表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/24

風の章 17

次の日は朝から雲ひとつない澄み切ったいい天気だった。心地よい風が吹いている。俺は風に乗って遠くまでやってきた。


見晴らしの良い山頂から、遠くを眺めると、遥か彼方に、北のアルス山が白くそびえ立っている。アルス山は、この辺りで一番大きな山だから、どこへ行っても、よく見える。それに、今日は冬に戻ったみたいに寒い朝だから、空気が澄んでいて、一際はっきりとよく見える。


アルス山を眺めながら、ふと気がついた。


――あれ?そういえば、スェーヴィル村とザーパト村の人間達はどうなった?すっかり聞き損ねたな。


グロームに聞こうか、小僧に聞こうかと迷ったが見つけやすいので、小僧に聞く事にした。


俺は、ぴゅーと東の都ツェーントルに舞い戻った。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ