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『とんできた』★

 ケージを開けると、可愛いのが一羽、とんできた。捕まえようとするも、するりと逃げられる。ソイツは、女子たちに囲まれていた。気持ちよさそうに、撫でられている。


「寂しいと死んじゃうもんな」

 

 俺は独り、ケージの中を掃除していた。 



 第六段目は……うーん、よくわからん!


 一羽ということで。可愛い『鳥類』を想像させたかったのですが、『ウサギ』だってバレバレです。設定を話すと、主人公は『いきものがかり』です。掃除をするためにウサギの入っているケージを開けました。


 なんというか、隠しきれていないのですよ。


 最後の文章で、(寂しいなぁ)って、主人公が思っていることを匂わせるのにも失敗している気がします。ダブルミーニングを狙い、ミスリードを狙い……よくわからん作品になってしまいました。


 ただひとつ。惜しいところは、『可愛いのが一羽、とんできた』を活かしきれなかったことです。これが決まれば、もう少し変わった結果になったのかな。なんて思います。

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― 新着の感想 ―
[一言] セリフの前に、 かわいくないやつに蹴っ飛ばされた。 ぶつかってきたあいつは、かわいくないやつ。 ↑こんな感じで、複数いるのを匂わすのはどうでしょう? 叙述トリックとしては上手くないかもし…
[気になる点] 騙そうという思いが全面に出すぎて状況の説明が足りてない気がします。 そのため読んでいる人はなにが起こっているが分からないうちにネタバレになって、驚くもなにも、なにがなにやら……ってなっ…
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