ＡＥＤ
そこな君、私はＥＤではありませんよ。
そう、ＡＥＤのお話です。
ちなみに、自動体外式除細動器という名前みたいです。
心停止している人の救命用機器です。
今、至る所に置いてあるＡＥＤを見るじゃないですか。
触ってみたいと思いませんか？
そこで調べたんですが、彼方此方で無料の講習会があるんです。
申し込もうとしたら、大人気で希望時期には無理でした。
たまたま、会社で希望者の案内が回って来たんです。
会社のビルには、けっこう置いてありますしね。
仕事中に行ってもいいのでラッキーです。
即、申し込みました。
オリンピック金メダリスト所属の警備会社の人が講師でした。
目からビームが出る、人類最強の女性が住まう会社です。
上半身だけの人形相手に、胸骨圧迫の練習をするのですが、かなりしんどいです。
胸骨圧迫とは心停止時における、心臓マッサージの事みたいです。
一分間に１００回くらい、ぐいぐいと結構な力で続けます。
女性は力が足りない人もいたりしました。
これを救急車が来るまで続けるわけです。
交代しながらでないと無理です。
そしてＡＥＤを使って、人命救助の寸劇をやらされます。
これが結構楽しいんです。
配役は下記となります。
・救命者役（要救助者発見を含む）
・救急車を呼ぶ係り
・ＡＥＤを探しに行く係り
３名の配役です。
救命者役が心停止の人形を発見する所から始まります。
胸骨圧迫をやりながら、助けを大声で呼びます。
そこに配役２名がやって来ます。
救急車を呼んでくれ、ＡＥＤを持ってきてくれと指示を出します。
ＡＥＤは電源を入れると勝手に喋り始めます。
中には２枚の電極があって、上半身を裸にして貼り付けます。
ＡＥＤが喋る指示に従えばＯＫです。
もしもの時は恐れずに使いましょう。
これを３名でローテーションするのです。
７チーム出来ていたので、結構大騒ぎでした。
詳しくは、警備会社のホームページを見てください。
最後に質問の時間があったので聞きました。
「結構な力で胸骨圧迫するけど、肋骨折れないの？」
「折れても続けてください。生きていれば治せますから」
なるほどね。
「女性の上半身脱がして問題になりませんか？」
「周りの人が協力して見えない様にしましょう。協力をお願いしましょう」
凄く為になりました。
あなたも受講しませんか？
小説を書く一助となるはずです。
書いていて、良い復習になりました。
