第九話 お嬢様とメイド
私、富士院麗華はメイドと一緒に住んでいる。なぜなら私の父と母は伝統ある富士院財閥を引継ぎ、様々な事業をしている。そのため、両親は海外に住んでいる。さみしいだろうと思った父は、一人のメイドを雇ってくれた。メイドの名前は磨姫瞳。彼女は 私のことを最小限に考えてくれて、困った時は相談に乗ってくれて、料理は美味しいし、顔は美形だ。ずっと一緒にいて欲しい。
私は学校が終わり、屋敷に帰ってきた。
「おかえりなさい。麗華、今おやつを作りますから待っていてください。」
「ええ。あなたのおやつが一番美味しいから。楽しみだわ。」
十分後
「おやつが出来上がりましたよ。召し上がれ。」
「まあ、今日はケーキね。いただきまーすと言いたいところだけど、瞳が食べさしてくれないと、私拗ねちゃうから。」
「わかってます。あなたは本当私がいないと駄目なんだから。」
「そうよ。私はあなたと一緒の時は特に。」
「麗華と交わした契約はメイドとしてではなく、一人の人間として、果たさせていただきます。」
「ありがとう。瞳はメイドというよりも私が一番信頼している人で、一番愛している人よ。」
「それは愛の告白と取っていいですか。」
「ええ。もちろん」
「私もですよ。麗華。あなたは私が始めて命をかけて守りたいと思った人ですもの。」
「じゃあ誓いましょう。」「ええ。」
二人は誓いのキスをした。
このシュチュエーションやってみたかったので今回挑戦してみました。
この二人が再登場するのかはわからないですが、またエピソードが思いついたら
また登場させたいです。