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2・祇園精舎の鐘の声二






「あの人がこっちへ落ちるための手筈は私が整えているわ。それはそう先の事じゃない。そうね、遅くとも五日以内ってところかしら」


 何度か顔を合わせ、情報のやり取りを交えた雑談を交わした後、そう彼女が本題を切り出したのは、出会ってからすでに十日近く経ってからの事だった。

 おそらく、俺という人物の人と形を会話から窺い見ていたのだろう。雑談の形を取った会話にも、ところどころに俺を試すような箇所や、こちらの考えを探るような物言いがあったのだ。その考えもそう穿ち過ぎたモノではないと思う。

 だから『やっとか』とは思ったけれど、それを口に出すような真似はせずに彼女が言葉を続けるのを静かに待つ。

 こちらとしてはさっさと本題に入りたいところではあるが、彼女の用心深さが異常と言えるほどのモノだという事も分かっている。

 ここで変に先を焦らせては、今まで我慢を重ねて会話を交わしてきた事が全て無駄になるかもしれない。

 彼女は本当に『皇』という存在を敬っているのだろう。それは今までの会話からも充分に窺えた。

 危険の匂いが少しでもすれば、すぐさま俺の元から離れてしまうに違いない。

 彼女の力があれば、俺の助けがなくとも逃げ続ける事ぐらいは出来るだろう。

 ただ逃げ続ける事など望んでいないからこそ……居場所を求めたからこそ俺に接触を図ったに過ぎず、俺やこの街が危険だと感じれば、躊躇いなく俺にもこの街にも背を向けると思う。


「あの人は明日、狂った仲間達を抑えようと最後の賭けに出るわ。私の仲間達数人を引き連れて、新皇の中でも最悪の存在、『絶対毒の皇』を止める為に動き出す」

「絶対毒の皇、ね。それで君の従うリーダーには勝ち目があるのかい?」


 新皇対新皇か。非常に興味深くはあるかな……そんな事を考えながらも、一応念のために確認の言葉をむける。

 もちろん質問に対する答え自体は予測出来てはいたけれど。


「残念だけれどあるとは言えないわね。もしそんな可能性があるのだったら私はここへ来てはいないわ。向こうであの人と共に戦う道を選んでるわよ」

「なるほど」


 道理だね。そう呟いてみせながら大仰に溜め息を漏らしてみせる。

 そして今得た情報から考えられる事を脳内でざっとまとめていく。


 彼女とその仲間達……恐らくガードと呼ばれた連中は、失敗は覚悟の上でクーデターを起こす、そういう事なのであろう。

 新皇の一角を旗頭として。

 もちろん彼女が仕える新皇が勝つのならば問題ない。

 そうなる事が彼女には理想的なのだろう。

 他の人々──民衆にとってその結果がどういう意味を持つのか……そこまではさすがに分からないけれど。

 だけどそんな計画があるのに彼女はここにいる。それがどんな意味を持つのかは簡単に想像がつく。

 彼女の能力や実力のほどは分からないが、俺の仲間達の中で一番強い能力を持つ少女──剣匠とも呼ばれる雪代(ゆきしろ)の言を信じるのならば、彼女でもレンに勝てるかどうかは正直怪しいところらしい。


『ありゃ間違いなく人を殺した事があるねぇ〜。その辺りの覚悟とかを考慮したら、正直ちっと厳しいかにゃあ〜。みんなでかかかればいけるだろうけどさぁ』


 実際に向かい合って、殺気立ちあった彼女がそう言っていたのだ。

 レンは間違いなく強力な能力者で、俺の仲間達などよりずっと深い経験を持っているのだろう。

 そう、荒れ狂う関東地方で人が殺し合う地獄を見てきたに違いない。経験という力を俺の仲間達よりもずっと持っているんだと思う。


 それらを考慮して推測出来る事は、このクーデターじみた計画は、失敗を覚悟して……などと生ぬるいモノではなく、『完全に失敗を前提条件に置いて』動き始めている、という事だ。

 そうでなければ、レンの言の通りこの場に彼女はいないだろう。

 ガードの一人であり強大な戦力でもある彼女は、クーデターに失敗した後、灰色の皇が落ち延びる先をあらかじめ探す役割を負っているのだと思う。

 邪推になるかもしれないが、恐らく向こうで行動を起こす他のガード達は、クーデターの首謀者としての役割──つまり最後には処刑される役割を負っているに違いない。

 そう考えれば、十日もかけて俺とやり取りを交わしていた、彼女の異常なまでの警戒心にも納得がいく。

 彼女は事が終わった後の全てを、同僚達から託された立場にあるのだろう。だからこそ失敗は許されない、そう思い詰めていると考えれば彼女の態度にもしっくりとくるのだ。


「向こうでの行動が失敗に終われば、あの人は多分身動きを封じられる。絶対毒の皇はあの人に固執しているからね」

「固執、ね。二人は何か特別な関係なのか……とか聞いたら、さすがにちょっと聞きすぎかい?」


 『あなたには関係ない』そう言われたなら諦める程度のつもりで聞いた言葉に、彼女は軽く小首を傾げるだけで言葉を続ける。


「幼なじみなのよ、あの二人は。絶対毒の皇からすれば、あの人は昔からずっと側にいてくれた家族代わりに他ならないわ。変種が蔑視されていた時代からずっと変わらずに側にいてくれた存在。本当の家族ですら恐れた絶対毒を、受け入れてくれた存在。それが灰色の皇なのよ」

「そりゃ大した絆だな。実物は見た事ないけど、向こうの変種への差別のキツさは話に聞いてるよ。かなり酷いモンだったらしいな?」

「えぇ。本当に酷い場所だった。革命を起こす前から、変種ってだけで学校への入学を断られるのよ。変種だけが集められた収監所じみた学校もある。普通の学校に入った子の中には、イジメなんて生ぬるい真似じゃなく、学校で拷問じみた真似をされた子もいる。大人でも変種ってだけで家を追い出されるし、まともな仕事には付けないの。変種は変種という種族の解明の為に、人体実験の被験体をさせればいい……そんな事すら言われていたの。信じられないでしょ?」


 苦味のある何かに思いを馳せるように……そして吐き捨てるかのようにそう言うと、軽く俯きながらレンは小さな嘆息を漏らした。

 儚さと弱さ、深い憂いを秘めた重い吐息を。


 変種への差別──。

 そんな話は今でこそ珍しくもなんともない。まだ関東ほど酷くはないが、この関西でも変種を拒絶する学校は増えてきている。

 中学校や小学校でも私立じゃそんな場所があるほどだ。

 そして親達は、変種と子供を関わらせない為に──そして自分の子供は変種じゃないというアピールの為に、高い金を払ってまで子供を私立へと入れるのだ。

 でも関西でそんな事が起こり始めたのは、関東での革命以来だ。それなら納得は絶対に出来ないにしても事情はまだ分かる。

 納得は出来なくても、変種が危険視される理由はあるのだ。


 だけど関東や東北は違った。

 もちろん海外で起こった変種による革命──総統を名乗るリシャール・ベルナンドによる戦火の影響はあっただろうが、それ以外にもこの二つの地方から変種の蔑視が広がった理由はあると俺は考えていた。

 東北は昔からの風習を残す場所が多く、老人の比率が多い村落が多かったゆえに、人と違う存在を忌避する人々が多かったのだろう。そこから古い考えが広がっていったんだと思う。


 そして関東は、人が多く、経済の中心だったからだ。

 人口が多く、情報が早いがゆえに、人の弱さや汚さが広がりやすかったのだろう。

 そして経済の中心ゆえに、海外から始まった恐慌に、人々の心理が他よりも影響されやすかった。

 そんな中で、仲間達を募ってちょっとした暇潰し感覚から『目立つ変種を狙うという遊び』を始めたヤツらがいた。それがあっという間に広がって対立が始まり、それにさらに社会が影響されていった。

 始まりは多分それだけなんだと思う。


「気分の悪くなる事を言ってごめんなさいね。続けるわ」


 それだけを言って軽く咳払いをすると、レンは今まで浮かべていた笑みを作る。

 無理をしている事は明らかだったが、声をかける事はできなかった。

 向こうの状況を情報でしか知らない俺の言葉は、多分気休めにもならないだろうから。


「あの二人は新皇の中心というだけじゃないわ。あの二人が始祖なの。いわれなく蔑視される変種達の為に立ち上がった最初の二人。中心になった始まりの二人よ」

「始祖……か」

「そう、誰が呼び出したのか二人は最初に新皇と称され、最初に変種の皇と呼ばれ始めたわ。そしてその内の一人は、変わらない現実と人の汚さに絶望してしまった」


 それが始祖、新皇か。

 関東で反乱を起こした人物にあやかっただけじゃなく、新たな種族の皇達という意味の総称。


「向こうで起こすクーデターじみた計画には、他の新皇達の手は借りられないのか?」

「白銀の皇なら絶対に手を貸してくれるハズだけど……彼女はダメね。私の皇がそれを望まない。だから今は灰色の皇の言葉で北陸方面に出向かされてるわ。他の皇は論外ね。むしろ事前に相談なんか持ちかけようものなら、敵に回る可能性の方が高いぐらいよ」

「新皇達の関係もなかなか複雑に入り乱れてるみたいだな」


 さて、ここまで色々と話してくれるのは、信用してくれたからか、あるいはまた俺を試しているのか……頭を切り替えてそんな事を考えながらも、軽い調子で肩をすくめてみせる。

 それに同じように肩をすくめてみせながら、レンはその蕾のような小さな唇をほころばせた。


「当たり前でしょう? 新皇と言えども人間なの。最強の変種と言っても一人では生きていけないわ。二人以上人間がいれば依存も共存もして生きるの。三人以上いれば敵対する者も出てくる」

「そう……だな。当たり前だよな」

「そう、人間なら当たり前よ。それが分かっていない人がこの国には多すぎる」


 彼女の切なそうな言葉になんと返せばいいのか、またも言葉が上手く出てこない。

 当たり前──本当に当たり前だ。

 俺も変種、しかも純正型ではあるが、自分が他の仲間達と違う存在だとは思っていない。

 俺も一人はやっぱり寂しいし、二人でもまだ寂しい。三人いれば好きなヤツとそうでもないヤツが出てくるだろう。

 楽しい時はやっぱり多くの仲間と分かち合いたいし、悲しい時は誰かに側にいてほしい。

 そう、それが当たり前だ。自分を顧みても当たり前の事なのだ。


 ……でも俺は、新皇という連中にその『当たり前』を当てはめて考えていただろうか?

 そんな事を考えてしまう。

 俺の価値観と彼らのそれが、同じモノだと考えていただろうか、と。

 考えるまでもない。答えは分かりきっている。ノーだ。

 彼らを特別視していたのはこの俺も変わらない。彼らのその力を一番に見て、それを勝手に恐れて、目的の為に上手く使えないものかと考えていた事は、否定しようがない事実だ。

 そんな汚さが俺に『アレ』を作らせたのだろうから。

 レンが仕える新皇が狂っていたら──そんな疑心暗鬼が、いざという時の為という大義名分を得て、俺に始めて力を求めさせたのだから。

 俺がやるしかない、関西(こっち)じゃ俺ぐらいにしかやれない。それも命を捨ててなんとかフィフティフィフティ。なんとか対等でしかない。

 そう言い訳をして、だ。



 それは──そんな事実は、とてつもなく重い。

 『ノーフェイト』という名前の仲間を守る為だけに作られたはずの造物。

 俺の力を受けたその造物が何故か忌まわしく感じられる。

 当たり前を見れておらず、こっちの勝手で新皇という力を求めて、その上で危機感に震えていた俺。

 昨日まで考えていた『いざという時は俺が新皇を殺すしかない』という覚悟は、どこまでも身勝手な思惑から出た、どこまでも都合のいい甘えに過ぎない。

 レンの言う『当たり前』という言葉から、そんな考えに捕らわれた。

 レンの軽い口調にこそ考えさせられた。目から鱗と言ってもいい。

 ぶつかり合うのは構わない。いざという時には対立する事もあるだろう。

 でも分かり合う覚悟もなく、理解する方法を極限まで求めないままで、最後の手段──戦争に備える事は間違いなく最低だ。

 そう自己嫌悪に陥ってしまう。

 そんな心情に気付いていないのか、あるいは気付いていても気にしていないのか、レンは真っ直ぐに見返してくる。

 先ほどまでの儚さを押し込めた優しさを感じる表情で。


「ともかくこの五日が勝負ね。あなたが受け入れてくれるというのなら、私はすぐさま関東に取って返して、幽閉されるであろう皇を救い出す為の準備をしたいところなんだけど」

「俺を信用しちゃっていいのかい? 俺は──」


 そんな彼女に、俺はひょっとしたら敵に回るかもしれない……そう正直に言いたかった。

 ここ十日間ほどレンとこうやって話をしながらも、皇を殺す為の手段を準備をしていたのだ、と。

 危険な存在なら──言い換えれば、その力を利用出来ないのなら殺してしまうしかない。そう考えていたのは事実なのだから。

 戦う為の力を持たない『創造者』でしかない俺が、狂った変種の皇と相討ちなら上等だ。そう考えていたのだ。

 当たり前を見れていなかった俺。利己的な俺を信じてもいいのかと……そう言いたかった。

 しかし、俺が口ごもっている間にレンが先に口を開く。


「話してみて、あの人と。そうすれば絶対に分かるわ。あの人が壊れていくこの(これから)に必要な人だって……あなたなら絶対に分かる」


 少しだけ笑いながら。

 試すかのようにその藍色の瞳を細めながら。

『あなたなら向かい合うだけの覚悟があるでしょう?』そう言いたげな、ちょっと挑戦的な笑みで。


「あなたは凄く賢いわ。でもとても不器用な人ね。それが分かっただけで私には充分よ。そんなあなたはあの人と本当にそっくりだから」

「それは誉めてんのか?」


 その言葉に思わず憮然とした表情を浮かべる俺に、レンは笑いながら立ち上がった。


「最大級の賛辞よ。私にはこれ以上の誉め言葉は思い浮かばないぐらい」


 その細くしなやかな手のひらを差し出しながら。


「『信じると決めたなら信じきれ。それが信頼ってヤツだろ』……そう私はあの人に教えられているわ」

「その皇との接触方法は俺に任せる……そういう意味に取っていいんだよな?」

「えぇ。あなたを信頼します。私は人の浅はかさを知っている。人の汚さも知っている。でもね、人を信じるって事の意味も私は知っているつもりよ」


 その言葉に俺も笑みを返して立ち上がる。

 その皇ってヤツとは気が合いそうだ……そんな事を考えながら。


「五日以内よ。五日以内に、この命に代えても皇をこの地へと送ってみせる。神杜駅で待っていて」

「五日間、仲間達とずっと駅を張ってる」


 ──レンも帰ってくるのを期待している。

 そう言いたかったけれど、その言葉はなんとか飲み込んだ。

 その言葉はきっと蛇足でしかなく、命を懸けると言った彼女にとって、信頼の証にはなり得ないだろうから。


「私では──私達では、変わっていく故郷を守るには力が足りなかった。でもね、私達は諦めないって事の意味を忘れてはいないわ」

「俺は自分の汚さを知った。弱さも知った。でもこんな俺でも、信頼に応える方法ぐらいは知ってるつもりさ」


 その手を取った俺の手を、一際強くギュッと握ってから、レンはゆっくりとその白い手を離した。

 途端にその浴衣の先に覗くその足元から、ゆっくりと水鏡に映る境像のごとく姿を霞ませていく。

 初めて能力の一端を見せてくれたのは……信頼の証だろうか。完全にその姿を消失させた彼女を見送ってから、そんな事を考えると少しだけこそばゆい。


「信じるって事の意味と諦めないって事の意味、か」


 俺は本当に何をやっていたんだろうな。そう考えると情けなさ過ぎて笑えない。

 『ノーフェイト』。

 運命を殺す事しか出来ない──未来を刈り取るしか出来ないモノを『能力』で造るぐらいなら、他にも出来た事はあっただろうに。


 俺はとても弱い変種だし、一人じゃなんにも出来ないヤツだけれど、珍しい力──俺だけの世界を持っている。

 その力にどんな意味があるのか、俺には一体何が出来るのか……それをまずは考えるべきなんだろう。

 頼るんじゃない。縋るワケでもない。しっかりと『使う』事を考えなければならない。

 まずは俺が『ノルンズアート』を持つ意味、俺が力を持ってしまった意味を、しっかりと認識する事から始めよう。


「……それもレンに話せば分かったのかもな」


 そう小さく独りごちてから、愛用の携帯を取り出した。

 あやふやで曖昧だった今までの俺でも、信頼してくれた仲間達へと連絡を取る為に。

 俺と似ていると言われた始祖の一角と出会う為の方法を、仲間達と話し合う為に。


お気付きでしょうが、サブタイは平家物語からです。

これをサブタイにした理由も近々出ます。

終わりまで行けばマークも終わり、平家の興亡にアカツキの終世までを連ねる形で書いていくだけで、特にストーリーに平家物語との関係ありません。

終世まで書けたらいいな、心が折れないかな、やる気が折れなきゃいいな、と願いながら書いております。

見直しもやっておりますが、やはり一人では気づかない点もあるかも。

ご指摘お願い致します。随時直していく予定です。


さて、本文について。

雪代さん、ちょろっとだけ出ましたね。彼女はお気に入りだったのですが、書いている内にレンさんに心変わりしかけていたりします。

特に設定していた口癖……『何々を知っているけれど、何々の意味も知っているつもりよ』のような分も出せましたし。

アカツキはもとから好きなキャラクターでしたけど、レンは書いていて株が急上昇した人です。

彼女にも注目して頂けたら幸いです。

次はまた再来週かな、一週間交代なんて法則はないんですけどね。

まだ雪代さんの本格的なお目見えはありません。回想も後少し続きますしね。

スズカはどうしよう。設定のどこまで書いて、どこを飛ばすべきかが分からない。何年分も全部は書けないし。

スズカもノクターン本編じゃ好きなんですけどね。上位三人に入るぐらいに。

依怙贔屓したら物語が狂いそうだから、少し考えもって書いていきます。


ではノクターン本編共々、ついでにアンクロも共々、よろしくお願い致します。

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