第三話入学式
私達がメールアドレスと電話番号の交換を終えると、アナウンスが流れた。「新入生の生徒は体育館に集合してください。」私達は体育館に行き、入学式が挙行された。「それでは、新入生代表、七瀬由良さんお願いします。」由良は素晴らしい新入生挨拶をした。私は心から由良の新入生代表挨拶に感動し、惜しみない拍手をし、こう思った。流石私の恋人だわ。由良は入試で成績が一番良かったし、頭も良くて、顔も良くて何て素敵なんだろう。
無事入学式は終わり、由良が戻って来た。「新入生挨拶どうだった?」「すごく良かったよ。流石私の恋人だね。」「ありがとう。百合に褒められて嬉しいよ。私も頑張った甲斐があった。あっ、あと出来ればでいいんだけど、ご褒美欲しいなっ。」「当然だよ。だってあんなに頑張ってたんだよ。何して欲しい?」
「チョ、チョコのついた棒状のお菓子を一緒に食べたい。」私は心底喜んだ。夢にまで見たこれが出来る!やったああああああああああ。「本当!それは逆に私のご褒美でもあるんだよ。」「いや、いいんだ。百合とやることに意義があるんだ。」「じゃあ今日の夜にある十周年記念パーティーの最後でやろうね。」
「ああ。今日の夜が楽しみだ。」