第十九話 ギルドで初依頼を受けます。
「おはようございます。」 「起きて下さい。」
大賢者の声で目が覚める。 まだ外は薄暗く、なにごとか?
「おはようございます。」「薬草は陽が昇る前に採取した方が良いので」・・・
身支度して、下に降りると既に何人かの泊まり客がいる。
「おはよう。 今日は早いね?」朝から元気な声と笑顔の女将さん。
「おはようございます。」「今日は依頼を受けたいと思っていますので」
いつもの席が空いてたので、進み腰掛ける
「はい、朝食だよ」
皿の上にはビスケットの様なパン?と薄いベーコン?こんがりお肉がのってる
それと果実水・・・
周りを見ると、朝食を布の様な物で包んで鞄に入れ、早々に宿を出て行く人達
なるほど、お弁当みたいな感じかな?
そこまで急いでいないので、
ゆっくりテーブルで朝食を頂き、果実水を飲み干し
「ご馳走さま。」と声をかけ女将さんに部屋の鍵を返してギルドへ向かった。
まだ薄暗いのにギルドは冒険者で賑わい、掲示板の前には何人かの列が・・・
「混むんだね?」 もう少し早く行動した方がよかった?
そんな事を考えていたら掲示板の前に隙間が!
直ぐに駆け込んで、昨日確認したGランクの依頼を持って受付へ
「慌てなくても誰もそんな依頼とらねぇ〜よ」 常連さんなのか?
声が聞こえたけど受付へ向う ラナさんの姿が見えたからそっちへ
「おはようございます。」「たしか? ルートさんですね?」
ラナさんに覚えてもらってた事が、少し嬉しい。
「おはようございます。」 「この依頼を受けたいのですが」
依頼書をカウンターの上に差し出し様子を伺う
「薬草採取」の依頼ですね。 それでは依頼内容の確認です。
「薬草の採取依頼書」 :依頼ランクG
新芽を5本1束に束ねた物を2束以上
依頼料 銅貨2枚
依頼期限 なし
コモギの生息場所や取り方などを教えて貰い手続きを済ます。
ギルドを出て街の検問所へ行き警備兵にカードを見せる
「Gランクか?」「気をつけて行って来いよ」
「はい、行ってきます。」 一礼して森の方へ向かう
「大賢者、広域索敵感知って使えたよね?」
「最初はご自分で見つけませんか?」 「発見する喜び・・・」
はい、自分で探します。 周りを注意しながら見渡すと!
「これコモギだよね?」
「おめでとうございます。」「正真正銘コモギです。」 なんか嬉しい。
一応、鑑定すると品質にムラがある?
「状態によって差があるようです。」 「新芽を採取して下さい。」
新芽と言われたのでそれらしいのを鑑定すると
「品質★4」の表示が沢山
教わった通りに、新芽から下の葉3つの所で摘み取る
摘み取ったら下の葉2枚を切り5本纏めて束ねる
「鑑定」 薬草の束 :品質★4
慎重に摘まれ、丁寧に束ねられて束
品質によるが銅貨10前後で取引される。
依頼はこれ2束だけど、2束で銅貨20枚の価値が有るのに
依頼料は銅貨2枚かぁ〜
ちょっと残念な気分だけど割り切ってコモギを摘みまくる 結果、
20束のコモギが取れた。 それじゃぁ次は狩だぁ〜
これも自分で見つけるのか?っと思ったら、
「森の中の沼地に反応あり」 大賢者が答える これはいいのね・・・
マップを見ながら森の中へ入って行きます。




