表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

これが初投稿となります。稚拙で読みづらい文章かもしれませんが、どうか読んでコメントでも頂ければありがたいです。



 生きているのに死んでいる人がいる。 それが橘冬樹。僕自身だ。 僕は死んでいる。生きているのは体だけだ。大切な、生きるうえで不可欠なものが全くといってない。



 例えば感情。普通ならば怒ることも、泣くことも、笑うこともしない。出来ないんだ。


 べつにそれが辛いわけではないのだけれど、他人との違いというのは明らかに分かるし、それを見ている他人を気にならないなんてことはない。正直、気にはなる。



 けれども変えようだなんて微塵も思えないんだ。

だってこの命には、この存在には意味なんてないんだから。辛くても楽しくても死ねば皆終わるじゃないか。何かが変わるわけでも、死後に何かあるだなんてありえない。



 言う人に言わせれば「ありえないなんてありえない」のかもしれないが、僕はそんなふうには思えないのだ。死ねば全ては無だ。過去も未来もない。


 だからこそ死後の世界にあこがれるのかもしれなが、それに何の意味もないとしか思えない。


 死ねば無。何も残らない。自分の命なんて世界や歴史から見れば本当に小さな出来事だ。そう言い訳をして僕は学校へ向かうために重く辛い扉を開けた。

それはただの自宅の扉だけれど、僕にとっては苦しい道のりへの入り口なのだ。



 県立栃尾高等学校。それが現在僕の在学している高校である。県立栃尾高等学校は山中にあり、電車はなくバスもしくは原付でなければ行けない。冬場は雪も積もるため大変辛い。本当に糞みたいな立地条件だ。



 僕は重い足を動かして目的の学校へと向かった。


 それは酷く残酷な物語の始まりだったのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ