ラスボス攻略なんて無謀な挑戦を始めてしまいました
子爵令嬢である"私"は幼い頃から優秀で、その噂は領内で密かに広まっていた。6歳の頃には家庭教師と歴史や政治の討論をする頭脳があると。容姿は美しい青髪に薄水色の瞳、その表情は凍えるような笑みで、見る者を圧倒させるのだと。
だが、"私"は日常のつまらなさに不満を感じていた。
そんなある日、眠っていると知らない誰かの記憶が流れてきた。その誰かはとある物語に没頭し、『サイオシ』の『ラスボス』とやらの死に憤死してしまったようだ。
"私"はその物語の登場人物であり、16歳の時に『ラスボス』とやらの手にかかり命を落とすらしい。
目覚めた"私"は日常に刺激が出来たとはしゃぎ、生き残るため動くことを決意する。
その翌日、『ラスボス』とやらに関係する貴族と縁談の席を設けることになり………
乙女ゲーム『愛故に』の悲しきラスボスをこよなく愛する声に軌道修正されながら、"私"は今日も命がけの勝負に挑む。
「どう対処しようか…」
『ころ、っころはだめえ!!』
「はあ…」
『救ってあげて!泣かせちゃだめよ!?』
「殺される私のほうが泣く側では?」
果たして、声の満足するサイオシとのハッピーエンドまで、辿り着けるのか。
※最初はラスボスとのギスギスがありますが、最終的には執着、溺愛モノになる予定です。
※作者としては最終的にハッピーエンドで終わりたいです。しかしシリアスも入れるので、苦手な方はブラウザバックお願いします。
だが、"私"は日常のつまらなさに不満を感じていた。
そんなある日、眠っていると知らない誰かの記憶が流れてきた。その誰かはとある物語に没頭し、『サイオシ』の『ラスボス』とやらの死に憤死してしまったようだ。
"私"はその物語の登場人物であり、16歳の時に『ラスボス』とやらの手にかかり命を落とすらしい。
目覚めた"私"は日常に刺激が出来たとはしゃぎ、生き残るため動くことを決意する。
その翌日、『ラスボス』とやらに関係する貴族と縁談の席を設けることになり………
乙女ゲーム『愛故に』の悲しきラスボスをこよなく愛する声に軌道修正されながら、"私"は今日も命がけの勝負に挑む。
「どう対処しようか…」
『ころ、っころはだめえ!!』
「はあ…」
『救ってあげて!泣かせちゃだめよ!?』
「殺される私のほうが泣く側では?」
果たして、声の満足するサイオシとのハッピーエンドまで、辿り着けるのか。
※最初はラスボスとのギスギスがありますが、最終的には執着、溺愛モノになる予定です。
※作者としては最終的にハッピーエンドで終わりたいです。しかしシリアスも入れるので、苦手な方はブラウザバックお願いします。
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(改)
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