第一話 二人の関係
十年前、葉月百合と七瀬由良は出会った。きっかけは百合の家の隣に由良が引っ越してきたことだ。
最初はお互い打ち解けられなかったが、一緒に遊ぶようになりどんどん仲良くなった。
そして現在。二人は同じ高校に進学することになった。
「おはよう、百合。」私が起きると、制服姿の由良が布団の上に座っていた。私を起こす事は由良の日課である。「あれ、今日何かあったっけ?」私は寝ぼけ気味で聞いた。「昨日で春休みはおしまい。今日からは高校生だよ。」
私はしまったと思った。今まで春休みだったため、高校の事を忘れていた。「ありがとう由良。すっかり忘れてた急いで支度するね。」私は急いで支度し、お母さんに行ってきますと挨拶をし、由来と一緒に登校した。登校中、私達は今日で出会って十周年の記念日であることとその記念パーティの打ち合わせをしていた。
「由良、今日で私達出会って十周年だね。今日の夜のお祝いパーティも楽しみだね。本当に由良と出会えて良かった。私ね、十年前にあなたを見た時、一目惚れしたの。これからも恋人同士よろしくね。」
「百合、私も十年前に一目惚れしたんだ。昔、百合が私に告白してくれた時本当に嬉しかった。
これは私からのリクエストなんだけど、告白をもう一度してもらっていい?」
私はあの時読んだラブレターを全部覚えている。
「わかった、じゃあ言うよ。私は由良に一目惚れしました。あなたの性格、見た目、全てを好きになりました。あなた以外の人を好きになることなんてできません。私と恋人になってください!」
「ありがとう、私も百合の事大好きだし、百合以外愛せない。これからもよろしくね。」
あとこれは誓いのキス。由良は私の背中に手を添えキスをした。
どうでしたか。私も百合が大好きなので自分で作りたいと思い投稿させていただきました。