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僕の意外な才能とリリィ様

※注意

2~3話ほどリリィさんが暴走しますがしばらくしたら落ち着きます。


リリィ様のお家の関係者総勢によっていろんなことを教わりつつ、リリィ様の抱き枕になったり、リリィ様とのお風呂はなぜか1日3回も引きずり込まれてそのたびに腰砕けにさせられて抱っこされるまで恒例行事になってるチェルニさんです。

まぁ、僕も好きでされてるけど

時々自分の名前がそうだって忘れそうになるけど。

リリィ様はとにかく僕に自分の名前を覚えさせようとしているらしく、結構な頻度で名前呼びするようになった。

まぁ、呼ばれて誰そいつ?と思ったら自分でしたって言うのはわりとあるからお仕置き代わりにぬいぐるみの刑にされます。

何それって?

町中を抱っこされたまま彷徨かれるって言うのだよ。

周りはなぜか微笑ましげな表情をこっちに向けるけど、抱っこしてる人より抱っこされてる方が年上なんだからね?

・・言っても誰もまともに聞いてくれないしわかってくれないけど。


まぁ、プラスして屋敷の中でコスプレが追加された状態での抱っこだけど。(服装はそのたびに替わる)

他にも、あーんされたり、膝に乗せられたり髪をいじられたりするのは割とリリィ様の平常運転

それと、リリィ様曰く僕は恋愛対象外だって言うわりに、お風呂は普通に一緒に入るし、お胸はタオルで隠しもしないし一緒のベッドで寝るし、目の前で普通に着替えて全裸になってるし、僕も普通に1人で着替えられるのに服を脱がせて普通に服を着せてくれるし、手が空けば欠かさず僕を膝に乗せるか僕の膝を枕にしてゴロゴロしてたりする。

しかも、最近だと口へのキスを普通にし始めるようになりました。

それに、僕を見つめる目が可愛がるだけからどことなくもっと深い愛情・・親愛とは違うモノを感じるようになった気がする。

だって、常に触れてたいって気持ちがリリィ様からあふれてて、常に手を握ったり抱きしめてくれたりしてくれるし、僕に激しいツッコミを入れつつも表情は凄く柔らかくてつい僕から抱きつきたくなる雰囲気を醸し出してる。

実際僕から抱きついたら嬉々として抱きしめ返してくれてそのままキスされるけど。(凄いうれしそうに)


それと、リリィ様、定期的にお胸をワサワササワサワされても、僕は男だから成長しないよ?

割とメイドさん達もするけど。


そして、現在リリィ様は口をぽかんと開けたままフリーズしていた。

隣でリリィパパさんとリリィママさんは素直に楽しんでるけど。

「ね、ねぇ・・・みんな揃って何やってんの?」

全員「え?歌と演奏?」

「それはわかるけど・・なんで、チェルニは普通に歌ってるわけ?全く聞いたことない音楽だし、歌詞だし。それに、あんたたちはあんたたちで何で聞いたことない歌の伴奏を平然と出来るわけ?」

え?

何やってるかって?

リリィ様が説明しろって言うから説明するけど

元々は、雑談の延長戦って感じでメイドさんたちや執事さんたち(休憩中の人たちだけでだよ?)とお話ししているときにセバスさん(実は執事長だった)が若い頃ギターを使って世界中でストリートライブをしていてそこそこ有名だったってことが判明して

当然僕は聞きたいってなったら、他にも趣味で楽器をしている人が何人もいることが判明

それなら一緒に伴奏しちゃった方がよくね?と僕が言ったら、じゃあ合わせてみようとなり演奏

数回ほどやってみると全員なんとなく息が合ってたらしく良い感じ

そこで、なんとなく思いついた歌詞を歌に合わせたテンション?ムード?で歌ってみる。(ゆったりしてたらゆったりして、激しかったら激しくって感じ)

そしたら、なんか凄いしっくり。

全員同じ気持ちだったらしく、試しに他数曲をいくつかのパターンで実施してみてもやっぱりしっくり

途中で、気になったリリィパパさんとリリィママさんがやってきて聞いてくれた結果、良い感じだとお褒めの言葉をもらう。

それならと、楽しくなった僕たちは演奏と歌を継続


そこで、リリィ様が到着して2~3曲終わったところでさっきのツッコミです。

「って流れですけど。」

「道理で聞いたことないわけだわ。と言うより、セバスにも驚きだけど、あんたに歌の才能があったのも驚きだわ。しかも作詞作曲まで即興でこのレベルだもの。」

ちなみに、当たり前のようにリリィ様に抱きしめられてお胸に顔を息が出来る程度に埋められてます。

最近は、息が出来る程度の強さで抱きしめてくれます(前からも後ろからも)

後、お風呂の時とか着替えるときとかだけど、リリィ様のお胸を揉んでみたり服を脱がせてあげたりしても全く怒られない。

本来なら、メイドさんとかが着替えさせるのが貴族としての普通らしいけどリリィ様はなにげにパーソナルスペースが広い人らしく自分の服は自分で着替えるらしい。

なので、他の人に触れられると言うことがあまり好みではないらしく、抱きしめることはおろか手を握ったりするのも家族とか幼い頃から一緒のセバスさんとメイド長さんくらいらしい。

なので、僕を抱っこしたり抱きしめてたり(出会った当初は抱きしめると言うより全身での拘束だけど)してたのは驚きだったそうな。

パパさんたちと初めて会ったときに驚いた顔をされたのは僕が男だって言うのもそうだけど、リリィ様が抱っこしてたのが大半だったらしい。



・・・・ちょっと試してみよう。

「リリィさん?」

と聞きながらお胸を触って堪能しながら口にチューをしてみる。

相変わらず手からあふれ出るサイズというのにこの張りと形と重力を無視したボディライン、いつみても惚れ惚れするよね。

あ、実はさん付けになってます。

いつもはメイドさんたちを含めて誰もいないとこでキスしてたから人前だとチューは初めて。

怒られるつもりで試してみたけど、なぜかリリィ様は普通にうれしそうに応えてくれる。


当然周囲の人たちは全員びっくりしてフリーズ。

で、10分くらいしたところでリリィ様が満足して口を離してくれた(抱きしめたままだけど手は胸元)ところでほんのりと頬を赤く染めて幸せそうなリリィさんに確信を持って確かめる。

「リリィさん・・なんだかんだ言いつつ実はもう僕のこと異性として好きだよね?」

「あ、当たり前じゃないの//」

顔を赤くしながら肯定してくれた。

「ちなみにチェルニはどうなのよ?」

「異性として好きじゃなかったら人前でお胸揉んだりあんなにチューとかしたりしませんよ?パーソナルスペースは狭い方ですけど、さすがに親しき仲にも礼儀ありって性格ですよ?」

「言われてみれば、撫で回されたり抱きしめられたりしててもチェルニから抱きしめたり体に触れたりはしてなかったわね。そうしてたのは私だけだったわ。」

「だとしても、好みのタイプは僕みたいなのじゃないって言ってたのにどうして?」

「だって・・ここに住んでから1ヶ月くらいたつじゃない?」

「そうですね。ここでの生活が楽しくて学ぶことも多いので」

「そんな毎日をチェルニと笑ったり怒ったりして一緒に過ごすうちに一緒にいるのが当たり前になって、離れ離れになるのが凄く胸が苦しいんだもの。その気持ちは気のせいだって思ってた。だから、過剰なスキンシップをしてみたりキスしてみたけど、気持ちは変わらないどころか強くなる一方。そして、今さっき人前だって言うのにチェルニから求めてくるんだもの・・凄くうれしかったわ。」

「リリィさんがいやだったら正直謝るつもりで試したんですけどね・・。」

「礼儀正しいあんただもの。そうよね。チェルニからしてくるわりにどこか申し訳なさそうな、そしてどこか確認したいような表情をしてるんだもの。そこであぁ、私の気持ちはバレたのねって思うのと同時に、私の気持ちはもうチェルニ以外の男になびくことは無くなったんだわって確信したわ。」

そう言って、優しく抱きしめたまま再度キスしてくれる。

「なんとなく互いに気付いてるけど改めて言わせて。・・愛しているわ。チェルニはクリアネス王国の王子様で、私は小国の公爵令嬢だけど、あなたと一生を共にしたい。」

「僕の場合は、ただただお世話好きの美少女でなんだかんだ言いつつ放っておけない優しい人だって思ってた。けど、いつかここを旅立つんだなぁと思うたびにさみしいなぁと思ってて、その気持ちはだんだん強くなるし、リリィ様の楽しげな笑みがうれしくて・・僕もリリィさんのこと愛しているよ。正直王子様って自覚が皆無だから個人的には平民の根無し草って気分だけど、頑張ってリリィさんの隣に立つにふさわしくなれるように頑張りたいから・・一緒にいてくれる?」

「当たり前よ。お互い頑張りましょう?」



そして周囲からものすごい歓声と拍手が聞こえる。

「はっ!・・・・人前だって言うのをすっかり忘れてたわ。・・チェルニとのキスが気持ちよくて。」

「あぁ・・そう言えばいつもキスする時ってぎりぎり人の目がないときだけだったのに僕がこんなとこでやったから」

「まぁ、いつ気付かれるかの問題だったと思うわ。」


「リリィ!よくやったわ!」

「さすがわ我が娘よ!!!これがホントの逆玉の輿よ!・・本人は身分に関しては無自覚だけど」

「あ、ありがと・・でも、否定意見はないのね。」

メイドさんたちや執事さんたちも全員うれしそうに拍手してる。

「そりゃあ、チェルニさんは教えてもらってると言いつつその教わった仕事全てを手伝ってくれるモノ。」

「は?そうだったの?」

「教わったら、身につけるために数をこなす必要がありますよね?」

「まぁ、実戦ほど身につきやすい場はないわね。」

「で、学んだら学んだだけ実戦しないと素人に毛が生えた程度だと教えてくれた人に申し訳ないじゃないですか。」

「まぁ、気持ちはわかる。」

「で、僕オールラウンダー計画もあるとなると、自然とそうなると思いません?」

「確かに・・ごめんなさい。私が変なことを言ったから大変だったのね。」

「楽しかったですし、周りが長期間しないようにさりげなく時間調整してくれてたので。」

「そうだったのね。」


「と言うわけでリリィは、家のことは気にせずにチェルニの旅について行きなさい。」

「え?けど、跡継ぎは?私1人っこだけど」

「大丈夫よ。私たちあなたを産んだの15だもの。」

・・・ママさんとパパさん若いと思ってたけど、ガチで若かった。

「それに、我が家系は先祖代々長寿なのだ。軽く100は超える年齢はざらだ。」

それは普通に凄い。

この世界の平均寿命は平民だと50~60

貴族だと70~80くらいと言われてます。(当然例外はあるけど)

ただし、あくまでも魔物が襲ってきたり戦争だったりというものがなかった場合の平均です。

それがあるからわりと早死には多い世の中なのです。

「それに、あなたたちの子供の1人を跡継ぎとしてもらえたらそれで十分よ。」

それだけ長寿の家系だからおおらかなんだろうね。

「わ、わかったわ・・ありがと//」

「それじゃあ、リリィさんの旅支度の準備もしなくちゃですね。」

「そうね。凄く楽しみだわ。なにげにこの国を出たことってほとんどないのよ。チェルニと出会ったときも数少ない外出の1回だったんだもの。」

「そうだったんですね。あ、一応、パパさんママさん、リリィさんもらいます。そして、これからもよろしくお願いします。」

「えぇ、こちらこそよろしくね。」

「あぁ、よろしく。チェルニ。君の記憶が戻っても戻らなくても、クリアネス王国に住むことになってもここに住んでも、どこでもないところに住んでも構わない。自由に生きてくれ。定期的に手紙などの報告があればそれでいい。」

「ありがとうございます。」


「とりあえずチェルニ。私の部屋行くわよ。」

「え?いつも通りお風呂を一緒にして、お昼ご飯を食べた直後だけど?午後は、お外でデートかな?と思ってたんだけど」

「何を言ってるのよ。あんなキスされて我慢を超えたのよ。前から言ってたでしょ?あなたを見るとムラムラするって」

当時から確かに言ってたけどそのときのは僕の反応が面白くてつい遊んでしまうというお気に入りにおもちゃでつい遊んじゃうの延長戦だったんじゃないだろうかと思ってる。

「でも、生娘卒業ほどじゃないって・・」

「そのときはね。けど、好きって気持ちが・・愛してるって気持ちが強まるのと比例してあなたの子供が欲しいって気持ちが爆増してるのよ。まぁ、子供は将来的に欲しいだけだしまだ後でも良いのだけど、あなたの初めてが欲しいからとりあえずおとなしく食われなさい。」

あぁ、その辺りで遊びから本気に切り替わったんだね。(本人無自覚で)

「・・・」

リリィさんはサキュバスでした。

そして、おとなしくリリィさんのお部屋に浚われ、しっかりとすることしました。

なんとびっくり、リリィさんは【体内制御】という面白いワザをお持ちらしく、そのおかげで妊娠させるかどうかも自由に操れるらしい。



【体内制御】

自身の体内の異物を魔力で分解し、自身に害のないタダのエネルギーとして吸収させることが出来る。

この能力は、妊娠に関しても同様に自由に制御が可能である。


リリィさん的には、毒とかだとなんとなく頭の中で異物があるけど除去しますか?みたいな質問が出てきて、はいとかYesとか答えるとそれで終わりらしい。

試しに、軽くお腹が緩くなる程度の凄く弱い毒をお医者さんを準備しておいてNoとかいいえにしたところ、その毒の効果通りお腹が緩くなったらしい。

まぁ、その直後にやっぱり対処してと頼むと速効で治ったらしいけど。

という感じで、僕が妊娠するようなことをしても妊娠しませんって選択すればそれで大丈夫なんだとか。

つまりは、リリィさんは毒とかそう言う関係に無敵ってことらしい。

後、魔法による状態異常とか精神異常とかも同様に除去出来るらしい。

・・これが、一種のチートってやつじゃないかな?


「だから、全く気にしなくて良いし、欲しいときは言ってちょうだい。言ってしまうと、不妊もないってことだから跡継ぎは100%出来るってことだし。」

「確かに、それは人によっては凄くうらやましがられるかも。」

「じゃあ、毎日お風呂の3回と寝るときのチェルニが言うところの腰砕きの儀式は子作りの儀式に変更ね。」

「どちらにしても、絞られるんだね。」

「これまではあなたは気持ち良い思いをして私は楽しいだけだったのを私も気持ちよくなりたいに切り替わっただけよ。一緒に気持ちよくなりましょう?気付いてると思うけど、私すっごい性欲強いから。これまでのアレはホントにタダのお遊びレベルよ。私が毎晩満足するまで頑張りなさいよ。」

「スキル的には大丈夫だけど、途中で動けなくなる。」 

体力と腰の耐久度的に

「そのときは、私が動くだけよ。」


それから、毎日体力と腰を強化するトレーニングが追加されるようになりました。

あ、リリィさんのステータスを後で見せてもらおう。


それよりも、ギターを弾くセバスさんものすごくかっこいいんですけど、とチラッとリリィさんを見つめると分かると強く頷かれた。

「で、リリィさん。」

「どうしたの?まだヤリたい?」

「それは、僕の体力的にとりあえず勘弁して下さい。」

お互い全裸でベッドでゴロゴロしてます。

散々絞り取られた直後で僕はぐったりしてるのでそんな妖艶な笑みはやめて下さい。

さすがに休憩を挟ませて下さい。

「そう。また後でね。それでどうしたのよ。」

「僕のここ最近のここでのスケジュール知ってます?」

「知ってるわよ?食事や1日3回のお風呂を私と一緒にするって言うのと、私が勉強と訓練をしている間はチェルニは家の人たち総勢から教わりつつその業務の手伝いでしょ?後は自由時間で私とずっと一緒。」

「そうです。その中で、実戦訓練も隙間で午前中と午後の計2回、してたんです。片方は実戦形式での技術面をメインに。もう片方は基礎の基礎の訓練って感じで。」

「そうね。よく知ってるわ。それがどうしたのよ。」

「その中の基礎訓練の方が魔力制御の訓練をしながらって言うのは変わらないのにリリィ様とのエッチに丸まるきり変わってるのがどうしてかなぁ?と」

そうです。

1日3回のお風呂の時と寝るときの計4回もリリィ様とすることしてるんです。

その1回も行為自体は1回で終わるはずもなく数回は普通。


そんな中で、午後の基礎訓練(魔力操作と身体操作のことね)の部分が、魔力操作の訓練はそのままなのにそれをしながらのリリィ様との子作りタイムです。

なぜに体力作りが実戦も実戦で年齢制限的な実戦に切り替わったんだろう?

さすがに疑問だよね。

嬉々として僕もリリィさんもシテるから言い訳なんて出来ないし、リリィさんが言い出したわけだけど。

「あ、それ?私も体力作りをしたかったからよ。」

「それでどうして、エッチな方に?」

「それはもちろん体力作りをするならタダきついんじゃなくて同時に気持ち良い方を選ぶに決まってるじゃない。私たちは体の相性もばっちりなんだから。」

「それは否定しないけど・・」

「それに、気のせいかと思ってたけど、チェルニの男の証・・おっきくなったし。・・最近は大きくならなくなったけどそれでも凄いサイズよ?・・大きすぎてきもいレベルじゃない絶妙に大きいサイズ。ある意味神秘だわ。」

「・・・気のせいと思ってたけどやっぱり気のせいじゃなかったんだ」

ステータスの詳細にそれっぽいのが書かれてて気のせいと思ってたら気のせいじゃなかった。

「それに、私も胸のサイズが大きくなったのよ。さすがにここ数日以降は止まったけど」

「確かに、リリィさんのおっぱいに埋められるときになんとなく思ってた。そう言えばサイズっていくつなの?」

「私?元々Eだったけど、Gになったわ。」

「でっかい・・。」

デッカいと思ってたけど、思った以上にデッカい。

しかも、腰は細いしお尻は小ぶりでプリッとしててつい飛びつきたくなるから余計にデッカく感じる。

まぁ、実際飛びついたことあるけどリリィさんは微笑ましげな笑みを僕に向けてたけど。

「なぁに?大きいのは嫌い?」

「大好きです。」

そう言ってお胸の間に顔を埋めるとリリィさんはうれしそうに抱きしめて包み込んでくれる。

リリィさんから香る甘いお花のような香りも好き。

「私も、チェルニのそのちっちゃい体に備えられた良い体格した男の平均サイズ並みのそれ、形も長さも大好きよ。それに、あなたが抱きついてきてくれるのが凄く好きなの。あなたのぬくもりを感じるし、ほんのりと果物みたいな甘くてさわやかな香りも好き。」

特に服越しではなく直接素肌同士がお好みらしく裸の時はよく抱きしめてくれてたけど、そういうことだったんだね。

「ねぇ、リリィさんのステータスがみたい。」

「良いわよ。代金は前払いだけど・・強制的に」

「え?」

リリィさんのお胸に埋まって幸せだったのにいきなり押し倒されて突然食われました。

リリィさんのステータスをみるには体力的にも体液的にも大変でした。

強制的に絞り取られました。

・・・【絶倫】ってワザが大活躍です。


「ふぅ。じゃあ良いわよ。」

「毎回これ、しないと見せてくれないの?」

「いいえ?今エッチしたかった気分だったからとりあえずすっきりしてから見せたかっただけよ?」

・・・やっぱりサキュバスだ。








名前:チェルニ・クリアネス

ランク:E

獣魔:シャル(猫っぽいナニカ)


性別:男の娘

年齢:20

種族:半妖精

身分:クリアネス王国第一王子、リリィ・フォロストの夫

職業:魔法侍


属性:全耐性

体力:S

魔力:C-

攻撃:B+

防御:C

俊敏:A+

練度:A+


攻撃1:【刀術】【足技】【属性纏い】【飛剣】【衝撃波】【刀舞】

特性1:【脚力強化】【魔力強化】【五感強化】【耐性強化】【打撃強化】【突貫強化】【魔力譲渡】

補助1:【忍者】【自己再生】【自力解毒】【勤勉】【両利き】【技巧】【調合】【舞踏】【メイド業】

自動1:【猫感知】【猫察知】【猫探知】【野生の勘】【虫の知らせ】【体験学習】【全魔法耐性】【絶倫(極)】【猫の目】


衣類:聖魔の着流し、癒しのニーハイソックス、猫好きブーツ

武器:魔断の神木刀

装飾:フォレスト王国フォロスト公爵家のコイン

その他:携帯式フライパン、安心安全水筒



加護

神々のお気に入り

称号

天然ボケ(無自覚)、迷子(不治)、愛され男の娘、お気楽マイペース、性別迷子、童顔、猫は親友、一途な百合もどき




特性

【魔力譲渡】

自身に宿る体液を相手の体内へ取り込ませることで量に比例して魔力を回復させる


自動

【絶倫(極)】

何があっても、何回頑張っても元気いっぱい

お世継ぎは心配無用、お相手さんはあなた以外に満足しなくなるので依存性あり

※仲良くなった相手限定で互いのサイズのみ成長(常識の範囲内にとどまる)

~追加事項~

心の底から愛し合う相手限定で回数を重ねれば重ねるほど体力と腰が強化されるが、相手の性欲がその分増すのであまり意味はない。

他人の下心とその内容を感じ取ることが出来る


【猫の目】

どんなに視界が悪いところでも、真っ暗闇でも真昼の霧1つないようによく見えるようになる。

たまに半透明な何かも見える



称号

一途な百合もどき

世界でタダ1人だけを純粋に愛し合うモノに捧げられるが、その片方が性別迷子のため周囲からは百合カップルのように見られる

どんな内容でも愛し合い続けることで相手の気持ちを察しやすくなり続ける




冒険者ランクは、リリィさんとのデートがてらちょこちょこ受けてたら1つ上がりました。

後、主にリリィさん関連で色々と覚えたよ。

後、ステータスもやっぱりリリィさん関連でごく一部だけ爆上がりしたよ。


あ、これがリリィさんのだよ。





名前:リリィ・フォロスト

ランク:B


性別:♀

年齢:18

種族:人間(淫魔)

身分:フォレスト王国フォロスト公爵家令嬢、チェルニ・クリアネスの妻

職業:修道女、魔法解析師


属性:聖水、分析・解析

体力:S+

魔力:A+

攻撃:C-

防御:C-

俊敏:D

練度:B+


攻撃1:【水操作】【聖水精製】【浄化】【分析・解析】【射撃】【杖術】

特性1:【魔力強化】【性欲変換】【打撃強化】

補助1:【技巧】【調合】【舞踏】【房中術】【体内制御】

自動1:【善悪判定】【絶倫(極)】【理想の巨乳】【淑女ガード】【谷間収納】


衣類:淑女のローブ、一途なキャミソール、一途な紐パン、淑女のブーツ、淑女の守り

武器:聖なる王笏

装飾:フォレスト王国フォロスト公爵家の儀礼剣

その他:ヒミツのランタン


称号

淑女の鏡、ツッコミマスター、一途な百合もどき、サキュバス








「・・・」

「何か言いなさいよ」

「リリィさん、エロの化身と淑女の化身が奇跡のコラボレーションしてるんだけど色々と便利なのもいっぱいだけど」

名前だけでもわかる混ざるはずのないものが奇跡的に混ざってるのがビックリなんだけど。

極みがついたことで、一周回って便利な能力が増えたのもビックリなんですけど。

後、エッチ系とはいえ、色々と便利って言っても癖が強いのが多くない?

僕も他人事じゃないけど。

「えぇ、チェルニと出会ってやることやる内に気付いたら種族すらも変なことになってるしね。見た目も中身も変わってないのに」

「エロくなったよ。」

僕の台詞はスルーされました。

「無駄なモノだと思ったけどチェルニと出会ってからそれが全部プラスに働くようになったから最近は強化されまくってるのよね。後、性欲があふれてあふれてしょうがないの」


「なるほど・・・そして僕もそれに巻き込まれてる。」

「良いじゃない。あなたも私を巻き込んでるんだから。互いに浮気はあり得ないって証明されてるから、それで良いのよ。」

「確かに、エッチは好きだけど私生活に影響出るくらいなのは勘弁して欲しいです」

「そこはもちろん安心してちょうだいな。私も分かってるから。」

「うん。」

「さて、今日は特に予定もないし、続きやるわよ。」

「まだするの?」

「当然よ。私のワザの検証も兼ねてるんだから。」

そうして僕はほぼ丸1日ご飯とかお風呂とかを除いてずっと食べられました。

主人公のチェルニさんの声ですが、どこまでも中性的な声で、見た目が美少女なので女性っぽく聞こえるという感じのイメージをしてます。

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