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【完結】ラプラスの魔物 千年怪奇譚   作者: お花
第八章 崩落虚栄日輪帝国 旧帝都
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ラプラスの魔物 千年怪奇譚 116 一転するモノ

緑珠の皇女時代の気持ちが吐露されたり問題が解決したり何だか主従関係があらぬ方向に進んだりする話

妖獣の前に立ちはだかった伊吹は、真っ直ぐとそれを見据えていた。


「……押し斬る!」


神器に風を纏わせて、僅か少しの間を縫う。刃は全く触れさせず。


「そう来ましたか……。」


冷泉帝も鉄扇全てに斬符を纏わせると、恐ろしい速さでお互いがぶつかり合う。


勿論相手の考慮なんてしていないので、お互い血塗れだ。肉塊になった妖獣をおいて。が、


「……げほ。再生するんですか、あれ……。」


「どうしましょうかねぇ。」


完全再生した妖獣と、お互いをちらりと見遣る。そして、深い溜息が二つ。


「……大変不本意ですが、やりましょう。」


「それは此方の台詞です。……やりますよ。」


「……皆、衝撃に備えて。」


二人のやりとを見ていた緑珠が、その場にいた全員に言った。


【じゃ、私は戻るわね。】


「了解、イザナミちゃん。」


イザナミちゃんは緑珠の影を通して戻る。真理がほんの数瞬の未来を見通して呻いた。


「うーん……これ、かなり凄いことになるんじゃ……。」


「あの御二方は、協力すれば四大帝国くらいは更地に出来るので……。」


そんな三人の言葉は露知らず、伊吹と冷泉帝は殲滅体制に入る。


「神器『神鳳冷艶鋸』。……『鳳凰獄炎』! 」


「神器『芭蕉扇』。……『雷雲召喚』!」


二人の声が同時に叫ぶと、神器は炎を纏い、また雷を纏う。そして、冷泉帝が叫んだ。


「幾ら亡国とて我が国を荒らすその所業……!」


「我等が前で悔いるが良い!いくぞ!」


「了解!」


そのままの状態で妖獣に突っ込むと、霊術同士がぶつかった衝撃で爆発が起こる。


爆発の音が終わったあと、辺りには瓦礫が落ちる音しかしない。


「行きましょうか。あの二人にお礼を言わなくちゃね。」


なるべく最短の道を選んで進むと、おやおや、これはまぁ。


辺り一面が瓦礫の山になっており、廃屋の壁に妖獣が貼り付けられている。両脇には血塗れのぐったりしている二人がいた。


「有難う、二人とも。手当はまた後でするわね。さて……。」


匕首と呪符だらけになっている妖獣──黒眚しいを見詰める。が、その楔は全て解かれ。


「嘘でしょ……!」


「緑珠様、下がっ」


「いや、下がらなくて良いよ。」


真理が言う通りにしていると、黒眚は身をぶるりと震わせたあと、緑珠をしっかり見据えて、言った。


『探したぞ。契約者よ。』


「……は?な、なにを、言ってるの……?」


たどたどしく言葉を紡いだ緑珠に、黒眚は重ねた。


『……聞こえなかったのか?探したぞ。契約者。』


その瞬間、気付いた。亡国へと導いたのは己だと。己のせいで、人が死んだのだと。それを一国の姫が。あれほど守りたかった世界を、己自身で潰したのだ。


「ち、ちがっ……私、貴方と契約なんて……!」


慌てて訂正しても、前の黒眚はその訂正を消して行く。


『したではないか。だから我は喚ばれた。』


「……い、いやっ、ねぇみんな、違うの、違う、勘違いしないでね、私は、いつも、『国の為を思う姫』なの、だから、違うの……こんな妖獣と、契約したりなんてしない、信じてっ……!」


皆の顔が見えない。今まで積み上げたものが崩れる音がする。違う。どれだけ手をふるわせても、足が嘲笑って堪らない。


『願いはまだ果たされていない。』


「願ってなんていない!破棄してよ!違うの!違うったら、違うったら……。」


黒眚の声にそちらを向くと、へなへなとその場所に座り込む。


「もし私が無意識の内に貴方と契約していたら、私はもう、『姫』なんて名乗れない……今も昔も、ずっと、そんな、私の存在意義を、否定しないでよ……。」


「……ねぇ、緑珠様。」


伊吹の声に振り返ると、手を差し伸べられている。否定しなければ。


「や、ちがうの伊吹、ねぇっ……。」


「貴女はもう、姫なんかじゃありませんよ。今も昔も。」


その言葉に、頭が真っ白になる。


「……え。」


「貴女は昔から、『極普通の有り触れた、可愛くて賢い女の子』ですよ。」


発された暖かいそれは、更に続く。


「……僕はそういう目で、貴女を見ていました。現に僕は貴女を『姫』だなんて言ったこと、無いでしょう?」


そりゃまぁちょっとばかしは呼びましたケド、と付け加えて笑ったりして。目の前で何かの線が、千切れる音がした。


「……っ、うぅ、ひっく、だって、だって!凄く辛かったのだもの!誰も助けてくれなかったの!死ぬ事さえ出来ない空間で、矜恃があって、つらくて!」


「えぇ。」


ボロくなった身体で抱き締めると、嗚咽を上げながら緑珠は続ける。


「あれは執着だった……。完全に心は壊れていたのに、執着したから離れられなかった……。そんな感じですか?魔術師殿。」


冷泉帝がそう言うと、真理はこくんと頷いた。


「そんな所だね。鵺君。」


「……それはそれは。」


真理の言い方が気に食わなかったのか、冷泉帝は不貞腐れて己の主の元へと歩く。


「ねぇ、もっと私、我儘言えばよかった?」


「そうですね。今も昔も。」


緑珠の言葉に冷泉帝は頷くと、その傍に花ノ宮が寄る。


「もっともっと、お父様とお母様に好きって言えばよかった!?」


「今も言って良いんですよ。」


「もっともっと、もっともっと、もっともっと、私、やりたいこと、やれたんだね……。」


「えぇ。これからも、ずっとずっと。」


「私、普通の女の子なのね。」


「そうですよ。」


伊吹の言葉を聞いて、緑珠は立ち上がる。


「私、私の願いは知ってるの。でもそれはもう要らない。……破棄出来ないというのであれば、私は貴方を倒す。自己中心の極みだけどね。」


『叶えぬのか。……『四大貴族を皆殺す』という願いを。』


立ち上がったまま、振り替えずに彼女は続けた。


「……私は……。助けてくれない、助けられない私自身を含めて、四大貴族を呪っていたの。でももうそんな必要ないもんね。そんな願い、もう叶えたくない!」


『……そうか。』


「ごめんね。黒眚。願いはもう叶えたくないし、契約も破棄したい。叶えてくれる?」


『叶えようぞ。しかし……。』


無事に願いが果たされたと、そう胸をなで下ろした時だった。


『ならば、私は何処へ向かえば良いのだ?』


「破滅の願いのある場所に向かえば良いのでは?亡国の兆しが貴方なのでしょう?」


イブキがそう言うと、黒眚はうんと伸びて言った。


『……もう、疲れた。』


しっとりとした重みに、皆が押し黙る。そんな静寂を切ったのはイザナミちゃんだった。


【ねぇ貴方。行く宛無いんでしょ?】


『そうだ。』


なら、と大扉の上に座って開門する。


【地獄に来ない?ありとあらゆる概念が死滅した世界でなら、貴方の力も消える。連れて行ってあげるわよ。】


黒眚は少し俯くと、また顔を上げてイザナミちゃんに言った。


『……それを頼む。常世の神よ。倭国の姫。』


【それ言われたの久しぶりなんだけど。……それじゃ、はいどうぞ。】


とてとてと黒眚は扉に近寄って中に入ると、直ぐに深淵に飲まれる。少し経って、黒眚の立っていた場所に紙の束が現れた。


「良かったー!資料あったー!」


わーいわーいと喜んでいる緑珠の傍らに、花ノ宮は安堵の溜息をこぼす。


「無事に資料も妖獣……黒眚、も倒したことですし……。」


「えぇ。そろそろ帰路に……。」


冷泉帝が辺りを見回すも、もう真っ暗闇だ。それなら……。


「……明日の早朝、帰ることにしましょうかねぇ。」


「私達もそうしましょうか。」


イブキと真理にそう言うと、緑珠は遠き国の臣下に挨拶をする。


「それじゃあ、ね。今日はお疲れ様でした!また明日ね。」


「えぇ。また明日。」


花ノ宮が挨拶を済ませると、緑珠は寝泊まりしている光遷院邸に向かう。


「早く家に帰って手当しなくちゃね。」


「……えっ?あぁ、有難う御座います。」


少しの間の後イブキは礼を呟くと、ぴたりと足を止める。


「どうしたの?」


真理の呼びかけに応じることなく棒立ちになっているイブキは、懐から一冊の筆記本を取り出した。


「……もういいですよね。こんな日記。」


……さて。煌々と燃える炎を見つめているのは、何もこの二人だけでは無い。


これを読んでいる貴方も、きっと炎を見つめている事だろう。


きっともう、誰一人として知ることはないだろう。神様が知ろうと思えば知れることかもしれないが。


日記の最後の頁。従者が読み終わった後のこと。誰一人触らなかった日記の最後の頁、今日の日付で、こう書いてあった。



『見たな』









「……眠い。」


変に痛めた腕を伸ばしながら、お風呂上がりのイブキは言った。風呂で寝かけたが死ぬ訳にはいくまい、何とか瞼をあげておいた。


「……ねっむ……。」


同じことを言いながら、部屋に入ると、何度言っても同じベッドで寝たがる主が目に入る。どうやらこのベッドのシーツが気に入ったらしい。


「あぁもう、布団を蹴って……。」


かけてやると、何事も無かったように眠っている。なるべく目に入れないようにしていた主の姿が、目に入る。


寝台に流れる黒髪が美しい。欲しい。自分の主を構成する、全てのものが欲しい。


「……っ……。」


すこし、すこしだけなら。自分は今から何をしようとしているのだろうか。


すこし、すこし、何を。


「……ねむってる、貴女が悪いんですよ……。」


適当な理由をでっち上げて、その場所に進み、ベッドのスプリングが軋む音を耳に聞く。


その、寝顔を、何をするのだろうか。


ゆっくり、手を伸ばす。何処へ?


白磁の首へ。名を縛れば美しく首輪が映えそうな、その首へ。


さぁ。


そう、ゆっくり手を沈めて。首の肉が暖かく、心地よい。僅かな肉の感触の向こう側には、細く揺れる息がある。


さぁ。


此処からは簡単だ。滑らかな肉を掴んで、骨を軋ませ顔を見上げたら、苦痛に歪んだ顔を見れば。


「……あら。イケないコね。」


「ひっ……!」


イブキは間抜けな声を出して、慌てて離れようとする。


「……私にお預けなんて、そんな躾のなってないコに育てた覚えないわ。」


ぐっ、と緑珠の足が身体を挟んでいる。何時もならこんなの簡単に解けるのに。


目の前に居る『人』は、誰だ。


「与えるなら最後まで達させて頂戴な。欲求不満になっちゃうわ。」


「っ……ぶ。ぶ、れい、を……。」


「教えて上げましょうか。」


「……へ……?」


粗相を起こして伊吹は離れようとするが、緑珠の拘束は解けない。


「りょくしゅさま、もうっ……!」


「何言ってるの。夜はまだこれからでしょう。さぁ、手を貸して。ふふ、貴方の大きい手、私好きよ。」


力が抜け切った伊吹の手を緑珠は掴んで、緩やかに首元までの動作を促される。


「やだ、やめて、緑珠様、おやめ下さい、もうこれ以上は、」


「貴方が持たないっていうの?早いわねぇ。まだよ。私の我儘に付き合いなさいな。」


ぴたり、と手が首に。


「んんっ……ふふ、擽ったいわね。良い?この骨をね、奥にくっ、と押すの。ほら。押してご覧なさい。」


「あ、やだ、やだ、やめて、下さい……。」


そのまま。最後の甘美な宣告を、耳元で。


「ほらぁ……押してご覧なさいよぉ……。」


一瞬、世界が止まった。ごくりと唾を飲む音が聞こえて、


「緑珠様!」


耳元で叫ばれた緑珠は、拘束を解いて俯いている伊吹に言った。


「あ、あー……ごめんなさいね。揶揄いたくて、つい……。」


「お巫山戯が過ぎます。僕が発端ですが、やり過ぎですよ。」


「あはは、あは、ごめんなさいねー……。」


イブキはじっと、緑珠の顔を見つめる。先程『居た人』は誰なのだろうか。


「……欲求不満なんですか?」


「さぁ、どうでしょう?」


自分の悪い影響を受けているのをひしひしと感じる。


「イブキはー?」


何でそんな修学旅行の「好きな人はー?」みたいなノリで聞けるのだろうか。イブキは少しだけ考えたあと。


「毎日理性が死んでて今から貴女を再起不能のぐちゃぐちゃにしてあげても良いんですよとだけ言っておきましょうか。」


「済みません調子乗りました怒らないで。」


ぽふん、と緑珠は寝台に倒れる。隣に座るイブキに、ぽつりと呟いた。


「……ねぇ、伊吹。……『死』って、凄く甘美なのよ。うっとりしちゃうわ。」


「その意見には同意出来かねます。貴女が死ぬなんて、僕は嫌だ。」


「……貴方が死にたがりなんて、私は嫌だから。そう答えてくれて有難うね。」


「さいですか。ほら寝なさい。明日も早いんですから。」


つんつん、と緑珠は向けられている背中をつつく。


「……何してるんですか?」


「寝る前の戯れ。」


イブキは緑珠の方へとむくと、もぎゅぅ、とほっぺたを抓る。


「……ふふ。おもしろ。」


「あくひしかかんじにゃいわ、やめてー……。」


ほっぺたを離すと、緑珠は頬をすりすりと触る。地味に痛い。


「お休みなさい。」


「え、あ、ちょっと寝るの早い!私も寝るんだからね!」


勢い良く布団を振り被る。……イブキの分のお布団もぶんどって。








陽だまりが布団の上に落ちて、イブキはゆるりと目を開けた。そしてくしゃみを一つ。


「緑珠様。起きましょ。朝ですよ。っ、くしゅんっ……。」


「んー……?」


目を擦りながら緑珠は起き上がると、寒そうなイブキに目を遣る。


「さむそうね……?」


「貴女がお布団剥ぐからでしょうが。」


その瞬間だった。


何かが、がちゃがちゃと擦れる金属の音が響くと、部屋は忽ち鎖だらけになる。


「なん、だ、これ……。」


「これは……。」


目の前の主の戸惑いを他所に、『一つ』。『言葉』を言えと。脳内で囁かれる。それがもう辛くなくなるのだと。お前の願いは叶うのだと。だから言った。逃がさないように。


「……やだ……『行っちゃ、嫌』です……。」


「なにを……!?」


鎖とは別の何かが、緑珠の身体にまとわりつく。目の前の従者は子供のように愚図りながら続けている。目は完全に虚ろだ。


「『行っちゃ嫌だ』、貴女は『僕のモノ』なんです、これは、この、鎖は……。」


「ねぇいぶき、落ち着いて。お願い。助けて、手足が……。」


重い。手足にまとわりつく鎖が、重くて重くて、それに、


「ひぎっ……!?」


痛い。


「い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛い!痛い、ひ、い、いた、いた、いぃ……。」


これだけ泣き叫んでも目の前の相手はうっとりとしている。口角を上げて。


ゆるりと触れられそうな優しそうな大きい手に、一つの断りを入れる。


「……ごめ、んね……。」


思いっ切り、血が出るまで噛みちぎる。その瞬間鎖は解けた。


「いぶ、き?どうしちゃったの……?」


「……緑珠様?……あぁ、いけない!こんなに痣が……。擦り傷もしてるなんて、駄目ですよ、どうしたんですかこれ……?」


イブキはきょとん、としながら緑珠の傷に触れる。何も知らない言い方だ。


「……貴方が。」


「……冗談、ですよね?」


傾いた不安そうな顔に、キッパリと答えた。


「いいえ。」


「う、嘘だ、ぼく、が?分かりました、直ぐに治しますから……。」


痣が出来た場所をなぞると、綺麗に消える。


「あぁ良かった、綺麗に治った、よかった、跡も全部綺麗に……。」


拙い。予想以上に力が強くなっている。制御が出来ない。最早言葉では届かない、『怪物』になるのでは?


「……緑珠様。それはいけない考えですよ。」


そっ、とその手を取って、イブキは頬に彼女の手を取る。


「大丈夫。貴女なら僕を止められる。安心して下さい。でも、ねぇ?」


ぐっと距離を詰めて額を合わせ合うと、そのまま続ける。


「……ちゃぁんと、罰は与えなくちゃいけませんよ。僕は何時だって、何でも許してしまう貴女の罰が欲しいんですから。」


酷く濁った蜂蜜の瞳に、自分の姿だけが映る。目を伏せてニヒルな笑みを浮かべて。もう一度見ると、


「……伊吹。」


「はい?」


はい、のい、が終わらない内に、彼女は。


「……ったぁ!」


「ふふ。いいザマね。」


イブキの手が置かれていた両肩から離れると、緑珠は立ち上がる。


「は、鼻噛むこと無いでしょ……!」


「犬歯で噛んだから痛いわよ。」


そのまま皮肉が縁どった口元で綻ぶと、


「私からの接吻キスよ。有難く受け取りなさい?」


「……躾のなってない猫ですね。」


「猫は躾出来ないのよ。知ってた?」


「ある程度なら出来ると聞いたことがあります。」


なら、と扉の前まで進んだ緑珠は一言。


「……お互い、躾しなくちゃね。」


「否定はしませんね。」


伊吹は嘲笑地味た笑みを浮かべた。











次回予告フォルテッシモ!

無事に解決して帰ろうと思ったらさぁ大変!そう上手く事が運ばないのがこの物語の主な特徴!なんかまたすっごいことになるぞ!(語彙力)

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