L'épilogue~新たな朝~
朝が来た。とは言っても、この建物には窓がない。外に通じる扉もない。それでも朝はやってくる。
【おはようございます。9月20日水曜日、7:30のニュースをお伝えします。先週、何者かが不法に侵入し、神社の境内及び敷地を荒らした事件についてです。残っていた異能力の痕跡と複数人の足跡から、政府はミュートロギアの犯行であると断言しました。一部の関係者による証言では、UNAの戦闘機がハイジャックされたとの情報もあり、ミュートロギアの勢力拡大に対する危機感が高まっています。では続いては明るい話題、ラジオネーム のいのいののいのいのさんからの投稿です。いい朝ですね! 今日は絶好のお出かけ日よりで……】
無機質な空間に物が散乱し、その中に埋もれるようにして置かれたベッド。俺はムクリと起き上がる。何やら、珍しいサーカス団か何かが日本にやってきたらしいが、別にどうでもいい。ラジオを目覚まし替わりにしてタイマーをかけておいただけなのだから。
アンテナをしまい、鞄の中に取り敢えず突っ込む。
どうでもいいと言いながら、俺のまだ半分寝ている頭は先程のニュースの文面をリピートしていた。
やはり、そうなるとは思ったが、あの神主の爺さんの死はミュートロギアのせいにされた──神社の建物についてはぶっ壊したのがこだまだからなんとも言えないが。
ニュースはネメシスや鬼の事には何一つ触れない。
あの夜から四日が経った。万一尾行けられていた時の事を考慮し、メルデスから外出禁止令が出されていて学校も昨日まで休んでいた。
何度、俺の頭をニュースがリピートされた時だろうか。
「七時……さんじゅっぷんッ?」
何故その一言に気づけなかったのか。焦って時計を見るともう既に時計の長い針は八と九の間あたりまで上がってきている。ヤベぇッ!
いくら瞬間移動でビュン! だとしても、この時間は流石に焦る。こんな朝に限って寝癖が酷い。俺だって年頃の男子高校生だ。髪型くらい気にするんだよ。
もう、朝飯は諦めよう。
俺は速攻で制服に着替え、通学鞄に手当り次第にものをブチ込む。
自室を飛び出して最上階へと走った。普段は廊下を走るなと注意する女が一人いるが、今はまだ集中治療室のハズ。不謹慎極まりないが……ここぞとばかりに廊下を疾走した。何故かこの建物には遮蔽物が多い。更に廊下と廊下が迷路のように直交するような構造だ。お陰でよく人とぶつかりそうになる。
階段を駆けあがろうとした瞬間に少し固めのマットレスのような感触に跳ね返された。無様にすっ転んだ尻が痛い。
なんで俺はこんなに人様とぶつかんのかね。
相手を見て更に絶句する。
こんな日はとことんツイていないと決まっているらしい。
その相手は、冷ややかに俺を見下ろしていた。銀色の長い髪と、黒い布でおおった目元。カーキ色のツナギを着ている女。
「廊下を、走るなと、何度、言えばわかる、本城暁人」
ヒィィイイイイイイイッ! お、オルガナさぁあああああん?
「も、もうお身体は……」
「問題無い。ICUなど、半日で、出てきた。あんな所に、いる必要は、ない」
お世話に行ってたグレンさんの話によれば、肋骨やらが二、三本折られてて、折れたのが肺に刺さったりしてたらしいんだが、嘘でしょ。リカバリー早過ぎないか?
しかし、目の前にいるオルガナを見る限り、痛がるとかそんな素振りは一切ない。むしろ、未だに筋肉痛が残る腕で立ち上がった俺よりも健康体なんじゃないか。
「何を、ジロジロと、見ている」
何故こうも彼女は目隠しをしているにも関わらず睨まれているような感覚を他人に与えることが出来るのだろうか。その威圧感は俺がカエルだとすれば蛇どころの話ではない。恐らく、さらに上位の狩人である鷹や鷲のような。
「そ、そう言えばレン先生の妹さんだったんですね。ビックリしましたよ。い、妹想いのいいお兄さ……フゲェッ」
最後まで言い終わらないうちに、腹部に蹴りをぶち込まれた。底の固いブーツの先端が鳩尾に突き刺さって軽く吹き飛ぶ。
朝飯食ってなくて正解だった。
「私に、兄など、いない」
冷たく言い放ったオルガナの発言はいつも以上に不可解だ。誰も彼もあの後レンとオルガナは兄妹だって言っていたんだが……。
「あれは、弟だ。間違っても、あれが、兄なはずが、ない」
心底不愉快そうに口元を歪める銀髪は、さも汚い物を蹴ってしまったと言わんばかりにズボンの裾を払う。胸元からちらりと白い包帯が見えた。
にしても、今の発言で何となくわかった。双子だから別にどっちでもいいのか。こりゃ、ただの意地の張り合いっぽいからほっとけばいい。って、それより俺は、もっと大事なことがある!
「なんだ、その、どうでも、いいと、言うような、目は」
はぁあああああ? まだやるんですか?
もう行かせて下さいオルガナさん。
帰ったら反省文でも、筋トレでも何でもやりますだから早く行かせて下さいよ。
「今から、お前に、任務を、与える。わかったな」
そこへ直れ、と言わんばかりの威圧感。逃げ切れる気もしないし、かと言って反抗すれば更に痣が増えるのは目に見えてる。でも、学校も大事だ。嫌だ。俺は学校に行くんだ……!
「わかった、な?」
白い腕が伸びてきて、俺の髪を鷲掴みにした。あぁあああ、折角寝癖無理やり治したのに……! ワックスが指についたのが不快だったらしく更に顔を顰めた。いや、それは自業自得ですからね!
「やぁやぁ、オルガナ。すっかり元気そうだねぇー」
そこへ緑色の救世主が現れた。ヘラヘラと笑い、いつものパソコンを抱えて近づいてくる。彼は俺とかなり歳が近いため、昨日も少し話をしていた間柄だ。きっと助けてくれるハズ!
セギさん、助けて。俺は学校に行きたいんです!
「セギ。あの女の、情報は、入ったか」
あの女? 俺から視線を逸らしたオルガナもセギに用事があったようだ。この隙に逃げてやろうと画策したが、彼女の握力を考えれば失敗すると確実に禿げる。
セギは「嗚呼あれね」と足を止めた。やはり話すことがあるらしい。もう俺関係ないなら早く解放して下さいッ。
俺は学校に行きたいです! というか、行かなきゃいけないんです!
「ほとんど収穫なし。ここまで来ると、意図的に記録が抹消されてると考えた方が妥当かもしれないねぇ」
「フン、なるほど。次に、会った時の、お楽しみ、という、わけか」
不敵に口元結んだオルガナ。そして俺をちらりと見てきた。それは同意を求めてるのか? なんの話かさっぱり分からないですから早く俺を学校に行かせて下さい。
「それは、いいとして、本城暁人、任務だ。こだまを、起こして、学校に、連れて、行くこと」
遂に彼女は一方的すぎる任務とやらを宣言してきた。
めんどくせ。アイツの寝起きの悪さは天下一品って評判なのに。ただの罰ゲームじゃんか。それならトイレ掃除とかの方がずっとマシだ。しかし、そんな反論も許されないんだろうなあ。
やっとの事で俺の髪が開放される。仕方ないからこだまの所に寄ろうと歩き出したが、襟首を掴まれた。振り返れば変わらぬ鉄仮面。
「それと」
「まだあるんですかッ。もういいだろ! 俺は早く学校にい……ッ」
「話を、最後まで、聞け」
「すみません」
静かに威圧され、俺のちっぽけな勇気は音を立てて萎んでしまった。
「今回、どうにか、切り抜けられたのは、運が、たまたま、良かったからに、過ぎない。お前の、身勝手な、行動で、仲間を、失い、我々も、危険に、晒された」
ああ。そのことに関してはメルデスにも、シラフに戻った姉貴にも散々言われた。反省してる。ここで鳩尾蹴られて痛みを感じるのも此処にいる二人が居たからこそだ。
「だが、お前の、行動によって、救われた、人間も、いる。お前は、やはり、我々人る……」
「俺は、そんなので動いたつもりは無いです。俺はただ、救わなきゃと思ったから、動いただけ。期待されたからじゃない。あれは、俺の意思だ。そしてこれからも、俺は自分の意思ですべきことを見極める」
「……クスッ」
あれ、今、笑った? あの鉄仮面……オルガナが?
いや、笑うことはあった。銃や刀剣の扱いにテンパる俺を鼻で笑ったり、任務を与える時にニヤリと。
でも今回の笑いは違う。本当の意味での笑顔──のように見えた。
「だから、ジロジロ見るなと、言った、筈だ」
「グフォゥエッ」
「暁人くん、へーき?」
いや、言ってない……理不尽だ。セギはそれこそニヤニヤとして蹂躙されつつある俺を眺めていた。腹痛てぇ。
いつもの鉄仮面に戻り俺を蹴りつけるオルガナ。後で姉貴に言いつけてやるんだからなッ……いや、やめとこう。俺のプライドが待ったをかけた。そうだ、俺は男だ。姉に頼るようじゃ男じゃねぇ。
「ゴフゥッウウウゥ」
俺は、男だ。だから、そこだけは勘弁してください。
不意の急所を狙った攻撃に悶絶する。銀色の廊下にへたりこんだ俺に誰も手を差し伸べてなどくれない。あぁ、理不尽。流石に同性のセギは「ウッ」と呻いていたがこの暴力を働いた本人にはこの痛みは分からないんだろうな。
オルガナをキッと睨む。なんてことをしてくれやがった……!
しかし、彼女は涼しい顔をしている。と言うよりむしろ、キョトンとしている。
「私では、ない。流石に、そこまでは、しない」
そこまでは、って、どこまでするつもりだったんだよ。やはりこの組織は物騒過ぎる。このオルガナ一人だけで暴力団一つ分ってくらいに。
てか、オルガナじゃなきゃ誰だよッ!
「何をボサーっとしてんの! どいてどいてっ!」
ぶっ倒れて悶絶する俺の背を踏みつけ、小さな影が走り去ろうとする……のをオルガナが引っ捕らえた。襟首を掴まれ足をバタバタとするそいつの髪の色は杏色とか言うらしい。数日前のあの希望がどうとかこうとかいう話は撤回だ。やはりこだまは所詮こだま。許すまじ!
「良かったな、本城暁人。仕事が、減った」
「良くないですよ! なんで勝手に仕事にしてるんですか。いつから任務が仕事に? てか、そもそももうこんな時間じゃ間に合わないですよ。どうしてくれるんですか! 遅刻は内申点に響……」
「誰だ! 俺の煙草に火ィつけやがった奴は!」
うわ、また人が増えた。これ以上オルガナが何かキレるようなことがあれば遅刻どころか欠席になり得るんじゃないか? もういいから早く学校にい……あれ、待てよ? 煙草って、火をつけて吸うもんじゃないのか。
ドスの効いた声で怒鳴り込んできた大柄の男は彼女の襟首を引っ捉えんばかりの勢いで歩み寄ってきた。元から人相が悪いが、額に青筋を立てた今はいっそう悪い。極悪人の顔と言っても過言ではない。尤も、現実はオルガナよりもいい人なのを俺は知っている。
危険な空気を察したのか、セギの姿はもう何処にも無い。
「あぁ、あれは、お前のだったのか、岸野。弟のものだと、思った。まぁ、これを機に、辞めれば、いい。低脳が、これ以上、低脳に、ならないうちに」
「ハァアアアッ? ザケんじゃねぇぞゴラ。ナメた口聞くやつはブッコろ……フゴォォォッツ」
南無。心の中で合掌した。彼女のブーツは誰それ構わず鳩尾にめり込むように出来ているらしい。つーか、器用なことするな。遠心力のせいか、襟首掴まれたこだまが軽く泡吹いてるぞ?
「怪我人に、無理を、させないで、欲しい、ものだ。なら、岸野。お詫びとは、なんだが、こいつらを、学校に、送ってこい」
「なにをどう以て詫びてんだ?」
「そんな事も、説明せねば、分からないか、低脳」
岸野は既に沸騰寸前だ。だが、反撃しないのは、さらなるオルガナの反撃を恐れてであろう。その判断は、多分正しいよ岸野さん。
兎にも角にも、早くここから逃れなければ。自称怪我人のオルガナに敵う人間は居ないのだ。行けとおっしゃる今が逃げ時である。
「き、岸野さん。行きましょう!」
強引に岸野の手を引き、こだまを預かり受けて廊下を走……らずに早足で去った。振り向きざまに岸野は背後に中指を立てている。
この後、俺はどうにか学校に行った。
時間? もちろん遅刻。
校門? もちろん体育教師が待っててくれたさ。なんか、手紙渡されちゃったし。あ、いや、俺にじゃなくて、姉貴に。
そして、こだまはいつも通り授業というBGMを聞きつつ夢の中。
はぁ、また新たな一日が始まる。
眩しい太陽に俺は願った。俺に、平穏な日が戻ってきますように……と。
■◇■
「少し薬を変えておいた。後で確認してくれ」
「ありがとうね。レン」
上階の廊下でオルガナの暴力の嵐が吹き荒れているとは露知らず。メルデスは指揮官室の奥、彼の自室のベッドで上半身だけを起こしていた。顔色は数日前よりずっといい。側には銀色の長髪の双子の片割れ、レンが丸椅子に座っている。ベッド脇の机にはたくさんの薬。全て、レンがメルデスに処方したものだ。
「僕は、後どのくらいもつだろう」
「何気弱な事言ってんだよメルデス。お前はそんな奴じゃないだろ。つーか、安心しろ、俺がいる限りは意地でも死なせねぇ。その代わり、俺の居ない所で死んだら許さねぇからな」
「はは。肝に銘じるよ」
力なく笑うメルデス。こんな時になんと言えばいいのか。医者として自らの腕には確かなものがあると確信しているレンだったが、そのような点においてはめっぽう弱かった。何も言えないレンにメルデスが優しく笑いかける。
彼はふと医者を志していた時分に出会った同期の人物の顔を思い出した。彼より自分が優秀だったとレンは今でも思っている。だが、しかし決まって彼の顔を思い出すと敗北感を感じるのだ。
「ま、あの女も始末したんだ。当分はゆっくり出来るだろ」
何か言わなければと思ってどうにか言葉にしたのがこの発言だった。もっとマシなことが言えなかったのかと自分を責めるレンだったがもう遅い。メルデスが難しい顔をする。
「第一の鬼は、死んだんだよね」
「何でそんな事言うんだよ。あいつが斬って海に落としたんだ。それに、あんなのにまた追い回されるのは……御免だ」
思い出して身震いするDr.レン。この数日、あの悪夢が数回彼の眠りを妨げていた。
「そうだよね。でも、安心はしてられないよ。きっと第二の鬼はもうスグそこまで来てるかもしれない。それに、未だにクレイスの居場所が掴めていないんだ。まだ何も終わっちゃいないさ」
メルデスはもう既に先を見据えていた。身体はこうして休めていても、彼の優秀過ぎる脳は止まることを知らない。
固く握りしめる白い手をレンが優しく包んだ。普段の彼ならこんなことはしないだろう。メルデスも驚いて目を丸くしている。
「メルデス、少し外に出ようぜ。一服させてくれ」
「どうしたんだい? いつもなら何も言わずにここで吸うのに」
メルデスが視線を送った先には灰皿が置かれていた。メルデスは喫煙者ではない。この部屋を度々訪れるレンや岸野の為に置いてあるのだ。
「いいじゃねぇか。偶には。それに、医者として言わせてもらうが、人間、生きてくのに日光が必要なんだ。医者命令だ。ほら行くぞ」
レンは、ひょいとメルデスの身体を抱えあげる。その軽さに戸惑いつつもそれは表情に出さず、車椅子に座らせた。手動に切り替えてレンが押す。実は、指揮官室には指揮官用の転送装置が備え付けられている。
行き先を素早く打ち込んだ。部屋のベッドを始め、全ての景色が反転する。
「好きだね、ここ」
小高い丘の上だけあって、アジトの中にはない爽やかな自然の風がふたりの頬を撫でた。夏の面影が殆ど消えた木々は訪れるであろう冬に向けて、木の実をつけ始め、太陽の光をその葉でめいいっぱい受け止める。
山の稜線に沿って張られた電線に鳶がとまった。何やら咥えているようだ。彼らもまた冬に備える時期なのだろう。
眼下に見えるのは、人々が群れをなす都会の街。高速道路が街を縦断し、車がひっきりなしに往来する。視界の端にはアキトたちが授業を受けているであろう学舎。そこには、人々の、生きる者達の営みがあった。
「別に。街中は空気が悪いからな。医者として勧めないだけだ。それに煙草も吸いやすい」
そう言ってレンは巻紙の黒い煙草に火をつけた。そして大きく煙を吸い込み、フゥーっと吐き出した。紫煙が風にかき消される。
「少し風が強いな」
時折、レンの白衣がバタバタと音を立てる。ふと、メルデスが先程から一言も喋っていないことに気づいた。
「どうした。どこか痛むのか」
「いいや、空が、青いなぁってね」
ニコリと笑いかけるメルデスと目が合った。その澄んだ緑色の瞳がレンを捉える。レンの青とも赤とも、その間の紫とも取れる不思議な色の瞳もまた空を見上げた。
「あぁ。いい朝だ」
煙草を咥えたまま、レンもフッと笑った。
■◇■
「ヨハネの黙示録 六章一節──また、わたしが見ていると、子羊が七つの封印の一つを開いた。すると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。二節。そして見ていると、見よ、白い馬が現れ、乗っている者は弓を持っていた。彼は冠を与えられ、勝利の上に更に勝利を得ようと出て行った」
薄暗い部屋。異様に寒い。
彼は少しばかり白い吐息を漏らしながら聖書の一節を諳んじる。
彼の目の前にいる少女は眠っているかのごとき穏やかな表情だ。今にも寝息が聞こえてきそうな程に。
「さて、ここから忙しくなるよ。運命の歯車は、もう誰にも止められないんだから」
ゴーグルを額にかけ直した。アレからアキト達はどうなったのだろうかとふと考えた。オルガナの事だ、最終的には解放するだろう、と手元の機材を片付けながら口笛を吹く。
「整備終わったよー。特に異常はないね。後はよろしくー」
緑色の髪をした彼はパソコンを抱えてその部屋を後にする。部屋の電気が消された。そこに残ったのは機械音と、水の中を水泡が移動する微かな音。
その時、彼女の口元がうっすらと微笑んだ。
それを見ていた者は、誰もいない。
〝ヨハネの黙示録 六章三節。子羊が第二の封印を開いたとき、第二の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。四節。すると、火のように赤い別の馬が現れた。その馬に乗っている者には、地上から平和を奪い取って、殺し合いをさせる力が与えられた。また、この者には大きな剣が与えられた〟
……To be continued
遂に一章完結です!
ここまでありがとうございました。
時折加筆修正入れていきたいと思います。
挿絵の方も順次更新予定です。




