表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
百合と由良  作者: 覚醒カレー粉
7/15

第七話お花見

私が高校に入学し、一週間が経とうとしていた。私の近所の公園では桜の花がちょうど満開になっているため、桜のように可愛い由良と一緒に見る約束をしていた。

「おーい。由良一緒に花見行こうよ。」

「今日だったね。早起きして弁当作ったから楽しみに」

「わーい。やったー。本当に女子力高いね。流石私の嫁。」

「ありがとう。でも褒めても何も出ないからね。」

(早起きして作った甲斐があった。しかも嫁とか最高の褒め言葉じゃないか。)

私達は十分程歩いて近所の公園に向かった。

「さーついた。どうする?早速弁当食べる?」

「そうだね。お腹減ったし。」

「では早速。いただきます」

「私の好きなものばっかりだ!わーいありがとう。」

「当然把握しているよ。だって私はあなたの彼女ですし。」

私は照れている由良の顔が大好きだ。普段はクールなのに私のことになると、照れたりする。

本当に可愛い。

私は桜の花が好きだが、それよりも、由良の顔を見てしまう。正直どちらが綺麗なのか、わからない。

「どう、美味しい?」

「うん。美味しいよ。でもあーんしてくれればもっとだけどね。できれば膝枕して欲しい」

「あんたは夫か。いいよ。膝枕してあげる。」

「はい、百合の好きな卵焼き。口開けてはい、あーん。」

「あーん。美味しいを超えた美味しいだね。この時間幸せ。」

「それには私も同意。すごい幸せ。」




少し季節外れのお花見どうでしたでしょうか。少しでも楽しんでいただければ幸いです。私が言うのもなんですが、由良の女子力は本当に高いと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ