成功者の100個の椅子
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『成功者の椅子』が100個あったとする。そうだな、まぁパーティだと思っていい。
え?なんの成功者かって?パーティの内容?
そんなのはどうでもいいよ。
どんなジャンルにも成功者がいて、代表する人々がいるだろ?
そういうのは、まぁ数が限られてんだよ。
今からする話は、そういう話だ。どうやったらその椅子に座れるかって話。
まず最初に座れるのは、そのジャンル、市場を作ったパイオニアさ。
初めてその産業を作った奴。
で、そいつは堂々の一位通過だ。その市場が興味を引くぶんだけ、興味をひかせるだけ、椅子は増えてく。
で、最初の内は、ドンドンそれに気付けた奴が座っていく。
市場が誕生した時は、何をやっても初出しのオリジナル物だ。
壇上に立って、輝きを放つ。「俺が成功した方法はこうだ!」
そういうのは、だいたい20人くらいが座れる。
20人以降は、ぶっちゃけあとは椅子取りゲームなんだよ。
パーティの料理はまだまだ残ってるけど、隣のヤツが食っちゃうかもしれない、あるいは床に落としちゃうかも。
だからさ、早く座って早く食わなきゃいけない。パーティの壇上で何が起こってるかなんて、興味ないの。
ここら辺で、パーティに相応しくないやつも現れる。
オリジナルの椅子を真似て作って、「俺もパーティの参加者だ!」と言い張ってズカズカ土足で入り込む。こういうのは、後々でパーティの他の参加者とかに排除される。
ほら、パクリとかってサイテーだろ?
さて、椅子取りゲームの話だ。
椅子が80人を超えてくると、もうパーティ会場はパンパンだ。
キャパシティは、そのジャンルの盛り上がりにもよるけど、でも椅子は100個って決まってる。
立ち見参加の可能性だってでてくる。
この辺からは、椅子取りゲームはシビアだ。
壇上の輝きや会場の空気に誤魔化されて、「椅子に座れたのだからそれでイイ」って話になってくる
もうパーティは中盤に差し掛かってるから、賢い奴はもうこのパーティ会場に入りたいとは思わない。
新しいジャンルを探していくんだな。
いよいよ終盤だ。
椅子は座りきった、立ち見もパンパン。料理も残飯なんじゃないか?
参加者の酔いも、もう絶好調にベロベロ。
そうなったらもう最後だ。
壇上に立つのも、最初の20人じゃなくて、段々と次のグループになってる。
椅子に座ってるやつを蹴落としたところで、まぁあまりいいメシは食えないだろうな。
あ、飯っていうのは、別に稼いだ額とかじゃなくてさ、色んなものをひっくるめたメリット、みたいな事かな。
な、世の中ってそうなってんだよ。




