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鏡の使者  作者: 日向 葵
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〜Miller messenger〜

 左利きは嫌いだ、鏡の使者は思った。

彼は歯を磨いてる。

鏡の使者は歯磨きを欠かさない。歯茎をマッサージするようにするのがポイントだ。彼はいつも通り右手のコップを口に運び、そしてゆすいだ。

毎日の歯磨きのおかげか、彼の歯は白くて滑らかだ。スーツ姿の彼が洗面台の鏡に向かって笑顔を作る。


 身だしなみの最終チェック。

寝癖があるのに気づきすぐさま直す。艶のある黒髪がいつも通りのマッシュヘアーに戻る。奥二重の猫目がよく似合っており、177センチという身長。異性にモテない筈は無かった。

時計の針が、もうすぐ8時を示そうとしてることに気がつき鞄を持って仕事に向かう。

「行ってきます」

彼の声が誰もいない筈の部屋に寂しく響く。


「いってらっしゃい」

鏡の向こうで使者はニヤリと笑っていた。

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