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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

もっとエロくてニューゲーム ホワイトデー記念おまけストーリー

18禁の『もっとエロくてニューゲーム』の方にもおまけストーリーとして同じ物を投稿させていただいております。

「あー体だるい・・・絶対熱あるよこれ・・・」


雪が溶けて暖かくなって来た頃の明家、偶然にも女達全員が居ないその日に明は体長を崩していた。

起きたら体がダルく布団から起き上がるのが苦しいのだ。

ただでさえ超人的肉体を持つ明がこんなに具合が悪いのだ、きっと熱が40度を超えているに違いない!

そう考えて体温計を脇に挟むが・・・


「36.2度・・・だと?」


平熱であった。

だが具合が悪いのは間違いない、仕方なく明は近所の病院へ行く事にした・・・

明はタクシーを読んで近所の『珍国際病院』まで来た。

受付に行ってナースに声を掛ける・・・


「す、すみません・・・俺の命が欲しかったら助けて下さい」

「えーと・・・まず診察券を・・・」

「心殺拳?!俺の心を殺す気か?!」


明、熱のせいで頭がおかしな方向に急展開なうである。


「・・・初めての方ですか?それでしたら保険証を・・・」

「歩拳掌?!なんだその必殺技は?!」

「と、とりあえずこの問診表を記入してお待ち下さい・・・」

「悶心雹?!氷魔法か?!だがこの俺にその程度の魔法が通用すると思うなよー!!」

「先生ー助けて下さいー!」


ナースの叫びに奥の部屋から出てくる医者。


「ま・・・まさかお前の首から下げているそれは・・・」

「へっ?この聴診器がどうかしましたか?」

「超神器だと?!お前も俺の命が狙いか?!」

「なんなだ君は、ちょっと検診が必要かもしれないな・・・」

「拳神だと?!貴様俺に入印で封印奥義を仕掛けるつもりだな!」

「君は頭の病気なんだ、とりあえず・・・」

「だが俺は金持ちだ!喰らえ必殺幻禁祓い!」


万札の束で医者の頬を叩く明!

明は知っていた、遮界補拳も刻眠賢孔補拳も自分には使えない・・・無職だからだ!

そして、目の前に居るナースの正体が監誤死だと気付いた。


「こ、ここはなんて危険な場所だ!うぉおおおおお!!」


走り去る明・・・


「先生、あの人なんだったんですかね・・・」

「世界には色んな人が居るんだよ・・・」


いつものように馬鹿やってる明だったがそのお陰か体長も戻りその後普通に街をブラブラするのであった。





とあるお店に何気に足を運んで中を見ていたらカレンダーが目に入った。


「あっ今日は3月14日か・・・」


先程までのおかしな状態は何処へ行ったのか分からないが明はいつの間にか元気になっていた。

そして、そのお店でラッピングされたホワイトデーのお返しを複数購入する。

勿論明の家に住んでいる彼女達・・・

天使、悪魔、貞子、美紀、弥生、姫子、香織、志保、ヘレシング、ヒナタ、マリア、ハーピー、僧侶、斉藤、一子、二重、三津子・・・

さらにあれから明に何故か惚れて付きまとっている・・・

コレット、白液姫、命・・・

その上名前もまだ知らない・・・

愛の天使、血の繋がらない双子の妹、巨大ロボを作る博士、鶴の化けた女、犬耳の少女、マッチを売ってた女の子、半透明の幽霊エルフ、未来から来たネコロイド、天使の友達達、雪女、死神少女・・・


店の商品を買い占めても足りないのだがそれでも明はそれから数件梯子して今日の夕方に自宅に届けてもらう様に依頼をして一つだけ、そう一つだけその手にホワイトデーのお返しを持って明は外へ出た。

そして、迷う事無く明は目的の公園に辿り着く。


「居た!」


公園のベンチに座って小説を読んでいる一人の女性が居た。

黒いロングヘアにメガネがチャーミングでまだ寒いのに外に出てベンチでコートを着ながら小説を読んでいるのはやはり人を待っているのだろう。

明はその女性の方へ駆けて行く。

まだまだ気温は低く吐く息が白くなっているがそんな事は気にも留めず明は駆けて行く。

そして、女性の前に立つ。


「ごめん、待たせたね」


女性は小説をゆっくりと下げて顔を上げる。

寒いのか照れているのか頬が赤くなっている。

目を細め逆光で見難くなっている明の顔を見ようとしているがメガネをしたまま太陽を見るのは危険なので明は横へずれる。


「はい、これ。バレンタインのお返し・・・」


そう言って明は先程の店で買ったそれを女性の手の上に乗せる。

爽やかな笑顔を見せて明は一言。


「本当にあの手作りチョコは美味しかったよ、ありがとう。それじゃ俺、行くね」


そう言って明は走って去っていく。

きっと他の女達に見つかったら大変だからだろう。

ただでさえ明の横に座る事すら争奪戦が毎度のように繰り広げられているのだから、明から一番最初にホワイトデーのお返しを渡されたなんて他の女が知ったら偉い事になるのは目に見えている。

明は渡せたって事で満足し自宅へ向かって走っていく・・・

残された女性は寂しそうな瞳で明から渡されたそれを見詰め手にしていた小説を閉じる。

そして、近くに誰も居ないのに口からその言葉を出す。


「今の、誰?」


そう、これは明のテロであった。

バレンタインを貰ってない女性にホワイトデーだからとバレンタインのお返しを勝手に有った事にして一方的に名前も告げずプレゼントを渡して逃げる。

ドッキリカメラのカメラが無いバージョンである。

意味が分からないが女の子はきっと誰かと間違われたんだと思い明が戻ってくるのをその公園で小説を読みながら待つのだった。


そして、自宅に帰った明を待っていたのは巨大ロボを作った博士であった。

その目には龍ボールのサイヤ人が付けていたスカウターらしき物が装着されており・・・


「むっ36.2度」


何と触れなくても温度の分かるスカウター型体温計を作っていたのだった。

それはつまり・・・


「お前また俺の寝室にカメラ設置したな・・・」

「必要は科学の進歩の礎、観察が大切」

「はぁ・・・」


溜め息を吐きながら家に入ろうとしたところに・・・


「あきらさんただいまー!」

「今帰りました。」


ヒナタとヘレシングが学校から帰ってきた。

その後、夕方には他の女達も帰ってきて今日も明の家は大賑わいで一日を終えるのであった。


「あーくん、あーん!」

「貞子ちゃんだけずるいー!」


ホワイトデーのプレゼントを順に渡しいつものように甘える貞子にチョコレートをあげて美紀が怒って・・・

完結しても彼等は変わらぬ日常を続けていく・・・

きっとこれからも・・・



END

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