表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ごぶゴブ  作者: 涙涙涙
2/6

2話 お腹空いた

なぜだろう?



「ゲギャゲギャ」

「ギャギャ、ギャギャー」

「ゲッゲッゲ」



みんなで食事をしている。

けれど僕には食べさせてくれない。



「ギャッギャッーー!!」



うん、凄い大きな鹿だよね。

お父さん?なのかな?おじさんがぶつけた石でトドメを刺したんだよね。わかるよ、身振りや手振りでなんとなく。



「ギャッ、ゲギャ」



五人で食べるから一人で食べるよりも量は少なくなるだろうけどさ、



「ギャーーッ!!ゲッゲッ!!」



僕だけなんで食べさせてくれないの?

突き飛ばしたり、しないでよ。



「ゲッ!ゲゲッ!!ゲーーッ!」



お母さん?なのかな?一人だけメスだもんね。兄さん?弟?かな??僕の兄弟達には食べる隙間を空けてくれて、なんで僕には空けてくれないの?




「ゲギャ、ゲギャッ」



ああ、みんな食いしん坊だからドンドン鹿が無くなっていくよ。




「ゲッゲッゲ………」




あ、やっと場所をあけてくれたんだね。

みんな森の中を進んでった。




「……………」




鹿、もう骨しか残ってないや。




ゴリ、、、ガリ、、、ゴリ、、、




あ、ちょっとだけ味がする。

血の味だ。




ゴリゴリ、、、ガリ、、、




お腹、空いたな。。。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ