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同棲生活を1日目

僕は大学へ行く準備を始めた。

「どこへ行くの?」

「大学だよ」

「私も行くー」

また変な脅しをされても面倒なので、一緒に行くことにした。

今日の目的はサークルへの顔出しと大学の課題の作成だ。

俺が入っているのはアニメ・ゲームサークルだ。

こんなかわいい子を連れて行けばみんな驚くだろうな。あ、ただなんて紹介するべきなんだろうか

「君をほかの人にはなんて説明すればいいの?」

「正直に言うのはまずい、多くの人に外の世界から来たことは伝えてはならない決まりなので」

「そうだな、彼女ということにしておけ、一緒に住んでいるのだしちょうどいいだろ」

「えっ、いまなななんて!」

彼女からの唐突な提案にドキドキが止まらない。

「まさか、彼女がいるのか?」

いるどころか、生まれてこの方いたこともない。

「いないよ」

「なら問題ないな」

いや問題とかそういうことではなく、戸惑う気持ちもあったがこんな美少女が彼女かアリだな!

「まあ、そういうことにしておこうか」



「こんにちは!」

「おう!」

部室に入ると知樹がゲームをしながら返事をした。

どうやら今日は彼しか来ていないらしい。

「そのかわいい子は誰だい?」

「紹介しよう、俺の彼女だ」

「え?それはどんな冗談かな」

まあそうだろう、俺も逆の立場だったら全く同じ反応をするだろう。

「いや、だからマジだって」

「君名前はなんていうの?」

もう知樹は俺の話を全く聞いていない…

「カエデです。よろしく」

「カエデちゃんか、いい名前だね」

「ここは何をすることろなの?」

「俺はゲームの腕を磨き、eスポーツの大会へ参加などを行っているよ」

知樹は地元では名の知れたゲームプレイヤーである。

「よし、3人で桃拳7をやろうか」

知樹の一番得意な格闘ゲームじゃないか、カエデの前でいい恰好するつもりだな。

3人で桃拳をやることになった。

「え?」

なんと、カエデはいきなり知樹に圧勝した。

「信じられない、俺が負けるとは」

初心者のカエデに負けてしまい、知樹は放心状態になっている。

「なんでこんなに強いの?」

「いや、これくらい当然だろ!」

カエデは満面の笑みを浮かべている。

どうやらカエデの世界でも格闘ゲームは存在するらしい。

「もう1回、もう1回だ」

その後、2人は何時間も対戦を繰り返していた。

その間に僕は課題を仕上げた。

「そろそろ帰るかな」

「えーまだゲームしたいよ」

「わがまま言うな」

「ごめん、カエデちゃん俺もそろそろバイトの時間で帰るわ」

3人は部室を後にした。

家に帰るとカエデはノートのようなものに何かを書いている。

「何を書いているんだ?」

「今日の報告事項書いているのだ見てわからんか」

なになに、この世界の人間はゲームが下手と。

知樹が見たら泣き出しそうなことがずらずらと書いてあった。

「みるなー」

「毎日報告が必要なの?」

「そう、これを書かないと大変なことになるの」

僕の課題みたいなもんなのか、

気になったが、カエデは教えてくれそうにない。

「腹がは減ったぞ、ご飯はまだか?」

「はい...」


同棲生活を初日がおわった。

異世界人との生活とは意外と普通なんだな

初日からアニメやゲームのような壮大な事件などが起きるものかと心配していたが案外楽しかったな。

「おやすみ。」

僕がベットで寝ようとしたら、なんとカエデがベットに入ってきた

「おおおやすみ。」

あたふたしているうちに彼女は寝てしまった。

美少女が横で寝ているとかとんでもなく、やばくないか。

僕は一睡もできず、朝を迎えた…

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