あらすじ
ここは中世ヨーロッパのような世界で、似てるけど違う世界。
何でかっていうと魔法があるから。
魔法が科学技術みたいな感じで進歩してる。
基本的には物理法則にのっとって進んでるみたいだけど、中には例外もある。
例えば僕。
僕はありとあらゆる物理法則を無視することができる。
どんなチートなんだよって話だよね。
でもそんなうまい話なんてあるわけない。
ちゃんと僕は対価を払ってるんだよ?
それは僕自身が人柱になるってこと。
実はこの世界はもう結構頭打ちで、これ以上の発展は難しいんだよね。
だからもう潰すかどうにかするかしかないんだけど、人とそれ以外のバランスが良くて割と力作らしいんだよね。
ん?力作って誰のかって?
そりゃ神様だよ。
神様の作品の中でもまぁまぁ良くできた世界なんだよ、この世界は。
だから僕が今ここにいるってこと。
ん?そうだよ、僕はこの世界生まれこの世界育ちの純粋なアーネストリア人さ。
アーネストリアっていうのは、アーネストリア聖王國っていう僕が今いるこの国の名前。
だったらなんでヨーロッパとかなんとか知ってるのかって?
言ったじゃない、僕が人柱になるって。
人柱っていうのは、生贄になるってことじゃないよ。
何百年前の話だよ。
人柱っていうのは、バイパスになるってこと。
新しい資源とか知識とかを通すための柱になるってことだよ。
だから僕はすべての物理法則を無視することができるの。
そんな大事な柱がすぐ折れたら大変でしょ?
僕1人作るのだってタダじゃないんだよ?
神様が一生懸命考えてこしらえてくれたんだからね?
その代わりちょっとか憎たらしくなっちゃったけど、それはまぁご愛嬌ってことでさ。
で、話戻すけど、僕はすべての物理法則を無視することができるから、もしかしてって思ってやってみたの。神様が管轄する他の生命体がいる世界にもアクセスできるかな?って。
どうやったのかは分かんないけど、
うーーーん!!ってやったら出来ちゃった。
うん、できちゃったんだよね。
だから今は暇さえあれば頭の中にネット繋いで知識吸収しまくってる最中。
その中でちょっと面白そうなもの見つけたから、今こうやってネット小説みたいなものを書いてるわけさ。
いや、別にサボってるわけじゃないんだよ?
ただ単に、暇つぶしっていうかさ、経験を積むっていうかさ。
でもこういうこともできるってことは、多分、そうやって新しいものを世界にぶち込んで新しいイノベーションを起こせってことなんだと思うんだ。
だから僕は、人柱として生きるけど、人なのかはよくわかんないけど、とりあえず頑張ってみるね。
あ、僕呼ばれたみたいだからそろそろ行くね。