第三話 王都にて
テスト期間で、全然更新できませんでした。すみません
謁見室を出た後ドラゴンさんに体を返して貰ってから私はつい叫んでしまった。
「やりすぎですよ!ドラゴンさん!」
『そうか?そんな事は無かろう大分優しく方だぞ?』
「そうなんですか?」
『そうなのだ。』
「………ファリア様?ドラゴンさんとはどういう事でしょうか?ネックレスが喋っているように見えるのですが。」
と、ハキリがすっごい驚いたような顔で聞いてくる
「そういえばハキリにはまだ言ってなかったね、お城でのことをお話したら、なんだかすっごく泣き出しちゃった泣き虫のドラゴンさんとこのネックレスの中で会ったの!」
「…は?」
「どうしたのハキリ?」
「いやいやいや、ファリア様、ネックレスの中にドラゴンがいるなんてあるわけないじゃないで」
『いるぞ』
「いたぁ⁉︎」
ハキリが変なポーズと声で衝撃を受けたみたいにジャンプする。
「もう!ハキリったら私が嘘つきだと思ってたの⁉︎酷い!」
「いや、どう考えてもおかしいでしょう!つけた人間は消滅すると言われた呪いのネックレスの中になんでドラゴンがいるんですか!あなたが人間を消滅させったって言うんですか⁉︎大体名前も名乗らないなんて怪しすぎるでしょう‼︎」
ってハキリが大声で言ってくる、
『街中で喚くな!周りの人間が全員こちらを見ているではないか!』
ドラゴンさんの言う通り、町中の人がこっちをジーっと見てる。
「私がおかしいんですか!」
「ハキリ!悪いことしたら謝らなきゃいけないんだよ!謝らなきゃハキリのこと嫌いになっちゃうからね!」
「すみません…ですがファリア様の身の安全のためにもドラゴン殿の名前を教えてもらい、その上でファリア様を護ると誓って頂きたいのです。」
『…よかろう、我が名はいなにすあ・ラヴェイジ・ドラゴハーツ。あらゆるの龍の始祖であり、皇帝であり、全能たる神を殺した者だ。』
「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」」
『煩ぁい!黙れ!』
「いや、ドラゴハーツってアレですよね?かつて全能神を含んだ神を全て鏖殺した暴虐の龍帝ですよね?余計ファリア様は任せられませんよ⁉︎」
「ドラゴンさん神さまも殺せるくらい凄いドラゴンさんだったんだ!これからお願いします!」
『うむ、宜しく頼む』
「ファリア様ぁ⁉︎」
『そもそも何だその神々を全て鏖殺したとか言う我が一方的に神を襲ったかのような言い方は…先に手を出して来たのは神々の方だぞ。』
『ふぇ?』
己コロナぁ!カラオケに行かせろぉ!