表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

実は周りが大きくなったわけではなかったらしい

S→スキル

US→ユニークスキル

となっています。


国王「よくぞ魔王を討伐することを了承してくれた早速だが、先は自分達の現在の強さを把握してもらいたい。『ステータス』と唱えると、見ることが出来るから唱えてみるといい。また、他人に見せる場合には『ステータスオープン』と唱えれば見せる事が出来る」

クレヴァス国王の言葉を聞いたクラスメイト達は一斉に「ステータス!」と唱え、自分の今の強さ……………ステータスを確認しだした。

その少し後、クラスメイト達が自分のステータスを見て歓喜の声を出した。

天ヶ「僕の職業は勇者だったよ!」

朝野「まじか!」

海原「凄いね!!」

流石クラス一の人気者だな。

天ヶ「これが僕のステータス!ステータスオープン!!」

[名前:天ヶ崎藤也あまがさきとうや

種族:人族

性別:男

年齢:18

職業:勇者

Lv :1

HP :800/800

MP :500/500

攻撃:303

防御:284

魔攻:251

魔防:227

精神:198

知力:271

俊敏:188

幸運:52

US :異世界言語理解Lv.1(常時発動)・断魔の剣Lv.1・限界突破Lv.1

S  :剣術Lv.1・炎魔法Lv.1・光魔法Lv.1

称号:異世界転移者・勇者]

あれが勇者か…………というか別に大きくなったわけでもないのか………………?

………………もしかしてこれ、僕が小さくなってるパターンか?

朝野「流石だな!」

天ヶ「あはは、ありがとう!」

海原「あ!私は聖女だったよ!!」

朝野「聖女だと!?」

海原「うん!私のステータスを見せるね!ステータスオープン!!」

今度は海原が見せるようだが特に興味もない為自分のを確認する。

まずは現状把握が第一だ。

「ステータスオープン」

[名前:蒼穹守聖夜そらかみせいや

種族:人族

性別:女

年齢:18

職業:織物職人

Lv :1

HP :15/15

MP :20/20

攻撃:1

防御:10

魔攻:1

魔防:10

精神:200

知力:400

俊敏:800

幸運:700

US :小人化Lv.1(常時発動)・異世界言語理解Lv.1(常時発動)・

S  :採集Lv.1・組紐作成Lv.1・織物作成Lv.1・昆虫使役Lv.1

称号:異世界転移者]

うん、これはひどい。

と言うかやはり僕の方が小さくなってたのか………………

そう思っていると天ヶ崎が話しかけてきた。

天ヶ「え、もしかして蒼穹守さん?」

「あ、どうも……………天ヶ崎さん」

どうやら視認してもらえたようだ。

天ヶ「なんでそんなに小さくなってるの?」

「あー………………スキルです」

天ヶ「え、見たい!見せて!」

「でも……………」

正直言って見せたくない………………!!

海原「藤也!何見てる………………って、あれ?蒼穹守さん?」

「あ、海原さん………………どうも」

海原「え、すっごいちっちゃい!どうしたの?」

「あー………………まぁ、色々………………?」

そんな感じで2人に見られていると他のクラスメイト達も寄って来た。

小田「蒼穹守さんじゃん!」

山口「小っちゃくてウケるww」

朝野「ステータスどうだったんだよ!」

………………見せないとこのままだろうなぁ………………

「…………ステータスオープン………………」

[名前:蒼穹守聖夜そらかみせいや

種族:人族

性別:女

年齢:18

職業:織物職人

Lv :1

HP :15/15

MP :20/20

攻撃:1

防御:10

魔攻:1

魔防:10

精神:200

知力:400

俊敏:1800

幸運:700

US :小人化Lv.1(常時発動)・異世界言語理解Lv.1(常時発動)

S  :採集Lv.1・組紐作成Lv.1・織物作成Lv.1・昆虫使役Lv.1

称号:異世界転移者]

【………………あははははははっ!!!】

僕のステータスを見たクラスメイト達が一斉に笑い出し、罵倒してきた。

佐藤「お前のステータス雑魚すぎて面白いんだけど!!」

富樫「流石に雑魚すぎんだろww」

伊藤「生きていく価値ないんじゃない?」

三上「そんなこと言ったら可哀想だよ~!!あっははは!!」

まぁ、そうなるよなぁ………………

天ヶ「ちょっと!そんなこと言っちゃだめだよ!蒼穹守さんの気持ちも考えて!」

海原「ちょ、ちょっと数値が低いだけだもんね!大丈夫だよ!」

優しさと善意から来てるのは分かるが、中途半端なフォローは要らない………………

これまで静かに見ていたクレヴァス国王が口を開いた。

国王「その〈織物職人〉とは、織物をする人間のことか?」

「え、あ………………はい」

その通りだけども………………

国王「はぁ……………織物など、職人でもなくともできる。そんなスキルなどなくともな。それに、そのような職業は聞いたことも見たこともない。どうやら君は召喚されるべき人物ではなかったようだ。そんな職業になってしまった君を勇者として認める訳にはいかぬ。しかし、余も鬼ではない。他の勇者達と同行はできぬが、我が城での生活を保障しよう」

三上「王様優し~!」

国王「おい、案内しろ」

??「はい。ソラカミ様。こちらへどうぞ」

綺麗なドレスを着た女性の後を早歩きで付いて行った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ