以外から入った「外人」は全員捕虜扱いとなることを知ってか………?」

「おそらくそうではないだろう。 この怪我………何かに襲われたようだ。 ひどい怪我だな。」

「この鋼の獣はその少女を匿っていたのか?」

「ここで気絶したようだが。 とにかくどうする!」

「指示をもらわないことには………。」

「このままでは死ぬぞ! あまりにも血が出すぎている。 もういい。 おれが責任もって連れ帰るぞ!」

「いいのか? 余所者を所定の場所以外からつれてきたとなったらクビじゃすまないぞ!」

「知ったことか! 命が失われようとしているときにルールなどいちいち気にしていたら何もできない。 行くぞ!」

「もう知らないぞ………。」


 

 

 

 

 

 

 

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