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前線組  作者: 井谷詩度地位
正規版
20/59

幻想虎

幻想虎はなんでもシステム上あるスキルを取らなければ見ることが出来ない。

HPにそう書いてあった。

でもそのスキルの取り方は何も分かっておらず、未だ取ったことことのある人はいないと言う。


草原を歩いていると、手に妙な圧迫感……嫌な予感があったため無意識のうちに手をずらした。それが良かったのか、本来左の方ら辺まで無くなるはずの左手が、腕の途中でポリゴン状になった。

HP(エイチピー)がグンッと一割減ったことに俺は驚きを覚えた。この攻撃は多分幻想虎のせいだと分かる程突然だった。


見え無い敵を狙って攻撃できるほど達人になった記憶がないため、俺は攻めあぐねた。

そんな中俺は妙案を思いついた。


そうだ中級魔法を連発しよう!

結構危なっかしい発想になったもんだよ俺も。


とりあえず

『ファイア・エクスプロージョン』『アイス・ブリザード』『黒炎演舞』『氷山穿天』を連発!


どれも高威力の範囲魔法。多分この世界で使えるのは俺と、あの魔法職の人だけだと思う。

MPは全部5000ほどつぎ込んだ。


その結果、草原は小規模の爆発と簡易的なブリザード、天を穿ちそうな氷山にそれを持ってしても消せない黒炎が現れた。

〈NARUのレベルが9上がりました。条件を達成したため、鑑定を進化することが出来ます。〉


レベル上になってから上がらなくなっていた鑑定が、遂に進化することが出来るようになった。

進化先は『神眼』『心眼』この二種類だった。

進化条件は


『神眼』…鑑定レベルが上に達し、なおかつ幻想虎を倒す。その際称号が『神に認められた者』だった場合取ることが出来るスキル。

『心眼』…鑑定レベルが上に達し、なおかつ幻想虎を倒す。


こんな感じだった。

神眼は心眼の上位互換みたいだから取れる時に取っておこう。


鑑定が上になってから、スキルも鑑定ができるようになっていた為神眼を鑑定してみる。

『神眼』


神の連なる者・もしくは神の認めたものしか持つ事の出来ない眼。その能力は名に恥じない力を持っている。


能力:時間進行率変更、上・心眼・魔法陣投影


これが幻想虎を倒すために必要なスキルなのだろう。でも多分心眼でも変えが効くと思う。

あともう1つ取ろうと思う。

それが『障壁』と言うスキルでその名の通り盾の役割を持つ。


基本防御力の低い魔法職が防御のために取るスキル。

何気に俺がダメージを喰らうのは不意打ちが多いため、常時発動していようと思ってる。


さぁ、スキルも取ったしもう少しレベル上げをしよう



評価してくださった方。とても感謝しております!

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