救出と提案
「組長、どないしはるんですか。兄貴らも外に出たっきり戻ってきはらへん……」
「落ち着きなはれ。ワテらは銀狼会の漢や、恥を知り」
スキンヘッドのいかにもガラの悪い男が落ち着かない様子で部屋の片隅に蹲っていた。彼はその場にいる誰よりも若い。誰のものともわからない血糊の残るシャツがただならぬ雰囲気をより一層引き立てる。
そんな彼の弱音を一蹴したのはアッシュグレーの髪をした男。30代くらいに見える。彼の白いコートにも、赤いシミが沢山残っていた。
そしてその隣には、難しい顔をした老人が一人。シワの刻まれた顔が何時に増して険しい。周囲も、こんな彩善を見たのは実に五年程ぶりであった。整っていたであろう白髪混じりの髪も乱れ、相当疲れているようにも見える。美しい光沢と曲面を持った飾刀をそっと撫ぜている。
だが、おもむろに口を開いた。横に控えた白いコートの彼、苦爪善治がすぐさま対応する。
「善治、『能力相殺』や」
だが、その意図のわからない彩善の発言に眉を寄せた。
「組長? 突然どないしはっ……」
「ええからはよ!」
決して叫んではないのに威厳を含んだ彩善の強い口調。逆らえる筈もない。
敵襲ならば、外を見張らせている若い衆が報せを届ける筈だし、何より善治が気づかないはずもない。なのに、『能力相殺』を使わせるとはどういう事なのか。いくら忖度しようとしても正解が導けなかった。
だが、能力に意識を集中させて力を発動すると……その理由がよくわかった。
地響きがしそうな鈍い音。何かが、落ちた。
薄暗く埃っぽい部屋の中心で砂埃が巻き起こる。落下の衝撃で故障したのかその塊から小さな火花がスパークしている。
善治の能力『能力相殺』は名の通り異能力を無力化する能力。『透明化』を併せ持つ彼は自らの第二能力を犠牲にすることでこの能力を作動させる。よって、単独使用が可能な非常に珍しいタイプである上に、最大で彼の半径500メートルにまで範囲を広げられる非常に稀有な能力者なのだ。無能力者には無害ながら、異能にとっては非常に厄介な能力である。
「なんや、まだ青臭いガキやないか」
「あっちゃー、なんでバレちゃったんすか」
バチバチと明らかにヤバそうな音を発するそれは黒い布状になっていて、そこから一人の男がひょっこり顔を出した。
赤い髪が特徴的な彼。布を跳ね除けるや否や、背中から二振りの短刀を引き抜いた。その行為によって一瞬で殺気立つ室内。
彼が見渡すと、部屋には彩善や善治を含めて15名程の、見るからに血の気の多い男達が睨みを利かせている。
「何もんや、ボウズ。もしかして【魔女狩り魔女】のお使いか?」
「さぁな?」
彩善が発した単語の意味に心当たりの無い彼は少し首を傾げたが、すぐに気を取り直した。不敵に笑う彼、栁達哉にもプライドはある。密偵が見破られた悔しさもあり、彩善の問に挑戦的に返答した。短刀をキュッと握り直す。
それに、彼には後方支援がある。建物から逃れられれば確実に姿を眩ませることが出来る自信があった。メルデスからの指示は、彼らの現状調査。そして、交戦は避けて伝言を残す事。先ずは相手の出方を観ようと意識を研ぎ澄ませる。
「せや言うてくれたら手間ぁ省けましたんやけどなぁ」
「あー、ちょっと待った、オレ、否定もしてないっすよ? これだから西の人はせっかちって言われるんすね」
舐めた様な口を利く達哉に周囲がさらに殺気立つ。だが、彼と対峙する彩善の表情は相変わらず穏やかだった。
「ほな、旨い酒でも飲まして貰えるんやろか?」
そして、遂に片手で周囲を制した。左手を上げるこの仕草は善治も含めた銀狼会の面々に武器を仕舞わせる。流石にその行動には達哉も驚いた。明らかに敵対している相手や、自我の無い『鬼』を相手取っているならまだしも彼の眼前にいるのは思慮深そうな老人とその仲間だ。彼もまたこれ以上刃を彼らに向ける訳にはいかなかった。
「思ってたよりもいい人っぽいっすね。縹川 彩善サン」
「初めてそない言われましたわ。うちの若い衆よりも随分キモの据わった坊主やのぉ。ほんで、なんや土産でもあるんかいな、東のお方?」
「まぁ、あるにはあるッスよ」
そして彼は小さな筒に入った紙切れを指でピンと弾いた。それを善治がすかさず掴み取り、危険なものでない事を確認して彩善に手渡す。任務を受けた達哉だったが、その内容は彼の知る所ではなかった。気持ち前のめりになる。
だが、彩善は達哉はおろか善治らにもそれを見せることなく一人で目を通した。フッと笑を零す。
そこにはメルデスからの交換条件を提示する文面があった。勿論それは『岸野充と共にならばミュートロギアの扉を開く』という物。
「ふーん、なんやケチなお方ですなぁ。老い先短い老人の誘いにえらい酷な事。まぁ、仕方ありまへ……」
「組長……! 組長ォ!」
ミュートロギアからの伝言を読んだ彩善がそれに対する返答を達哉に託そうとしたその時だった。
ドタバタと鳴り響く足音。腕中刺青だらけの痩せた男が顔を青くして飛び込んできた。そして、彩善の足元に平伏し、ほぼ叫ぶ様に外の様子を伝えた。
「なんや分からんのですが、見た事も無いようなヤツがこっち向かっとります! ありゃ味方やあらへん! 組長、早うお逃げ下さいッ!」
「なんや分からへんってなんや。詳しゅう話してくれはらへんか?」
困ったように善治が彼を問いただすが、「逃げてください、逃げてください」とオウムのように繰り返す彼が相当怯えているのを感じた善治は問い詰めるのを諦める。すると、矢継ぎ早にこんどは達哉のインカムが騒がしくなった。外で待機している狙撃手からだった。
【栁くん! 早く離れた方が良さそうだ】
「どういうことっすか」
【UNAの文字が見えるが、あんな兵器……見たことない】
まさか、UNA──正式名称国連軍と敵対するミュートロギアが招かれざる客までも彼らと引き合わせてしまったのだろうか。頬を引き攣らせた達哉がその単語を復唱する。
すると、何故か彩善ら銀狼会が反応を見せた。
「UNAやて?」
「その文字が見えるらしいっす」
「もうここがバレてしもたか……ボウズ、お前さんの上司に掛け合ってはくれへんか。同じ異能の同胞ゆうことで」
茶目っ気でも披露したいのか、彩善が白く濁った右目をぎこちなく閉じ、その所為なのか唇も片側に引き攣る。
この会話は勿論、外の彼らにも聞こえている。もっと言えば、本部のセギのパソコンにも繋がっているのだ。この状況……メルデスもきっと聞いているはずである。
【タツヤくん】
案の定、イヤホンの向こうからメルデスの声が聞こえてきた。落ち着き払った声は何時だって達哉の味方だった。敢えて返事はせずに彼の言葉の続きを待つ。
【外の檜口や渋矢にも確認したが、どうもマズそうな気がする……なんせ、こんな所でUNAともやり合ってる訳には行かない。彼らを全員中へ!】
何となく、達哉もそう言われるような気がしていた。面と向かっている訳では無いのにかぶりを振った。アキトを担ぎこんだ時だって、その時はまだ彼が身内の家族だなんても知らなかったが指揮官として、救出を判断していた。
彼の後ろのガヤはなにか焦ったように抗議しているが、メルデスの指示は絶対。そうオルガナに叩き込まれている。ノーを言う義理はなかった。
「座標指定おなしゃっす。全員連れてそこへ向かうっす」
【今すぐありったけの転送者を向かわせる。場所は……】
メルデス直々に伝えられた座標。出動前に叩き込んだ地理感的に、およそ300メートル先。勿論、もっと近くのスポットならば彼も把握していたが今は状況的にそれを使うのは得策ではない。彼らしい合理的判断だ。そこに向かっている最中にミュートロギアも迎え入れる体制を整えられる。
「許可が降りたんで誘導させて貰うから、着いてき……」
不測の事態というのは幾重にも重なり合う。
地面が揺れた。かなり大きい、突き上げる様な縦揺れ。彩善らが隠れているこの地下倉庫はかなり古く、天井から砂埃が吹き上がった。動揺が伝播する。
だがそこに喝を入れたのは嗄れた老人の声だった。
「極道に生きる決めたその日から、ワシらは家族や。誰一人として無駄死にさせへん。ついて来ぃ!」
「「押忍ッ」」
たった一声で混乱しかけた男達を立て直した彼に、達哉はある種の尊敬のような念を感じた。しかしそれに浸っている暇はない。
銀狼会の面々にもミュートロギアからの指示が伝わるように、インカムモードからスピーカーに切り替える。
左手側の短刀を背中に仕舞った彼は彩善に手招きした。彩善がそれに続くと、他の男達も彼に従う。
善治が全員その場を出るのを見届けて階段をかけ上がろうとした瞬間、先刻までいた空間が薄茶の砂塵を撒きながら崩落した。
「地上に出るんで、援護射撃頼みまっす!」
【任せとけ。30秒後に指定されたポイントでな!】
「うっす!」
白く輝く壁へ飛び込む達哉。この時期には珍しい真っ青な空が彼らを迎えた。寺社仏閣の跡地と思われる砂利地に躍り出る。枯れ草が辺りを覆いつくし、人の気配は全くと言ってない。そして遮るものも殆どなかった。
「なんだ、ありゃ……」
視力2.3の達哉の目にはその姿が比較的はっきり見えた。彼らが潜んでいた地下空間を真っ二つにするかのような鋭い地割れ。それを辿った先にそれは居た。それ、とモノのように呼ぶには違和感があるが、奴、と人として呼ぶのもはばかれる。
剛そうな装甲に覆われた両腕、胸部、頭部、脚部……漆黒のそれらはどんな攻撃も跳ね返してしまいそうに思えた。
「ボウズ、次どっちや!」
「……こ、コッチっす!」
そして何より、その個体から放たれる殺気に達哉は一瞬だが取り憑かれていた。彩善の声で此方側へ引き戻される彼。
幸い、その敵との距離は一キロほどある。更にはその姿が銀白色の煙で覆われ見えなくなった。味方の援護射撃だ。ただの煙だと、敵が暗視カメラ等の装備を身に付けていた際目隠しの意味を成さない。
それを防ぐ為に用いる特殊煙弾だ。
この土地は1500年前の災厄による被害があまりにも大きく、完全に手放された場所。過去に殆どの建造物等は破損していたが、人が手を入れない今、荒野としか形容できない土地へと成り果てている。過去の文献によると、此処は西地方第二位とも言われた大都会であった筈なのだが。
敵襲に遭えば不利な状況とも言えるが、比較的走り易いそこを彼らはひたすら駆ける。
負傷している者も居るが、流石は極道の人間だ。彩善の背中を見失わないように駆け続けた。
【姿が見えたよ】
メルデスの声。危うく通り過ぎてしまいそうになったそこには小さな祠の跡のようなもの。次々と達哉にとっては顔見知りの面々が出現する。皆、岸野程とは言えないが空間転送能力を持つ。負傷者、そして彩善を優先的に転送させる。
「おおきにな、ミュートロギアのお使いさん。まだ若いのにようやらはるわ」
「おたくの組長さんの方が凄いっすよ」
迅速な対応により次々と内部へ担ぎ込まれていく銀狼会の面々。それを最後まで見届けた達哉と善治、あとから合流した狙撃手たちがその場所から姿を消した。
□◆□
「ようこそ、縹川彩善さん。あぁ、【Wolf head】と言うべきかな?」
「ほんま申し訳あらへんなぁ。飯まで世話してもろて。こんな別嬪な女子もおるし」
味噌汁をズズズと飲み干し上機嫌な彩善。
「め、メルデスさん。『ベッピン』って何ですか、私の知識不足で……」
「ざっくり言うと可愛いってことだよ。さて、グレン、少し席を外して貰ってもいいかな?」
メルデスの解釈を聞いて顔を赤らめたグレンは「恐縮ですッ」と言いながら、パタパタと指揮官室を飛び出していく。褒められたのが相当恥ずかしかったらしい。恥じらう姿もやはり華がある。万一此処に岸野が居ればぶん殴られている彩善だが、慌てるその後ろ姿──正確にはスカートの下で揺れる臀部をニヤニヤと眺めていた。
「改めて自己紹介をさせてもらった方が良いですか?」
「せやなぁ、昔のお前はんの事も今のお前はんの事も、風の噂でしか聞いたことあらへんたからなぁ。メルデス=サングシュペリはん」
「それはお互い様だと思いますよ。僕も資料でしか貴方を見たことが無かったのでね。縹川彩善さん」
煮え切らないような両者の会話。探りを入れあっている。
だが、メルデスの語り口がいつもと違って少しぎこちない。普段ほどの饒舌さが無いような。そんな事を知るはずもない彩善だが、その眼は何かを見透かしていた。
「えらい、焦っていはりますな。分かりますえ?」
「では、単刀直入にお訊きしましょうか。貴方が僕の自己紹介だなんて何の興味も無いように、僕もまた然りです。──岸野充を何処にやったんですか?」
詰問するメルデスの顔はいつもの笑みを喪っていた。言うならば、怒っている……そんな顔だった。それもそうだろう。岸野を引き合いに交換条件を吹っかけてきた相手が蓋を開けてみると対価を用意していなかった、それを悪びれてもいない。
交渉人としてのメルデスの怒り。ただ、彼はそのくらいでは顔色を変えたりなどしない。なによりも……
「彼は言っていましたよ、貴方に育てて貰ったのだと。だからそれを還す為に何でもしてきたと。なのに貴方は、二度も彼を棄てたんですか」
その言葉は彩善にどう響いたのだろうか。目元の皺が減る。胸の前に保っていた木製の椀を箸と共にコトンと置いた。
沈黙する両者。
時計の振り子だけが正確に時を刻み続ける。
「ええ仲間を見つけよったんですなぁ、充は。なんや安心したわ」
しみじみと呟いた彩善。そして突然、机の向こうにいるメルデスに向かい、深々と頭を下げた。天板にそのスラリとした鼻先が当たり、額がつくほど深く、深く……。
「堪忍してくれ、儂らの力不足や。彼奴を守ってやられへんかった」
「と言いますと?」
「ネメシスにしょっぴかれてしもたんや。部下が見た話や、間違いあらへん」
面をあげる事無く、ゆったりとした口調で彼はそう説明した。
やっぱりか、と言いたそうなメルデスが車椅子に深く沈みこんだ。掌を合わせて顔を覆うような仕草をして、大きなため息をついた。
「そうでしたか。顔を上げてくださいよ、縹川彩善さん。という事は、会の方々の負傷はその際に?」
「いや、それはちゃいます」
言われるままに身体を起こした彼は、メルデスの問い掛けをキッパリと否定した。眉を寄せるメルデス。
「ネメシスが来よったんはその後ですわ。あれは、充が来よった日の話。儂らは、UNAの奴らにシマを追われたんや」
悔しそうに、心底悔しそうに話す彩善と、予想外の単語に混乱を隠せないメルデスの目が合った。白く濁った瞳が透き通る碧眼に嘘ではないと訴えかける。
そして、彩善は話した。あの日何があったのかを。最強と畏れられる銀狼会がどうしてこうなってしまったのかを。
「あの日、充が電撃屋をぶん殴ったいう話は聞いておりましたんや。せやけど、表に出てみたら奴らだけどちゃうかった。いやまぁ、そもそもあの輩は新興勢力やったさかい金に困っとってなぁ。そこにあの男も付け込まれたんや思うわ」
「ヤクザとUNAが繋がっていた……?」
United Nations Arms───国連軍という名前の通り、国際公的組織が管理する部隊が、何故こんな小さな島国のマフィアの抗争に……更には片方の味方として関与しているのか。
おかしすぎる。
メルデスもいくつかの解釈を即座に考えたが、しっくりくる答えはひとつも浮かばなかった。
「せや、そういうことや。儂らでさえ入手困難な最新鋭の銃火器、消音器を三下みたいな奴まで扱うとった。岸野見てやって来よったんか、偶然なんかはようわからん。ただ、それで若い衆が何人もやられよった、それは変わりまへん」
彩善の言葉が力む。
「あの後、何人かの部下に様子を見に行かせたんや。事務所の近くは見張られとったさかい遠くからやけど、何日か経ってからや。突然その外番おらんなった思うたら、ネメシスが警察共連れてガサ入れに来よった」
「そして、岸野が連行れていかれたんですね」
頭を垂れた彩善。こんな筈ではなかった、そんな自責の念が老体を、そしてある種の親心のようなものを蝕む。
「ふぅ。そこの貴方、いつまで盗み聞きをするつもりですか。話に加わりたいならそこに座りませんか?」
渋い顔のメルデスが、斜め後ろの大時計を振り返る。一見、何も違和感はないし誰もいない。彩善がハッと顔を上げると……男が現れる。アッシュグレーの髪の男。目を細める彼にあまり焦った様子は無い。
「『透明化』見破るて、流石ネメシスとミュートロギアを渡り歩いた男ですなぁ。覗き見やなんてけったいな真似して申し訳ありまへんなぁ」
「渡り歩いた割に、今は殆ど歩けないけどね。彩善さん、彼は?」
嫌味のような言葉を自嘲気味に笑い飛ばしたメルデス。
善治の大胆な行動に面食らった彩善だったが、両手を天板に付けて軽く頭を下げた。
「若いもんが申し訳ない。此奴は充の舎弟で若頭代行ちゅうところや。善治、無礼は許しまへんえ」
「組長、すんまへん。心配やったんですわ。ワテらの業界であれ程危険視されとった男と一対一でやなんて……」
言い訳を始めた善治だったが、彩善の眼光の鋭さに口を噤んだ。そして、ゆったりした動きで彼の背後に控える。此処に来た時に着ていた血で汚れたコート姿でなく、今はライトブルーの質素なワイシャツ姿だ。
椅子ならいっぱいあるから座ればいいのに、と言うメルデスの言葉を無視する善治。
「律儀な男なんですわ。融通効かんのはガキの頃からでなぁ。……で、メルデスはん。老いぼれからの提案や」
真剣な顔に戻った彩善。
メルデスも襟を正す。
「手ぇ組まんか。ミュートロギアと銀狼会」
「……我々に対するメリットは?」
「勿論、駒の提供だけやあらへん。儂らは情報を持っとる」
メルデスの眉間に皺がよる。「情報?」と聞き返した。彩善は頷く。そしてたっぷりと間をあけたあと、答えた。
メルデスが一気に前のめりになった。彼が、いや、彼らが求めに求め見つけあぐねた情報。
「“鬼”の正体と、過去の災厄についてや」




