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時空 まほろ 詩集 言の葉の時風たち

心のままに綴る

楽しいのに


哀しいの


嬉しいのに


泣きたくなるの


そんなごちゃ混ぜの様な感情を抱えて


わたしは心の鏡を覗く


曇っててよく見えない鏡


磨こうと


ポケットからハンカチを取り出す


つもりだった


気付けば


わたしはまっさらの状態だった


ポケットも何もないのも当然


仕方なく


わたしは鏡を抱えた


ちょうど抱えれる大きさだったのだ


哀しいの


嬉しいの


楽しいの


悲しいの


感情がくるくる入れ替わる


でも


笑えもしないし


泣くことも出来ない


わたしは鏡を抱え込んだまま


目を閉じた


ふとあたたかい光を感じた


わたしがそっと目を開けると


小さな光がわたしの側に居た


弱々しい光


チカチカと瞬いて何かを訴えている


わたしは悟った


光に触れると


鏡が光り始めた


鏡は生まれ変わったかの様に


全てを映し出していた


まっさらの状態のわたしも


余すところなく映っている


わたしは鏡に触れて言った


「だいじょうぶ」


わたしの背中に羽が生える


鏡から離れてわたしは飛び立った


「ありがとう」


とわたしは呟く







哀しいけれど


嬉しい


楽しいけれど


哀しい






感情の世界は混沌としてる





けれど





必ずわたし(あなた)の側に光はある






光は羽や翼を与えてくれる





心の鏡を覗いてご覧




まっさらの状態のあなたが映っている




それならだいじょうぶ




止まない雨はないから




哀しさは無くなる事はないけれど




嬉しさが


喜びが




あなたとわたしの笑顔が待っている……

訳がわからないままにも、お読みくださり本当に感謝します。

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