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poem

feel isolated

作者: 咲良 音都
掲載日:2017/01/12


ゆらゆら揺れる水面をみつめて、

もう何度めかわからない溜息をはく

うつった景色は風に遊ばれ不規則にゆれて歪んで

ゆらゆら、ゆらゆら


小石をそこへ投げ入れてやれば

輪っかを作った後また 同じように揺れる


不規則な風が水面を揺らすたび 

私は体を縮めていく

勢いで飛び出したあの部屋へどんな顔をして帰ればいいのか

わからないまま 何時間も経っていた


大人は いつも正しいふりをして

私は いつも愛想笑いで誤魔化して

気付けば自分が大人と呼ばれる歳になっていたことすら

どこか他人事のような 変な感覚で。

大人は きらいだ

世間体や一般論ばかり振りかざして 付きつけて

そんなしがらみなく ただ 聞いて欲しいだけなのに

私だって馬鹿じゃない

世間体を気にする気持ちがまるでわからないわけじゃない

わかってるけど ただ その前に 私の声に耳を傾けてほしいだけ

つまりは …我儘


大人になりきれない私は今までも

きっとこれからも どこか他人事のような人生を

一生かけて歩くのかと思うと 妙に寂しくなった


ゆらゆら、ゆらゆら


揺れているのは 水面だけではないことを

受け入れて進めるようになるのは

もっとずっと、後のお話


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