更新再開のお知らせと、ヘレナ先生による物語のおさらい講座
注:この回は本編とは関係ありません。
更新再開のお知らせと、それに伴って、これまでのお話のおさらい回となります。
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皆さま、おはよう、こんにちは、こんばんは。
『あなたが私を番にでっち上げた理由』で、いつも元気よく妄想を膨らませているヘレナ・レウエルでございます。
作者が複数の作品を同時展開するだけの器用さも能力もなく、結果、あっさりとこの作品が放っておかれて幾星霜。
私、ヘレナは、結婚式前というとってもナーバスになる時期に放置されたまま、ひたすらプルプル震えて過ごす羽目になっていました。(とか言って、侍女たちからのマッサージを毎日楽しんでましたけど♡)
・・・コホン。
え~、さて、他作品の連載も落ち着き、ようやくこのお話も先に進むかと思った矢先、作者はあることに気づいたそうです。
「読者の皆さまも、登場人物とか設定とか最早うろ覚えなのでは?」という事に。
なぜそう思ったかという理由は単純明快、作者自身がうろ覚えになっていたから。
あ、さすがに私の名前とユスさまの名前は憶えていたらしいですけどね。
でも、これから私たちの結婚式までの数日間でちょっとしたトラブルが起きるらしいのです。その際、国名とか人物名とかちょこちょこ出てくるらしいのですが、それを作者本人が忘れかけているという・・・(´;ω;`)ウッ…
それもこれも、アイデアを書き留めず、頭の中だけでお話を展開させる作者のせいなのですけどね。o(`ω´ )o
ちなみに、作者はこれに懲りて、次からはきちんとプロットを書く事を決心したとか。
それはさておき、今回作者は執筆を再開する為、第一話から話を読み返して、名前とか国名とか人物の相互関係とか確認したらしいです。
そして、読者の皆さまにもきちんとお話についてきてもらえるように、ここで主要人物紹介と、簡単なあらすじをまとめたいそうです。
けっこう登場人物は多いので、ここでご紹介するのは、この先の話に深い関わりがある人物だけになります。
《主要登場人物》
ユスターシュ ランバルディア王国の裁定者。先の国王ローハンの末弟。人の心が読める。
ヘレナ 貧乏子爵家の令嬢。ユスターシュの番とでっちあげられ、婚約者に。想像力豊かで生命力あふれるお気楽娘。
虎じろう ヘレナが拾った猫。茶トラ。
ロクタン ラムダロス伯爵家の一人息子で変な人。ヘレナを子供の頃から追いかけまわしている。ただのおバカかと思いきや・・・?
ハインリヒ ユスターシュの部下。かつて先々代国王の側妃が起こした暗殺未遂事件にまきこまれた。王立図書館の館長でヘレナの元上司。
アドルフォス 現国王で、ユスの甥(ユスターシュの長兄ローハンの息子)。ユスより3歳年上。
ロードリンゲン 気の良い宰相。奥さんはユスの実姉。
レア 先々代国王の側妃。国内派閥のバランスを考えて娶られたが、実子である第二王子を王位につけようとして、王子たちの毒殺を画策、未遂に終わるが、この事件によりレアは処刑、実家は取り潰される。
この時、既に国外に嫁いでいたレアの姉だけが無事だった。この事件でユスターシュは裁定者の能力が発現。
《簡単なあらすじまとめ》
貧乏子爵令嬢ヘレナに恋をした王族で裁定者のユスターシュは、確実にヘレナと結婚する為に番という話をでっちあげる。(実は周囲の関係者にはバレバレ)
ヘレナを好きだったロクタンからの抗議の突撃をお茶とお菓子で躱しながら、着々と結婚式の準備を進めるユスターシュ。実はその時にちゃっかりとロクタンの家であるラムダロス伯爵家の情報も探っていたらしい。
というのも、今回の結婚式に参加を表明した国の中に、国交が途絶えて久しいプルフトス王国の名があったからだ。
プルフトス王国との国交が途絶えた理由は、先々代国王の側妃レアが起こした事件が関係していると思われた。唯一の生き残りである彼女の実姉は、当時のプルフトス王国の王弟に嫁いでいた。そして、ロクタンの父方の伯母は、まだ国交があった頃にプルフトス王国の侯爵家に嫁いでいる。
更には、人間初の番同士の結婚式という事で、獣人国ライオネスからも参列客が来訪。王族は獅子の獣人らしい。
少しずつ距離が縮まっていくユスとヘレナ。けれど、ユスに対する感情全てを「番だから」と納得するヘレナに、ユスは焦りと罪悪感も感じていて・・・
と、大体はこんなところでしょうか。
私、ヘレナは毎日ブライダルエステとして全身をマッサージしてもらい、呑気に過ごしていたけれど、こうして改めてあらすじを見ると、この先に何かありそうな予感(-。-;・・・?
きゃー! 怖い!
と、とにかく、更新は明日から再開です!
ちょっと脅かしましたけど、お話は相変わらずのコメディ路線ですのでご安心を。
それでは皆さま、完結まで応援よろしくお願いします!
そして、私たちが無事に結婚式を挙げられる様に祈っていて下さいね♡
ヘレナ・レウエルでした♪




