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白いウサギと灰色のウサギ

作者: 原一文

ある山に白いウサギしかいなかった。

ある日、一匹灰色のウサギがよそから引っ越ししに来た。

すぐ噂になった。

「聞いた?灰色のウサギが来たよ。何でその汚い色の?」

「きっと悪い奴だから」

「皆気をつけて、灰色のウサギは泥棒かも」

灰色のウサギは何をやっても、いつも監視されていた。


また噂をされていた。

「聞いた、あの灰色のウサギは行儀悪いよ。我々は食事する前に必ず目をつぶるのに、あいつは全然やらないで、平気で食事をするの。」


またあるウサギのネックレスが見つかりませんでした。

「大変だ、ネックレスはなくなった。きっと誰かに取られていた。」

「あの灰色のウサギが来てから、色々変になった。きっとあいつは怪しい」


皆は灰色のウサギの家に押し入りして、隅々まで調べたが、ネックレスが出てこなかった。皆は灰色のウサギを信用できなくて、村から追放した。


後に泥棒が捕まられた、一匹の白いウサギだった。



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― 新着の感想 ―
[一言] 短くて読みやすかったのですが、読者側からしたら灰色うさぎの心情も知りたかったですね。
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